“オールジャパンの経験と挑戦”をテーマに掲げ世界へアピール 2017年アスタナ国際博覧会 日本館

日本政府は2017年6月10日から9月10日までの93日間、カザフスタン共和国アスタナ市で開催される「2017年アスタナ国際博覧会」(EXPO2017 ASTANA)に日本館を出展する。main
幹事省は経済産業省。副幹事省は文部科学省、国土交通省、環境省の3省。公式参加機関は日本貿易振興機構(JETRO)。

アスタナ国際博覧会のテーマは
“Future Energy”(未来のエネルギー)

サブテーマは
①Reducing CO2 Emissions(CO2排出削減)
②Living Energy Efficiency(省エネルギーの活用)
③Energy for All(すべての人類のためのエネルギー)
今回の博覧会は認定博覧会で、5年毎に開催する登録博覧会(2015年のミラノ博覧会、2020年はドバイで開催予定)の間に1回開催される国際博覧会だ。

map
カザフスタンの大まかな位置

日本館の出展テーマは“Smart Mix with Technology~オールジャパンの経験と挑戦~”で、エネルギー資源に乏しい日本は経済成長とともに増加するエネルギー消費量や環境問題の課題を解決するため、省エネルギーの推進、新エネルギーの導入、CO2排出量の削減などに取組んできた。そして今も3E+Sの同時達成に向け努力を積み重ねている背景を受け、その努力と経験を「オールジャパンの挑戦」として世界にアピールする。
日本館のサポーターにはシンガーソングライターの嘉門達夫氏が就任。嘉門氏は「2015年ミラノ国際博覧会」においても日本館サポーターを務めていた。

sub
中村富安氏

陳列区域日本政府代表の中村富安氏は、日本館の出展について「エネルギーへのさまざまな課題に対し、グローバルな解決方法を提示していきたい。近未来のエネルギーミックスを実際に見ていただくいい機会だ」と語り、来場者が感動できる体験を実現したい意向を示した。
会場には、100を超える国や地域と6つの国際機関が参加する予定。来場者数は500万人を想定している。
その他、詳細は下記まで。

日本館公式サイト http://expo2017-astana.go.jp/astana.html
博覧会公式サイト https://expo2017astana.com/en/

名称:2017年アスタナ国際博覧会(EXPO2017 ASTANA)
会期:2017年6月10日(土) ~9月10日(日) 93日間
開催地:カザフスタン共和国アスタナ市

→この記事は「見本市展示会通信」第734号 2016年7月15日発刊 の記事より一部抜粋。内容についてはこちらまで。