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大修理終えた姫路城にプロジェクションマッピング   ~タケナカ

ゴールデンウィークの5月3日から5日の三日間、世界遺産・国宝の姫路城本丸に、幅90メートルの超大型3Dプロジェクションマッピング「HAKUA」が投影される。

姫路城は平成の大修理と呼ばれる6年間の修復工事を終え、3月27日にグランドオープンした。今回はそれを記念し「第66回祝賀・姫路お城まつり」の目玉事業として企画されたもの。

大天守だけでなく、西の小天守、チの櫓など、城郭の一部や石垣もスクリーンに見立てて、白鷺城とも称された美しい姿に、姫路城の歴史と輝ける未来を描きだす。また、「こんな姫路城が見てみたい!!」という子供たちの気持ちに応えるため、姫路市内の小学生731名が描いた姫路城の塗り絵をパラパラ漫画のようにつなげて映像にする。

プロジェクションマッピングを手掛けるのは、太陽の塔など数多くの実績をもつタケナカ。Wifiを利用しスマートフォンで音響をライブで聞かせるシステムや、英語解説、3Dサラウンドを体感できるDTS Headphone : Xの採用など、協力会社も含めた最新ソフトとハードを融合して、壮大な映像ショーをつくりだす。

<開催概要>
■会場:姫路城三の丸広場(入場無料)
■住所:〒670-0012 兵庫県姫路市本町68
■日程:5月3日・4日・5日 各日とも午後7時30分~9時10分。20分毎に上映
※天候によっては中止する場合あり。
■主催・運営:姫路お城まつり奉賛会
製作:(株)タケナカ 企画:(株)サニーテル
■協力:ヤマハ(株)、DTS・ポニーキャニオンエンタープライズ

 

「姫路城プロジェクションマッピング専用サイト」URL:http://www.himejicastlemapping.jp
「タケナカマッピング専用サイト」URL:http://beampainting.com/

35億円の商機創出する台湾ボート見本市など紹介 ~台湾貿易センター~


台湾貿易センター(TAITRA)は4月16日、渋谷エクセルホテル東急で「台湾ボート産業セミナー」を開催。宏海遊艇社の董事長で台湾ボート工業協会理事長を務める張嘉豪氏が来日し、台湾ボート産業の最新動向などを紹介する。

またTAITRA台北本部のプロジェクトマネージャー謝怡君氏は、昨年高雄展覧館で初開催し10億台湾元(約34億7340万)の商談が行なわれたと言われる台湾国際ボート見本市の、次回開催概要について解説する予定となっている。

<台湾ボート産業セミナー開催概要>
■主催:台湾経済部国際貿易局、高雄市政府
■執行:中華民国対外貿易発展協会、台湾貿易センター(TAITRA)
■後援:台湾ボート工業協会 http://www.taiwan-yacht.com/
一般社団法人日本マリン事業協会 http://www.marine-jbia.or.jp/
■日時:2015年4月16日(木)14:00-16:30
■場所:渋谷エクセルホテル東急 6階 「プラネッツルーム」
東京都渋谷区道玄坂1-12-2(渋谷マークシティ内)TEL:03-5457-0109
■参加費:参加費無料、事前登録制
■定員:50名
■プログラム:
開幕挨拶 TAITRA東京事務所 所長 呉俊澤
来賓挨拶 一般社団法人 日本マリン事業協会 事務局長 藤野一秀
台湾ボート産業最新動向の紹介
台湾ボート工業協会 理事長 張嘉豪
(Global Yacht Builders 宏海遊艇 董事長)
台湾国際ボート見本市の紹介
TAITRA台北本部 プロジェクトマネージャー 謝怡君
質疑応答
意見交換

申込みは名前、会社名、役職、住所、電話、FAX、Emaiアドレスを記載して下記メールアドレス(tokyo@taitra.gr.jp)にメール送信するか、セミナーのホームページ( http://tokyo.taiwantrade.com.tw/event/detail.jsp?id=4710&lang=ja_JP)から申請フォームをダウンロードしてFAX(03-3514-4707)すること。詳細についての問合せはTAITRA台湾貿易センター東京事務所(TEL:03-3514-4700)まで。

