世界最大級のキルトの祭典「第18回東京国際キルトフェスティバル」24日から東京ドームで

1月24日から30日までの7日間、東京ドームで「第18回東京国際キルトフェスティバル―布と針と糸の祭典」が開催される。このフェスティバルはキルトを愛する人々が集い、キルトの魅力を伝える世界でも最大規模のキルトの祭典。

今回の特別企画は2つで、1つ目は「印象派に恋して~キルトとアートの素敵な出会い~」。19世紀後半、印象派はまばゆいばかりの光と光彩で多くの人々の心をとらえてきた。日本を代表するキルト作家の鷲沢玲子氏、キャシー中島氏、上田葉子氏、阪本あかね氏の4人が「印象派の世界」をキルトで演出する。

2つ目は「南フランス・プロヴァンスの服飾魔法~アルルの女~」。「アルルの女」でも知られるプロヴァンス地方。アルルの服飾研究家マガリ・パスカル氏の貴重なアンティーク・コレクションが日本で初めて公開される。

また日本最大級のキルトコンテスト「日本キルト大賞」では、国内外から応募のあった作品の中から入選・入賞作品約290展を展示する。

【展示内容】
・特別企画「印象派に恋して~キルトとアートの素敵な出会い~」
モネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャンなど、19世紀後半、印象派はまばゆいばかりの光と色彩で、多くの人々の心をとらえてきた。今回の特別企画では、第一線のキルト作家4名が、それぞれ愛する画家たちの世界をキルトで表現する。
鷲沢玲子氏は、花々彩るモネの世界=モネが終生愛した「ジヴェルニーの庭」をモネ財団の正式な協力を得て、布世界の中に“モネの夢”を実現する。キャシー中島氏は、ゴーギャンが愛した南洋(タヒチ)の楽園への旅、上田葉子さんは、ルノワールの美しい少女の世界へ遊び、阪本あかねさんは、ゴッホの夢を糸で紡ぐ。個性溢れた、それぞれのキルトワールドが時空を超えて、アートな旅へ誘う。

・特別企画 「南フランス・プロヴァンスの服飾魔法~アルルの女~」
ゴッホやゴーギャンが魅せられ、「アルルの女」でも知られるプロヴァンス地方。ブティ(キルトを白一色で表現)や独特の刺しゅう文化を数世紀に渡って守ってきた。アルルの服飾研究家マガリ・パスカル氏の蒐集してきた貴重なアンティーク・コレクションが日本で初めて公開される。
また、会期中には、マガリ氏の娘で元「アルルの女王」=オディール・パスカル氏による、当時の洋服を着用してのギャラリートークも行われる。

・絵本きるとスペシャル「NHK Eテレのなかまたち」
2019年はEテレ(教育テレビ)が放送を開始して60年。「おかあさんといっしょ」や「できるかな」のゴン太くん、「いないいないばあっ!」のワンワンなど、みんなが遊び、一緒に育ってきた仲間がキルトになって大集合!20名のキルト作家が懐かしい想い出を表現する。

【開催概要】
●名称:第18回東京国際キルトフェスティバル―布と針と糸の祭典―
●主催:東京国際キルトフェスティバル実行委員会
(NHK・読売新聞社・東京国際キルトフェスティバル組織委員会)
●後援:外務省、経済産業省、東京都、アメリカ合衆国大使館、NHK出版、NHK文化センター
●企画運営:NHKエデュケーショナル、NHKアート、(株)東京ドーム
●期間:2019年1月24日(木)~30日(水) [7日間] 9:30~18:00(入場は閉場の30分前まで)※初日は11:00開場、最終日は17:30閉場
●会場:東京ドーム (東京都文京区後楽1-3-61)
●公式サイトhttps://www.tokyo-dome.co.jp/quilt/
●入場料金:当日券 2,100円 ※小学生以下は無料。但し大人の付き添いが必要
●総展示数:約1,800点