ハイブリッド開催のジャパンドローン2020 会場にオンライン商談室を用意

日本UAS産業振興協議会(JUIDA)とコングレは、9月29・30日の2日間、幕張メッセで「Japan Drone2020 第5回-Expo for Commercial UAS Market -(ジャパンドローン2020)」を開催する。

「ジャパンドローン2020」は民生用・商業用ドローン(無人航空機システム)産業の国際展示会で、展示会・国際コンファレンスのほか、「Drone Movie Contest 2020」の受賞者の表彰や「JUIDA SCHOOL AWARDS 2020」、「Best of Japan Drone Award 2020」などのイベントも開催予定。現在120社・団体が出展を予定しており、オンラインを含めて1万人の来場を目指す。

開催テーマは「Change the future 〜ドローンで創る、この地球(ほし)の未来〜」。会場では新企画として全長5m以上または自重50kg以上の大型ドローン展示ゾーンやデモンストレーションなどを設置し、コンファレンスでは世界のドローン活用の現状や災害時のドローン活用についてなど、ドローン業界の動向にまつわる講演をリアルとオンラインで配信する。さらにオンライン強化としてホームページの出展者情報の強化も実施するほか、実地会場ではオンラインで参加するバイヤーに対応するために出展者が無料で使用できる事前予約制のオンライン商談ブースを設置する。

7月に実施されたオンラインの出展者説明会では、JUIDAの鈴木真二理事長があいさつし「ドローン市場は災害対応など拡大し続けている。今回はハイブリッドで開催し、リモートでの参加を積極的に取り入れて、ニューノーマル時代の新たな展示会を作り上げたい」と意気込みを語った。またコングレの武内紀子社長が運営について安全安心な開催ため準備を進めていると述べ、新型コロナウイルスの影響について「このような状況だからこそ話したり、情報共有したりできることが進歩につながっているのを感じる。今回のコンファレンスはオンライン配信も行う。この機会を利用して情報収集してほしい」とコメントした。