パシフィコ横浜にロジスティクスセンター開設 ~MICE施設では国内初~


パシフィコ横浜は4月1日、展示ホール2Fコンコース(ビジネス&サービスセンター隣)に、館内物流の総合マネジメントを行なう「パシフィコ ロジスティクスセンター」を開設した。ビル・タウンマネジメントサービスを展開するヤマト運輸と協力して実現したもので、現在までに全国約100カ所のショッピングモールやオフィスビルで導入されているが、MICE施設では初めてとなる。

このサービスにより、全国から発送されたヤマト運輸の展示物の荷物を、近隣の物流ターミナルに集約し、施設や出展スペースごとに事前に仕分け、配送業者の荷物を一括納品受付することで搬入時間の短縮を実現する。また、ヤマト運輸以外の各配送業者の荷物も納品受付し、周辺道路や駐車場での待機車両を減らすとともに、荷物の配達状況を“見える化”することで一元管理が可能。センターには専任スタッフが常駐し、スムーズなMICE運営にむけた最適な物流を提案することで、搬入から搬出までをトータルサポートする。

来場者向けには、手荷物の一時預かりや、横浜市や首都圏のホテルへ当日配送するサービスなども提供。荷物を持たずに快適に展示会やコンベンションに参加できる。

営業時間は9時~18時まで。定休日なし(施設点検日などを除く)。

2団体が統合し日本コンベンション協会発足

コンベンション業界の2団体、(一社)日本PCO協会(JAPCO)と(一社)日本コンベンション事業協会(CPA)が4月1日に合併。国内最大のコンベンション団体「(一社)日本コンベンション協会(JCMA)」が発足した。

両協会の統合により、日本のコンベンション業界の事業者が集結することになり、事業分野の強化、産業としての確固たる位置づけを目指す。

新協会では、事業者のさらなる専門性を高め、教育機関とも協力を図りながら次世代のコンベンション人材の発掘や教育を行ない、同分野の人材層を厚くしMICE国際競争力の強化に貢献していく。「人が集うと世界が動く」を合言葉に、Face to Faceの交流を通じて世界とつながり、大切なコンベンションのパフォーマンスを上げ、そこに新たな価値を創造し、感動体験を世界中に展開する専門家集団として活動する。

日本コンベンションサービス近浪弘武代表取締役社長とコングレ武内紀子代表取締役社長の2名の代表理事のほか、相談役会長にジェイティービー相談役の舩山龍二氏が就任した。

役員構成については下記の図を参照すること(PDFファイルが表示されます)

事務局の連絡先は以下の通り。
住所:〒143-0006 東京都大田区平和島5-1-1 ヤマトインターナショナルビル6F
電話/FAX:03-3762-3781
E-mail:office@jp-cma.org

クラウド時代のITプラットフォーム「FlexPod」の初イベント~「FlexPod Day 2015」

シスコシステムズ合同会社とネットアップ株式会社は、4月22日に六本木アカデミーヒルズで「FlexPod Day 2015」を開催する。

「FlexPod」にフォーカスした初のイベントで、最新ソリューションや革新的なテクノロジーが多角的な視点で紹介される。

「FlexPod」は、Cisco Unified Computing Systemサーバ、Cisco Nexusファブリック、ネットアップのストレージシステムを単一アーキテクチャに統合した事前検証済み統合インフラ。プライベートクラウドやパブリッククラウドといった堅牢性が求められるデータセンターインフラやミッションクリティカルなアプリケーションを迅速に導入できる。コストの削減、運用管理の簡素化、リスクの軽減といった導入メリットが見込める。

基調講演では、『ビジネスを効率化するプライベートクラウド基盤導入のポイント』と題して、日本仮想化技術 代表取締役兼CEOの宮原徹氏が登壇し、仮想化技術を中心としたコンサルティング活動の経験をふまえて、これからのプライベートクラウド基盤導入のポイントを解説される。また、ランチセッションでは、SAPジャパンが講演。午後のブレイクアウトセッションでは、ヴイエムウェア、レッドハット、シトリックス・システムズ・ジャパン、日本マイクロソフトが登場する。

