展示会産業規模3倍目標に ~日本展示会協会新年懇親会~

日本展示会協会(石積忠夫会長)は1月8日、ANAインターコンチネンタルホテル東京で新年懇親会を行なった。参加者は過去最多の約710人。

開会の挨拶に登壇した石積会長は、新年懇親会の参加者が増大したことの要因は「日本中で展示会の重要性が改めて認識され、将来の期待が大きくなったため」と話し、自民党による展示会産業議連の設立や東京ビッグサイトの拡張決定など、展示会業界を盛り上げる気運が高まっていることを訴えた。

また、2020年までの目標を掲げ、その達成のための3つの戦略を新たに発表した。具体的には、①展示会の本数を3倍の1000展に、②会場の拡張・新設で国内総展示面積を3倍に、③日展協会員数を3倍の1000社・団体にするというもの。

「展示会産業の規模が3倍になれば日本経済の波及効果は計り知れない。業界の規模が3倍になれば、会員のビジネスチャンスも3倍に膨らみ、こんなにすばらしいことはない。今後も展示会産業の発展に全力を注ぐ」と新年の決意を述べた。

多数の来賓の登壇や祝辞の後、関係者らによる歓談となった。