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【中東情勢の変化や米国の関税措置等による影響を受ける中小企業向け】横浜市、展示会出展費用助成金の募集開始

横浜市は2026年4月22日、市内中小企業の販路開拓を支援する「展示会出展費用助成金」の募集を開始した。対象は、中東情勢の変化や米国の関税措置、日産自動車の経営再建策による影響を受ける市内中小企業で、国内展示会への出展にかかる費用の一部を助成する。横浜市は2026年4月21日付で募集情報を更新している。

助成率は対象経費の2分の1で、上限額は30万円。横浜グランドスラム企業に限っては助成率が3分の2となるが、上限額は同じく30万円となる。

主な対象要件として、申請者は中小企業者であることに加え、横浜市内に事業所を持ち、申請時点で市内で12か月以上継続して営業していること、市税の滞納がないこと、申請までに横浜市の「脱炭素取組宣言」を行っていることが求められる。さらに、米国の関税措置の影響で売上高や粗利率、営業利益率が5%以上減少している場合や、日産自動車の生産体制縮小の影響を受ける場合、中東向けまたは中東で使用される製品・部品・材料などを製造・供給し、中東情勢の変化による影響を受けている場合のいずれかに該当する必要がある。

助成対象となる展示会にも条件がある。商談を主目的とする国内開催の展示会で、即売会は対象外。特定顧客向けではなく広く公開されていること、前回の出展者数が800社以上または来場者数が1万5000人以上であることなどが必要だ。対象となる出展期間は、第1期が2026年5月22日から9月30日まで、第2期が2026年10月1日から2027年3月26日までとなっている。原則として、申請日から1か月以内に終了する展示会は対象外となる。

助成対象経費には、出展小間代などの出展料のほか、施工費・装飾費、設備リース料、電気使用料、展示品や資材の運搬費などが含まれる。一方で、ウェブ上のみで開催される展示会の出展料などは対象外とされている。

申請にあたっては、まず「脱炭素取組宣言」を行い、必要書類をそろえたうえで専用ウェブフォームから申請する流れとなる。申請後は、受託事業者による電話などでの要件確認を経て、横浜市が交付決定を通知する。通知までは書類審査後おおむね1か月程度かかるという。交付決定通知日以降に展示会へ出展し、その後に実績報告書、助成金交付請求書を提出する。助成金は、横浜市が適正な請求書を受領してからおおむね1か月程度で振り込まれる。

申請期間は、第1期が2026年4月22日9時から8月31日17時まで、第2期が2026年9月1日9時から2027年2月24日17時まで。横浜市は、原則として展示会出展日の1か月前までに申請書類一式を提出するよう呼びかけている。実績報告書は事業完了日から30日以内、交付請求書は交付額確定通知書の受領後、原則1週間以内の提出が必要だ。

横浜市は、助成金の受領にはさまざまな条件があるとして、申請前に募集案内を必ず確認するよう案内している。問い合わせ先は、経済局中小企業振興部中小企業振興課。

RIZAP、建設支援事業を本格化 chocoZAP出店で培った手法を外部展開

RIZAPグループは4月14日、子会社を通じて建設支援事業を本格化すると発表した。コンビニジム「chocoZAP」の大量出店で培った店舗開発の手法を外部企業向けにも提供し、建設業界の人手不足や工期長期化といった課題への対応につなげたい考えだ。あわせて同社は、chocoZAPが1年間で1,020店舗の24時間営業ジムを出店した実績について、ギネス世界記録™に認定されたとしている。

対象となったのは、2023年1月24日から2024年1月23日までの1年間に開業した1,030店舗のうち、24時間営業の1,020店舗。同社はこの出店実績をもとに、新たに「RIZAP建設」を通じて建設業に本格参入する。従来は自社の店舗開発で活用してきたノウハウを、今後は出店を急ぐ他社向けにも外販していく方針だ。

RIZAPが打ち出す手法の柱は、製造工場との直接取引、職人の直接雇用・育成、工程ごとの直接発注という3点だ。同社によると、こうした体制によって中間コストの圧縮と施工スピードの向上を図ることができ、chocoZAPの出店実績との比較では、費用を25〜30%削減し、工期を約2倍の速さにできるとしている。

外部案件の実績もすでに出始めている。RIZAPによれば、ある事業会社向けの施工では、2025年10月から2026年3月までの約半年で186店舗を完了したという。今回の事業化は、こうした受注実績を踏まえて、自社内の店舗開発機能を新たな収益機会へ広げる狙いもあるとみられる。

また同社は、グループ全体でAI活用を進めた結果、業務効率が20%以上向上したとしており、その余力を建設分野の人材育成にも振り向ける考えを示した。最大500人規模の人材をリスキリングし、建設支援事業へ振り向ける計画で、出店支援に加え、人材面からも事業基盤を整える構えだ。異業種から建設領域に参入する動きとして、今後は再現性や収益性、外部案件での実績拡大が注目されそうだ。