展示コーナーも展開され、伊藤忠テクノソリューションズ、兼松エレクトロニクス、ネットワンシステムズ、ネットワールド、ダイワボウ情報システム、シュナイダーエレクトリックなども出展する。

クラウド時代に向け、各社の導入事例や最新のソリューション情報から課題解決の具体的ヒントがみつかりそうだ。

入場は、事前登録制となっている。詳細はhttp://www.flexpodday.jp/まで。

25th SIPREMIUM が開催!

「25th SIPREMIUM」は韓国の家庭用品や販売促進アイテムの展示会。
1991年開催から今年で25回目。現代美術展「CONTEXT」が同時開催する。
今年は出展企業500社、20,000名の来場者数を予定している。
会期は2015年3月25日(水)~3月28日(土)の4日間。会場は韓国COEX。

25th SIPREMIUMの公式ホームページはこちら:
http://sipremiumseoul.com/

KOEPEI CO.,LTD.は25th SIPREMIUMにて、高機能折りたたみ傘を出展。 ワンタッチで開くことが出来、骨の耐久性に優れた折りたたみ傘を紹介。

[25th SIPREMIUM] 高機能折りたたみ傘 – KOEPEI CO.,LTD.

Posted on 2015年4月15日

KOEPEI CO.,LTD.は25th SIPREMIUMにて、高機能折りたたみ傘を出展。 ワンタッチで開くことが出来、骨の耐久性に優れた折りたたみ傘を紹介。 Continue Reading…

WILD BRICKSは25th SIPREMIUMにて、セルロース製ノートPC用パウチを出展。 セルロース繊維で製作された使用感の風合いが出るノートPCパウチを紹介。

[25th SIPREMIUM] セルロース製ノートPC用パウチ – WILD BRICKS

Posted on 2015年4月15日

WILD BRICKSは25th SIPREMIUMにて、セルロース製ノートPC用パウチを出展。 セルロース繊維で製作された使用感の風合いが出るノートPCパウチを紹介。 Continue Reading…

エベンエセルギアップ社は25th SIPREMIUMにて、スティック形状型 保温ボトルを出展。 細めで持ちやすい保温ボトルを紹介。

[25th SIPREMIUM] スティック形状型 保温ボトル – エベンエセルギアップ社

Posted on 2015年4月15日

エベンエセルギアップ社は25th SIPREMIUMにて、スティック形状型 保温ボトルを出展。 細めで持ちやすい保温ボトルを紹介。 Continue Reading…

seoulproductsは25th SIPREMIUMにて、防水パック「U-Fix Pack」を出展。 熱で変形しにくいスライド式のストッパーを採用した、パック越しにスマートフォンが使える防水パックを紹介。

[25th SIPREMIUM] 防水パック「U-Fix Pack」 – seoulproducts

Posted on 2015年4月15日

seoulproductsは25th SIPREMIUMにて、防水パック「U-Fix Pack」を出展。 熱で変形しにくいスライド式のストッパーを採用した、パック越しにスマートフォンが使える防水パックを紹介。 Continue Reading…

di baseは25th SIPREMIUMにて、木製ランプソケットを出展。 オークなど様々な木材で製作されたランプソケットを紹介。

[25th SIPREMIUM] 木製ランプソケット – di base

Posted on 2015年4月15日

di baseは25th SIPREMIUMにて、木製ランプソケットを出展。 オークなど様々な木材で製作されたランプソケットを紹介。 Continue Reading…

happyhanjiは25th SIPREMIUMにて、ハンジ(韓紙)製家具を出展。 韓国伝統の紙、ハンジ(韓紙)で製作されたタンスやスタンドライトを紹介。

[25th SIPREMIUM] ハンジ(韓紙)製家具 – happyhanji

Posted on 2015年4月15日

happyhanjiは25th SIPREMIUMにて、ハンジ(韓紙)製家具を出展。 韓国伝統の紙、ハンジ(韓紙)で製作されたタンスやスタンドライトを紹介。 Continue Reading…

