田中旅日記 クラビてわかるタイMICE その3 ファイブクラスター!

田中旅日記 クラビてわかるタイMICE その3 ファイブクラスター!

6月19日から24日まで、タイ国政府コンベンション・アンド・エキシビション・
ビューロー(TCEB)さんの取材で、タイのバンコクとクラビを訪れました。

7月1日に日本テレビで「ハングオーバー2史上最悪の二日酔い 国境を越える」が
放映されました。結婚式前夜のパーティで酔っぱらって、気づいたらエライことに、、、
というドタバタコメディなのですが、その結婚式の会場がクラビのプーレイベイ・
リッツカールトン・リザーブでございます。もちろん視察して参りました。

たくさんの人がこの映画を見てクラビ旅行を決めたようですが、
タイのプロモーション映画として見るのも面白いかもです。

といいつつ今回はTCEBプロモーション戦略について新局長のノパラット・
メターベークンチャイ氏が語った記者会見のもようをお届けします。

海外からの記者が集結した6月20日、デュシ・タニ・ホテル・バンコクで、TCEBは「2013コネクションプラス メディア視察ツアー記者会見」を開催しました。

コネクションプラスというのは、TCEBが企業ミーティングやインセンティブトラベルのバイヤー向けに毎年開催している体験ツアー。注目のリゾートやアクティビティを紹介し毎年数多くのMICE誘致に結びつけています。参加者はMICEディスティネーションの情報を得るだけでなく、参加者同士の情報交換などによりセミナーやミーティングのトレンドを吸収しています。

記者会見ではTCEBのプロモーション戦略のなかで「Connecting Asia’s Diversity of Dynamic Destination(アジアの多彩でダイナミックな場所をつなぐ)」というキーワードを掲げて、さらなるMICE発展を目指すことを表明。今年はビジネス旅行者94万人と880億バーツの売上げ、MICEビジネスの成長率10~15%を見込んでいます。

今回のツアーの目的地はタイ南部のアンダマン海に面したクラビ。マリーンアクティビティを中心とした「アドベンチャーMICE」をテーマにして、世界16か国から約50人の企業代表者・MICEバイヤーと、約30人のMICEメディアが参加しました。日本からも8人のバイヤーのほか、日系企業の海外支店代表者もメンバーに入っていました。

5月16日にTCEBの局長に就任したばかりのノパラット・メターベークンチャイ氏は「成長を続けるアジア経済を背景に、TCEBはタイをトップクラスのMICE目的地へと牽引しています。あらゆるタイプのビジネスイベントに対応するため、さまざまな特色を備えたディスティネーションを勢揃いさせています。先日開催したロンドンロードショーや5月にドイツ・フランクフルトで開催されたIMEXから “Connecting Asia’s Diversity of Dynamic Destination”というプロモーションを新たに展開し、より積極的に活動していきます」と挨拶しました。
また、コネクティングアジアに含まれる3つの要素について説明していました。

1.ワールドクラスのビジネスイベントに対応する施設
タイ国内全域で進むイベント施設の整備。各地域を結ぶ交通インフラの充実。ニーズの高いWi-Fiなど情報インフラ。ワールドクラスの宿泊設備。

2.バラエティに富んだMICE都市郡
バンコク、パタヤ、チェンマイ、プーケットをMICE都市に指定。また全国を5つのエリアに分けて、地域の特色を活かしあらゆるタイプのイベントに対応。

3.充実したビジネスイベント向けプログラム
企業のCSRに貢献するもの、歴史と文化体験、冒険、エコ活動、贅沢感、など記憶に残るユニークな体験を提供する創造的なプログラムを用意

「クラビはプーケットやパンガーとともにアンダマンエリアを構成します。都会の喧噪から離れたリゾートで、その特殊な地形を利用して、カヤック、カヌー、ダイビングm六クライミングなどアクティブなプログラムを組み込んだチームビルディングに適した地域といえます。グループの規模としては50~500人中小の企業イベントやインセンティブに向けてプロモーションを強化していきます。TCEBは記憶に残る魅力的なイベントを提供するだけでなく、実施した企業の成長に資することを目標にしています。」とノパラット氏はプレゼンテーションを締めくくりました。

マーケティング・コーポレートイメージ担当役員のパリチャット・サウェートセラニー氏がタイのMICE事情を解説してくれました。

昨年、タイ国内で開催されビジネスイベントは7382件、MICE案件でタイを訪れた外国人は89万5224人、関連の売上げは797億7000万バーツ(約2576億5710万円)。分野別では、ミーティング25%、インセンティブ24%。コンベンション33%、展示会18%。地域別ではアジア65%、欧州11%、アメリカ6%、豪州4%、中東3%、アフリカ2%となっています。

 

MやIもしっかり統計がとれているのは素晴らしいですね。
2013年の予測値は局長が説明したとおり、10~15%の成長率、94万人のMICE来訪者、880億バーツの売上げを見込んでいます。

またワールドクラスのコンベンション施設として次の8件をあげました
1.バンコクコンベンションセンター at セントラルワールド
2.BITEC
3.IMPACT
4.クイーンシリキッド・ナショナルコンベンションセンター(QSNCC)
5.ロイヤル・パラゴン・ホール
6.パタヤ展示・会議ホール(PEACH)
7.スローン国際コンベンションセンター
8.チェンマイ国際展示

そしてタイの5つのMICE指定都市のバンコク、パタヤ、チェンマイ、プーケット、コンケン。そしてタイ全土を5つのクラスター(都市群)に分けて、その特色を活かしたマーケティングしていくというのが、TCEBの戦略のようです。セントラル・クラスター、ノーザン・クラスター、ノースイースト・クラスター、アンダマン・クラスター、ベイ・オブ・タイクラスターと5つの地域があります。クラスターという単語を連発していて、なんかの必殺技っぽくてかっこいいなと思ったのですが、都市群みたいな意味で使っていました。日本でも東京ベイエリア合同でMICEプロモーションをしていますが、似たような感じみたいです。(各クラスターの特色は次の機会に-まだ整理してません・・・)

▽TCEBディレクターのパリチャット・サウェートセラニー 氏のメッセージはこちら(提供“Eugene goes to Thailand”)
http://youtu.be/p4ytBXV7rp0

さて、次週からは極上のリゾート地、クラビの魅力をたっぷりとご案内します。
本当にただの旅日記になりそうです。(田中)

==アーカイブス==

田中旅日記 クラビてわかるタイMICE その1 コネクションプラス008
http://www.eventbiz.net/?p=22549

田中旅日記 クラビてわかるタイMICE その2  プレミアムレーンの優越
http://www.eventbiz.net/?p=22846