飲食店の分煙やキャッシュレス決済を提案 外食ビジネスウィーク2019

8月27日より、東京ビッグサイト南1~4ホールで外食産業向けの専門展示会「外食ビジネスウィーク2019」が開催されている。

会場内の様子

外食ビジネスウィーク2019は「第14回ラーメン産業展」、「第10回そば・うどん産業展」、「第12回居酒屋産業展」、「第3回飲食店繁盛支援展」、「第1回ホテル・レストラン・カフェ産業展[ホレカ産業展]」、「第1回フードデリバリー・テイクアウト展」の6展で構成。

第3回飲食店繁盛支援展に出展した、商業施設のデザイン・設計・施工・リノベーションを手掛けるトラストワン(代表取締役:森雄太氏)は飲食店向けの喫煙ブースを設置。2020年4月から「東京都受動喫煙防止条例」による飲食店の全面禁煙が始まることから、分煙対策を提案した。同社の藤岡隼氏は「都内の飲食店を対象に今なら最大90%の補助金が出ることもあって、注目度は高い」と話す。

トラストワンブース①
トラストワンブース②

同じく第3回飲食店繁盛支援展に出展したマウント・スクエア(代表取締役:中村佳紀氏)はデジタル・テクノロジーによる飲食業界のコンサルティング会社。今回の出展では、キャッシュレスBARのデモ体験を実施。入店からモバイルセルフ注文、商品受取、キャッシュレス決済までをまとめて体験することができた。現在、経済産業省を中心に2019年10月1日の消費税率引上げに伴うキャッシュレス・消費者還元事業が行われていることから、マウント・スクエアの出展にも注目が集まった。

マウント・スクエアブース①
マウント・スクエアブース②