UFI、2026-27年会長にメッセ・デュッセルドルフCEO ヴォルフラム・N・ディーナー氏を選出

国際見本市の業界団体UFIは、2026-2027年の会長にメッセ・デュッセルドルフグループの社長兼CEOであるヴォルフラム・N・ディーナー(Wolfram N. Diener)氏を選出した。

ディーナー氏は「世界的な課題が山積する今、業界を代表する者として、そして見本市産業の持つ『つなぐ力、刺激する力、前進させる力』を信じる者として、UFI会長に選出されたことを光栄に思う。私たちは、経済が私たちを最も必要とする場所―新興市場、そして国際交流の交差点―に存在しなければならない。見本市業界は産業界だけにとどまらず、ビジネス、政治、科学の橋渡しをする存在。この使命のもと協調的で未来志向、そしてインパクトのある見本市業界の構築に尽力していく」とコメントしている。

ディーナー氏は2025年11月に香港で開催される第92回UFIグローバル・コングレスで、次期会長としてプレジデンシャル・トリオに加わり、2026年11月の第93年コングレスで正式にUF会長職を引き継ぐ予定。国際見本市運営の卓越した知見と、メッセ・デュッセルドルフの国際的プレゼンスの高さが会長選出の決め手となった。