JEITA、CEATEC 2021 ONLINEの開催概要を発表

電子情報技術産業協会(JEITA)は6月15日、10月に開催予定の「CEATEC 2021 ONLINE」の開催概要を発表した。

「CEATEC 2021 ONLINE」のメインイベント期間は10月19日から22日。9月9日から30日まではプレイベント期間として、来場事前登録を推進するためカーボンニュートラルや5G、モビリティ、スーパーシティ/スマートシティなど各種セッションを配信する。10月15日にはオープニングデーとして主催者や来賓によるメッセージやオープニングキーノートスピーチを配信。10月18日にはメディアデーも設ける。また、11月末まではアフターイベント期間としてアーカイブ配信やCEATEC AWARD受賞企業セッションを行う。

オンライン会場にはオーソドックスな企業エリアのほか、超スマート社会Society 5.0実現のための共創を加速するためのエリアや、海外のスタートアップと日本企業のつながりを促進する「Co-Creation PARK」を設置。UI面では昨年のオンライン開催時よりブース訪問者やコンテンツの管理を行う出展者コンソールを大幅改善。リアルタイムで来場者の集まり状況や反応も可視化する。

出展プランは企業エリアがプレミアム(会員220万円、一般242万円)、スタンダード(同110万円、121万円)、ベーシック(同33万円、36万3,000円)の3種類で、独自制作ブースの有無や展示チャンネル数に差がある。Society 5.0エリアとCo-Creation PARKの出展料金は会員・一般共通で55万円、13万2,000円となっている。出展申込締切は7月30日。

2021年のCEATECは当初10月19日から22日にかけて幕張メッセで開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響が依然として国内に強くはびこっていることや、度重なる緊急事態宣言の影響を受けリアルでの開催は難しいと判断。6月7日にはリアル開催を断念し、オンラインのみで開催すると発表されていた。