イベントの可能性を探るフォーラム開催 第21回イベント学会

イベント学会は12月6日、第21回研究大会を東京・大田区民ホールアプリコで開催した。第1部では「感性×技術のインターセクション・イベント事例研究」と題し、ARスポーツHADO、プロジェクションマッピング、位置情報マーケティング、ドローンといった4つの異なるコンテンツの視点からmeleap・福田浩士氏、パナソニックシステムソリューションズジャパン・中山正智氏、電通データテクノロジーセンター・秋元健氏、さらにシンガポールからSKY MAGIC LIVE PTE. LTDが登壇。司会は実行委員長・岡星竜美氏が担当した。

第2部では、大田区プログラムを特別開催。「感性×技術 おおたDNAフォーラム」をテーマに、大田区ならではの新しい交流や体験の可能性をディスカッション。パネリストは大田区空港まちづくり本部長・白鳥信也氏、蒲田モダン研究会共同代表・鍋谷孝氏、安久工機代表取締役社長・田中隆氏、全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会理事長・近藤和幸氏。ドローンで撮影した動画のYoutubeへの投稿や、ガイドマップづくりなど、それぞれの取り組みの紹介を行った。白鳥氏は「大田区のDNAとして培われてきたものをどう再構成し、新しいストーリーを紡いでいくか。イベント学会のみなさんと協力し、我々も学びながら活動していきたい」とセッション内で語った。

その後の口頭発表では各部屋に分かれ、ショートプレゼン方式で研究を発表。観光マーケティング協会・吉井靖氏は2020年以降の経済戦略「ナイトタイムエコノミー」について、現状や地域活性の動きについて紹介した。

購読案内 通常号