三菱地所、東宝及び公益財団法人出光美術館は12月、3者が取り進める「(仮称)丸の内3-1プロジェクト(国際ビル・帝劇ビル建替計画)」について、計画概要を発表した。
工事期間は2025年度から20230年度を予定している。
≪計画の特徴≫
・帝国劇場・出光美術館の再整備と機能強化
・皇居外苑を眺める低層屋上テラスの整備
・東京メトロ有楽町線・都営三田線との駅まち接続
・JR有楽町駅東西を結ぶ地下通路の新設 等
歴史を継承しながら芸術文化の発信を象徴する、世界に誇れる風格ある新しい景観の創出を目指し、皇居からのパノラマ景観を意識したスカイラインを形成しつつ、街並みに調和しながらも特徴を持つデザインとなっている。
皇居に面するお濠端の眺望を最大限活かし、交通アクセス性、環境性能にも優れたハイグレードオフィスを6階~29階に整備。
低層部には本計画の特徴である文化芸術機能(劇場・美術館)に加えて、食やショッピングを楽しめる施設を設ける。
出光美術館らしさを継承し、展示公開エリアを拡充。様々な文化発信プログラムの開催やアフターMICEメニューの提供等を通じて、美術館の整備・機能強化を図る。
皇居外苑を望む低層屋上テラスはMICEユニークべニューとしても活用することも想定している。