ケルリ工房は25th SIPREMIUMにて、オリジナル石製ハンコを出展。 書道作家がハングルなどのカリグラフィーを彫り込むオリジナルハンコを紹介。

[25th SIPREMIUM] オリジナル石製ハンコ – ケルリ工房

Posted on 2015年4月15日

ケルリ工房は25th SIPREMIUMにて、オリジナル石製ハンコを出展。 書道作家がハングルなどのカリグラフィーを彫り込むオリジナルハンコを紹介。 Continue Reading…

韓国手工芸協会は25th SIPREMIUMにて、USB充電器付きハンジ(韓紙)製LEDスタンドライトを出展。 ハンジ(韓紙)で作られた花の中にLEDを埋め込んだUSB充電器付きスタンドライトを紹介。

[25th SIPREMIUM] USB充電器付きハンジ(韓紙)製LEDスタンドライト – 韓国手工芸協会

Posted on 2015年4月15日

韓国手工芸協会は25th SIPREMIUMにて、USB充電器付きハンジ(韓紙)製LEDスタンドライトを出展。 ハンジ(韓紙)で作られた花の中にLEDを埋め込んだUSB充電器付きスタンドライトを紹介。 Continue Reading…

COOMJANGEEは25th SIPREMIUMにて、Seed Pencilを出展。 片方の先端が種子の入ったカプセルに覆われて、使用後に植物を育てられる鉛筆のを紹介。

[25th SIPREMIUM] Seed Pencil – COOMJANGEE

Posted on 2015年4月15日

COOMJANGEEは25th SIPREMIUMにて、Seed Pencilを出展。 片方の先端が種子の入ったカプセルに覆われて、使用後に植物を育てられる鉛筆のを紹介。 Continue Reading…

lihgtreeは25th SIPREMIUMにて、クッションノートカバー「枕カバー」を出展。 枕としても活用できるクッション地のノートカバーを紹介。

[25th SIPREMIUM] クッションノートカバー「枕カバー」 – lihgtree

Posted on 2015年4月15日

lihgtreeは25th SIPREMIUMにて、クッションノートカバー「枕カバー」を出展。 枕としても活用できるクッション地のノートカバーを紹介。 Continue Reading…

「アプリ博2015」開催中

 

TechWave「アプリ博2015」が、3月23日、お茶の水ソラシティカンファレンスセンターで開催している。開場は11時から19時30分まで。約70社が出展している。
「アプリ博」は、ビジネスに活用できるスマートフォンなどのアプリや、開発支援サービスを一同に集めた展示交流会。広義のアプリケーションソフトウェアの市場の今後を担うキーマン層のネットワーキングの場の構築として、経済を活性化し、世界で通用する技術やサービス、プロジェクトの創出を目的に開催している。今年で4回目の開催となる。
入場は、無料

「東日本大震災の被災地から学ぶ展示会活用セミナー」開催~日展協

3月17日、夢メッセみやぎ西館(宮城県仙台市)で、「東日本大震災の被災地から学ぶ展示会活用セミナー」が開催された。同セミナーは、日本展示会協会女性の活躍推進委員会が主催し、会場の夢メッセみやぎを運営する一般財団法人みやぎ産業交流センター共催で行なわれたもの。

当日は同協会石積会長が「東北経済の起爆剤 見本市都市 仙台の実現!」をテーマとした特別講演を行なったほか、「女性の視点で考える防災」と「産業復興と展示会」のテーマにてシンポジウムを行なわれ、東北経済産業局室長の遠藤憲子氏をモデレーターに、環境会議所東北専務理事の山岡講子氏、横山芳夫建築設計監理事務所代表取締役社長の横山英子氏、日展協理事で、女性の活躍推進委員長の野田万起子氏がパネリストとして登壇した。

 

 

