首都大学がMICE講座受講者の募集開始


東京都産業労働局と首都大学は11月14日(金)から12月9日(火)のうち8日間、オープンユニバーシティ講座「観光とMICEの見方・考え方」を開講する。会場は首都大学東京飯田橋キャンパス(12月5日のみ東京国際フォーラムで実施)、 講義は1コマ90分の8コマ実施、定員は20人、受講料は1万2,000円、会員外は別途入会金3000円が必要、となっている。

東京都では平成24年度より首都大学東京と連携し、MICE誘致実務者のみならず、大学生から社会人までの幅広い層を対象にオープンユニバーシティ講座を実施。MICE業界の最前線で活躍する講師陣が、MICEに関する知識や実践的な事例を伝えるとともに、首都大学東京等の講師陣が、観光の基本的な見方や考え方や観光におけるコミュニケーションの重要性について、分かりやすく解説する。

今期の講師陣とスケジュールは以下の通り。

 

日時 講義項目 講師 (敬称略)
11月14日(金) 「観光の見方・考え方」 菊地俊夫
19時00分~20時30分  観光の基本的な従来の視点を踏まえながら、MICEや着地型観光などの新しい観光の捉え方を説明する。 首都大学東京 都市環境学部 教授
11月18日(火) 「観光まちづくりの考え方と実践」 川原晋
19時00分~20時30分  着地型観光を進めるために配慮すべき、観光対象地の市民や企業が取り組む観光まちづくりの意識や実践を解説する。 首都大学東京 都市環境学部 准教授
11月21日(金) 「コンベンション都市戦略とMICE」 東秀紀
19時00分~20時30分  観光やMICEにおけるシティーセールスの役割や効果について、コンベンション都市といわれていた時代から歴史的に説明する。 首都大学東京 都市環境学部 教授
11月25日(火) 「観光と政策」 本保芳明
19時00分~20時30分  安倍政権の発足後、観光立国に向けた動きが加速化されており、これまでの国の取組みと今後の展望について解説する。 首都大学東京 都市環境学部 教授
11月28日(金) 「新たな観光戦略としてのMICE」 奥山隆哉
19時00分~20時30分  MICEの市場規模、MICEビジネスの実際とその効果、MICEデスティネーションとしての東京。 敬愛大学経済学部講師
一般社団法人日本旅行業協会 元事務局長
12月2日(火) 「香港に学ぶMICEプロモーション」 古谷剛
19時00分~20時30分  アジアをリードするMICE先進都市香港の戦略と取組を分析。 香港政府観光局 アシスタントマネージャー MICE
12月5日(金) 「MICE 事例研究1」 前原俊幸
19時00分~20時30分  東京で開催されたコンベンション(C)や展示会(E)の具体的な事例を研究。 株式会社東京国際フォーラム 営業部セールスグループ デピュティ・ジェネラル・マネージャー
12月9日(火) 「MICE 事例研究2」 浅井新介
19時00分~20時30分  実際に開催された企業ミーティング(M)やインセンティブ(I)を例に戦略的誘致手法を分析。 MPI Japan Chapter名誉会長 一般財団法人日本ホテル教育センター MICE塾塾長

募集を開始は9月4日から。申込みや詳細については、首都大学東京オープンユニバーシティのホームページ(http://blog.second-academy.com/syutodai/renkei/)を参照するか、電話(042-677-2362)で問い合わせること。