JAPAN EXPOなど海外コンテンツ展が合同説明会開く ~J-LOP海外イベント合同説明会~

日本のコンテンツの海外展開を支援するJ‐LOP事務局は1月29日、築地社会教育会館で「第2回J-LOP海外イベント合同説明会」を実施。米国、欧州、アジアなどのコンテンツ展の日本窓口9社・団体が出展した。

パリで開催される「Japan EXPO」のほか、米国ボルチモアの「OTAKON」、シンガポールの「Chara Expo」、タイ・バンコクの「Thailand Comic-con」、ミャンマー・ヤンゴンの「Gorgeous Japan」、米国ラスベガスの「Licensing EXPO」、英国ロンドンの「HYPER JAPAN」、フランス・カンヌの「MIDEM」「MIPTV」など8社がプレゼンテーションを実施。配給会社や制作会社のほか、日本文化を発信する事業者などが多数出席した。

説明会でOtakorp, Incの渡邊氏は「OTAKON」の概要を発表。会期は7月24日から26日までの3日間で、予定来場者数は10万5000人を見込んでいる。同イベントはボルチモアコンベンションセンターの3つの展示ホールをと大型アリーナ、イベント会場、シアターなどで展開し、アニメ・漫画・ゲーム・ポップカルチャーのほかにも伝統芸能など総合的な日本文化発表の場となっている。同展は、さらなる発展のため2016年度からのワシントン開催も検討していることを明らかにした。

また、今年6月20・21日にシンガポールで初開催される「Chara EXPO 2015」については実行委員会幹事の(株)ブシロード代表取締役社長の木谷高明氏が登壇。同社のカードゲーム事業でのシンガポール進出の経緯を交えながら、コンテンツ市場におけるシンガポール市場の有望性などを説明した。

J-LOP(http://j-lop.jp/)では、国内外のコンテンツ関連見本市出展者に支援助成金を交付している。


米国、欧州、アジアの3部屋に分かれた出展ブースでは、出展の相談や情報交換など、活発な商談が行なわれていた。