      
セミナー開催にあたって挨拶した夢メッセみやぎ理事長の伊東則夫氏は、震災当日の来場者に対する対応状況などを伝えたほか、休憩時間には「防災体操」を取り入れるなど、防災について改めて学ぶ機会となった。

詳細は、「見本市展示会通信」2015年4月1日号にて掲載する。

一般向けに「京都MICEセミナー」を開催

京都文化交流コンベンションビューローは、3月11日、キャンパスプラザ京都(京都市下京区)で「京都MICEセミナー」を開催した。今回のセミナーは、ビューロー会員だけでなく、広く一般にも参加を呼びかけたもの。京都市内から約100人が参加した。

開会のあいさつとともに、主催者の京都文化交流コンベンションビューロー・国際観光コンベンション部の赤星周平部長は、「京都市にけるMICEの現況報告」を数字データなどと合わせて解説。京都市と連携して行なっているグローバルMICE戦略としてのMICE推進の取組みについて説明した。

セミナーには、国際的に活躍し、観光庁や日本政府観光局(JNTO)のセミナー等でも講演実績がある2名の講師が招かれた。

 

 

ゲイリー・グリマー氏は、MICE業界の国際的コンサルタントであるGainingEdge社のCEO。各主要都市のMICE戦略を指導しており、日本ではJNTOの調査事業、東京観光財団の企業ミーティング・報奨旅行の誘致戦略策定事業のほか、観光庁の2013年度事業である「グローバルMICE戦略都市事業」を手掛けている。

グリマー氏は「国際都市におけるコンベンションの重要性」をテーマに講演。「ツーリズムには、レジャーツーリズムとビジネスツーリズムの2種類あり、マーケットアプローチが全く異なるという違いを理解してほしい」とし、特にコンベンションは、その分野のリーダー、企業、投資家が集まるもので、経済の変革に大きく影響しGDPへ与えるインパクトも大きいと説明した。自身が携わったメルボルンで開催した遺伝子学のコンベンションを例にし、3000人の参加者を呼び、メルボルンは遺伝子学でトップ5の都市であるということを世界に知らせたとともに、20億円の成果を上げたと説明。その後の会議開催の契機ともなり、大きな効果をもたらすなど、コンベンションは将来的な成功に重要であるとし、経済大国として3位の日本には世界のリーダーとして独自のイノベーションを発見し、独自の創造的なコンベンションを開催してほしいと期待を寄せた。

 

アダム・フルフォード氏は、Fulford Enterprise,LTDのCEOで、ランゲージコンサルタントとして翻訳、ナレーション、番組制作に携わっており、小泉元首相のプレゼン指導など多数の英語プレゼン指導実績がある。また、政府・地方自治体主催の外国人観光客向け観光ルートやツアーガイドのアドバイザーとして活躍。日本の良品を海外市場に紹介するジャパニーズグレイツ(株)の代表としても、さまざまな活動に取り組んでいる。

フルフォード氏は、MICEに限らず一般的なスキルとして「コミュニケーション・プレゼンテーションスキルアップトレーニング」をテーマに講演。はじめに、自身が前日実際に京都で撮影した写真を例に、「これは子供の心で、大人が撮った写真」だとして、観光客は年齢に関係なく、新しい発見を探しにくると説明した。受け入れる側としては、多様性をもったコミュニケーションが必要で、伝えたいことを押し付ける先生になるのではなく、相手の情報に基づき、コミュニケーションを築いたなかで伝えることが、重要だとして、「皆さんも一度子供の心で京都をもう一度歩いてみてはどうだろうか」と提案した。

「さっぽろMICEリーダーズサミット」レポート(1)-MICEネットワーク構築の重要性-

 

さっぽろMICE推進委員会は3月5日・6日、「さっぽろMICEリーダーズサミット」を開催した。

MICE産業界のリーダーや発信力をもつキーパーソンとともに「アジア太平洋のパートナーシップがMICE新時代を開く」をテーマにした『サミット』に加え、2017冬季アジア札幌大会、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えているなか、2026年冬季オリンピック大会の開催都市への立候補表明という時宜を得て「スポーツコンベンション」をテーマにした『フォーラム』を実施。札幌のMICEディスティネーションとしてのブランド力の発信と、アジア太平洋地域のMICEネットワークの重要性の確認、MICE発展に向けた知見の交換を目的に企画された内容に、国内外から330人が参加した。

