【八王子MICEの魅力とは?】
東京たま未来メッセと高尾山、都市・自然・文化の街


八王子市では一昨年にコンベンション施設「東京たま未来メッセ」が開業し、現在、市でのMICE誘致・開催の促進に積極的に取り組んでいる。

今回は記者がファムトリップで訪れたMICE施設や、ユニークベニュー・エクスカーションツアーなどに活用できるスポットなどを紹介しながら、八王子MICEの特徴について伝える。

東京・八王子MICEの魅力とは?

八王子市は東京都の西部に位置し、高尾山をはじめとする豊かな自然に恵まれ、古くから交通の要衝として栄えた首都圏の中核都市だ。

新宿から電車で約40分、東京国際空港(羽田空港)からリムジンバスで80分と、主要エリアからのアクセスにも優れている。

MICE施設

学会や国際会議、大規模な展示会からスポーツイベントまで、駅周辺に様々な施設がコンパクトに集約。都心と比べてコストも抑えられる。

東京たま未来メッセ

京王八王子駅から徒歩2分、2022年にオープンした多摩エリア最大級の産業交流拠点。2000名を収容できる約2400㎡の展示室と会議室を備えている。

柱のない開放感あふれる展示室は天井高が10mと高く、スライディングウォールで会場を分割して利用することも可能(4分割・各約600㎡)。

見本市・展示会やイベント、セミナー、就職フェア、試験、美術展覧会など幅広い用途に対応できる。

ガラスウォールを開放し、屋外広場と直結した会場としての利用も可能。天井のデザインは多摩織の意匠をモチーフにしている。

・スピーカーと大型スクリーン(200インチ、500インチ)、プロジェクターを常設
・床耐荷重4トン/㎡
・トラック乗り入れ可能なバックヤードが展示室に直結
・大小7つの会議室は収容人数26名から100名まで、研修、セミナー、各種相談会、面接会場など幅広く利用できる

 

宿泊施設

東京たま未来メッセ周辺にも多くの宿泊施設があるが、今回は高尾山のふもとにある企業研修などに向いているタカオネに宿泊した。

タカオネ

高尾山を満喫するための拠点になるホテル。焚き火を楽しめることでも有名で、日帰りで訪れる人も多い。

バーベキューの設備や60名まで収容できるホールもあり、企業研修やテレワークにも向いている。

ルーフトップから高尾山を眺められる。地元のホップを使用したオリジナルビールも提供。

部屋にはシャワーが完備されているが、徒歩数分にある「極楽湯」には温泉やサウナも。

 

先端技術企業

古くから産業都市として発展してきた八王子は、多くの企業が事業拠点を立地している。ビジネス関連のイベントはもちろん、産業・技術見学ツアーの開催も支援している。

島田電機製作所

オーダーメイドのエレベーターのボタンや表示灯を作り続けてきた、1933年創業のモノづくり企業。日本中の高層ビルや有名建築で使われ、業界シェアは6割以上を誇る。

その技術と、ユニークな組織づくり、ファンづくりでメディアにも多く取り上げられ、工場見学は抽選確率1%と大きな人気を集めている。

「1000のボタン・早押しチャレンジ」は30秒でどれだけ多くボタンを押せるかに挑戦。押し方でその人の性格が出たり、非常に盛り上がる人気スポットだ。

アクリルや板金の作業エリアを見学可能。手作業での磨き上げでは、0.01ミリまで精度を高めるという。

社内は社員同士の距離が近いオープンオフィス。カフェ&バーがあるなど、従業員エンゲージメントを高めるための施策について話を聞くことができる。

歴史・文化・自然体験(ユニークベニュー)

伝統文化はもちろん、ミシュラン社のガイドブックで最高評価の三ツ星を獲得した高尾山での様々な体験や、サステナブルな取り組みにもつながる、多彩なプログラムが用意されている。

TAKAO 599 MUSEUM

高尾山口駅から徒歩約4分、高尾山の入口にある無料のミュージアム。“599”は高尾山の標高を表す。

迫力のプロジェクションマッピングと音楽で高尾山の自然を体験できる「NATURE WALL」、美術品のように展示された四季折々の植物や昆虫を細かいところまで観察できる「NATURE COLLECTION」、多摩産材のイスとテーブルをずらりと並べた「カフェスペース」など、高尾山の魅力を詰めこんだミュージアム。