『MICEリーダーズサミット』

基調講演Ⅰ
3月6日には、ゴールドコースト観光法人CEOで、ICCA(国際会議協会)アジアパシフィックチャプター前理事長のマーティン・ウィンター氏が「アジアの隆盛 MICE新時代の国際会議誘致プロモーションの進化と戦略」と題し、基調講演を行なった。マーティン・ウィンター氏は、「国際会議誘致プロモーションの戦略的進化は、いま第3の波を迎えている」とし、第1のインフラによる差別化から、第2のクライアントのビジネス目的の理解へと移行し、知的資本や文化・観光資源による差別化へ、そして第3の波では、ビッグデータを活用したイベント開発が競争力に大きな影響をもたらすと解説。ビッグデータのMICEビジネスへの適切な導入が第3の波に乗っている先駆的なデスティネーションではすでにはじまっていると語った。

 

 

 

MICEリーダーズサミット
「MICEリーダーズサミット-アジア太平洋のパートナーシップがMICE新時代を開く-」と題し、香港「MIX Magazine」のマーティン・ドノワン氏をモデレーターに、タイ、中国、オーストラリア(基調講演者のマーティン・ウィンター氏)、韓国、札幌のMICE都市の代表、ICCA(国際会議協会)など、アジア太平洋のMICEを牽引する各国地域のMICEリーダー、専門家7名がMICEの潮流と発展に向けての取組みについて情報交換・発信を行なった。

 

 

 

タイ国政府コンベンション&エキシビション・ビューロー会長のノッパラット・メイタビークンチャイ氏は「アジアMICEを牽引するタイ政府の戦略的プロモーション:政府×地方都市、海外×国内」をテーマに紹介。

 

 

 

 

 

 

 
中国旅行者協会 MICE専門委員会副事務局長のヤオ・ホン氏は「中国MICEの巨大市場と世界戦略:アウトバンド編」として、中国のインセンティブ事情からアウトバウンドのトレンド、惹きつける12のポイントを解説した。

 

 

 

 

 
ゴールドコースト観光法人CEOのマーティン・ウィンター氏は「観光・MICEで急成長を遂げたオーストラリアのMICE都市・ゴールドコーストの手法」として、人口60万人規模の都市でどのように1,200万人の観光客を迎えるようになったのか、レジャーとビジネスのツーリズムのブランディング戦略について語った。

 

 

 

 

韓国大田マーケティング公社CEOのイ・ミョンワン氏は「行政・地元大学・研究機関の連携によるMICE振興の成功例」として、“MICEを売り込む商品は都市それ自体”という観点から科学の街として知られる大田の強みをMICE誘致につなげる手法について説明した。

 

 

 

 

 

 

札幌国際プラザ代表理事・副理事長の中田博幸氏は「地域の特徴・魅力を最大限に活かしたMICEの誘致」として、国の内外のMICE関係者から札幌方式と呼ばれる誘致・受入の取組みについて、スポーツコンベンションに対する今後の方向性についても言及した。

 

 

 

 

 
ICCA(国際会議協会)アジアパシフィックチャプター副理事のジョーダン 黒澤 貴子氏は「世界巨大組織ICCAアジア太平洋チャプターのあり方と今後の展望」として、アジアの開催件数が50年間で30倍に増加しているICCA統計に触れ、アジアパシフィックチャプターがMICEビジネスでさらなる拡大をするためには、競合関係でありながらパートナーとして教育機会の拡充やネットワーキングによる情報共有が必要だとした。

 

 

 

「さっぽろMICEリーダーズサミット」レポート(2)

見本市展示会通信」2015年4月1日号・春季特集号、「展示会とMICE」webサイト、「展示会とMICEニュース」メルマガにて掲載する。