冷暖房完備で、登山コースの確認や自然学習、また下山してからの憩いの場としても愛されている。

2階では「市民ギャラリー」をレンタルしている。

桑都(そうと)テラス

八王子は甲州街道の宿場町であり織物業が盛んであったことから、中町は料亭などが立ち並び、花街として栄えてきた。

2022年オープンした桑都(そうと)テラスは、八王子の「花柳界」という伝統文化に触れることが出来る新スポットだ。

飲食店や物販店での買い物だけでなく、大広間演芸場では食事をしながら八王子芸者衆による舞踏を鑑賞したり、お座敷遊びなどを楽しめるワークショップも開催。

一帯は黒塀に柳が揺れ、和の風情を感じられる花街。和洋のスイーツやランチ、お酒にもこだわっており、女性も気軽に訪れられる空間となっている。

八王子芸者衆(八王子三業組合)は学会などMICE会場への派遣にも対応している。

磯沼ミルクファーム

70年にわたり八王子で酪農を営んできた、乳牛や羊など約100頭が1000坪の放牧地でのどかに暮らす牧場。

観光牧場とは違う「オープンファーム」というコンセプトのもと、無料で見学を受け付けている。

国内でも珍しい6品種の乳牛を飼い、乳搾り体験・バターづくり体験が人気。

「アニマルウェルフェア(家畜福祉)」に配慮した飼養方法を実行している。また、食品工場から出る野菜や粕類をエコフィードとして給餌するなど、循環型農業にも取り組んでおり、SDGsなどに関する教育ファームとしての役割も果たしている。

 

グルメ

都内一位の農業生産高を誇る八王子市には、地産地消メニューを提供するお店をはじめ、美しい庭園のある料亭まで、多彩な食の魅力にあふれている。

TOKYO FARM VILLAGE

のどかな風景を眺めながら磯沼ミルクファームのミルクやビーフ、地元農家の採れたて野菜を味わえる、2022年にオープンしたレストラン・カフェ。

レストランではジューシーで肉厚なハンバーガーや焼きたてのパイ、栽培に牧場の堆肥を使用している新鮮野菜によるサラダなどを楽しめる。

料理だけでなくソファーや照明、テラス、暖炉など店内は非常におしゃれで、名物のヨーグルトやサブレ、ミルクティーの茶葉などおみやげも購入できる。

本当に街中なのか疑いたくなるくらい牧歌的な光景が広がる、磯沼ミルクファームの恵みを体感できるスポット。

ミルクスタンドでは多品種ブレンドミルク「みるくの黄金律」のソフトクリームが人気だ。

東京八王子蒸溜所

2021年にオープンした、西東京では初のクラフトジンの蒸溜所。

予約制の蒸溜所ツアーでは製造所内でジンが作られる工程について解説を受けた後、テイスティングも楽しめる。

バーやイベントスペースも併設し、ラボやコミュニティの機能も持つ、八王子の新たな注目スポットだ。

「トーキョーハチオウジン」は、個性を目立たせすぎない、バーでもカクテルの材料として使いやすい伝統的なロンドンドライジンであることが特徴。ベースのスピリッツからオリジナルレシピのボタニカル(ハーブやピールなど)、ボトルやコルクに至るまで、アメリカのKOVAL社で直々にノウハウを学んだ代表の中澤氏のこだわりが徹底されている。

「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022」の洋酒部門で金賞を受賞した「CLASSIC」、柑橘系の風味で飲みやすい「ELDER FLOWER」、食事によく合う「トーキョー スパイスジン」と、飲み比べて楽しむことも。

開催支援

令和5年度八王子MICE開催助成金

(公社)八王子観光コンベンション協会では、市内で開催されるコンベンション等のMICE(学会・大会、会議・研修会、展示会等)に対し経費の一部を助成している。(2024年1月29日時点)

ワンストップサポート

また、(公社)八王子観光コンベンション協会では幅広いMICE開催支援実績を活かして、MICEの誘致段階から開催準備、開催当日まできめ細やかにサポートしている。

お問い合わせ

八王子観光コンベンション協会HP:
https://hachioji-mice.org/

お問合せフォーム:
https://hachioji-mice.org/contact/

公益社団法人 八王子観光コンベンション協会
〒192-0083
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