日本初の判決「チケット転売出品は興行主に対する権利侵害」

STARTO ENTERTAINMENTは4月20日、同社契約タレントが出演するコンサートのチケット転売をめぐり、東京地方裁判所が「転売出品は興行主の権利侵害に当たる」と判断したと発表した。STARTOによると、判決という形でコンサートチケットの転売出品を主催者に対する権利侵害と認定したのは、日本で初めての事例だという。

今回の問題では、コンサート主催に関わるヤング・コミュニケーション(YC社)が、チケット売買サイト「チケット流通センター」を運営するウェイブダッシュに対し、転売出品者の情報開示を求める法的手続きを進めてきた。STARTOの説明では、2025年3月にはすでに発信者情報開示命令が出されていたが、ウェイブダッシュ側がこれを不服として争い、通常の民事訴訟に移行していた。

その後、2026年3月18日に東京地裁はYC社側の主張を認め、チケットの転売出品によってYC社の営業権が侵害されたことは明らかだとして、2025年3月の開示命令を支持する判決を言い渡した。STARTOはこの判断について、本人以外は利用できないチケットを第三者が使えば、本来入場資格のない人物が不正に入場することにつながり、主催者を欺く違法行為を招きかねないと指摘している。

またSTARTOは、YC社がこれまでウェイブダッシュに対し、転売出品の削除や任意開示を繰り返し求めてきたものの、十分な対応が得られなかったと説明した。さらにYC社は、転売仲介事業そのものの適法性も問うため、ウェイブダッシュを相手取った不当利得返還請求訴訟も起こしているという。

STARTOは今後もYC社と連携し、不正転売への対策を進める方針を示した。健全な興行環境を守り、より多くのファンに適正な形でチケットを届けることを目指すとしている。

芸能実演家・スタッフ向け「労災保険」を 日本芸能実演家団体協議会ら取り組む

芸能実演家やスタッフが、より安心して働ける環境づくりに向けた新たな取り組みが動き出した。公益社団法人日本芸能実演家団体協議会を含む関係団体が設立に関わった一般財団法人日本実演芸術福祉財団は、芸能関係作業従事者を対象とする労災保険の特別加入について、2025年12月15日から個人での申し込み受付を開始した。

エンターテインメント業界では、コロナ禍で公演やイベントの中止が相次ぎ、多くの芸術家や実演家、スタッフが仕事を失った。一方で、雇用契約によらず働く人が多い業界構造のため、労災保険や失業手当といった社会保障の対象外となるケースが少なくなく、業界のセーフティネットの脆弱さが課題として浮き彫りになっていた。

こうした状況を受け、日本実演芸術福祉財団は2025年7月に創設された。実演芸術分野の事業者や興行主など発注側の団体と、実演家やスタッフら受注側の団体が連携し、業界全体で就労環境や福祉の向上に取り組む、実演芸術分野では初の枠組みとなる。財団は、実演芸術に携わる人たちが活動を「仕事」として安心して続けられる社会保障基盤の整備を目指している。

その第一歩として、財団は「労災保険センター」を設置し、2025年10月から労災保険特別加入の業務をスタートさせた。これまでは協同会員となる団体を通じた加入手続きが先行していたが、12月15日からは所属団体の有無を問わず、個人事業者として活動する実演家やスタッフ、制作者などが個人で申し込めるようになった。財団の会員でなくても加入手続きができる。

今回の仕組みの特徴は、加入者本人の負担軽減にある。財団の発起人や賛同団体、会員からの会費や支援金を労災保険センターの運営費に充てることで、加入時に必要となる手数料を大幅に抑えた。業界全体で費用を支え合うことで、これまで金銭的な理由から加入をためらっていた実演家やスタッフにも利用しやすい制度を目指す。

労災保険は、仕事中や通勤中のけが、病気、死亡などに対して給付を行う公的保険制度だ。雇用される労働者には事業主の加入義務がある一方、個人事業者として働く実演家やスタッフは原則として対象外だった。ただ、2021年4月からは「芸能関係作業従事者」が特別加入の対象に加わっており、今回の新たな運用体制は、その制度をより利用しやすくする後押しとなりそうだ。

芸団協はこれまで、芸術家のための社会保障に関する研究や実態調査を進めてきた。そうした検討の積み重ねの中で、業界内の立場を超えた団体が連携し、資金を出し合いながら加入促進と個人負担の軽減を両立させる仕組みが形になった。今後は、この取り組みを通じて、実演芸術の担い手が万が一に備えながら継続的に活動できる環境整備が進むかが注目される。

ゴールデンウィーク消費に陰り、物価高と国際情勢が影響か 外出控えの傾向も【インテージ調査】

 マーケティング調査会社のインテージが発表した調査によると、2026年のゴールデンウィーク(GW)における1人当たりの平均予算は2万7,660円となり、前年を下回った。新型コロナウイルス禍後に回復していたレジャー消費は、ここにきて再び慎重さが強まっている。

 調査では、GWの過ごし方について「特に予定はない」と回答した人が4割を超え、前年より増加した。物価上昇が続く中、家計防衛意識の高まりが外出や旅行の抑制につながっているとみられる。

 また、海外情勢の不透明さも消費心理に影響を与えている。約2割の回答者が「予算や予定を控えめにする」としており、地政学的リスクの高まりが大型支出をためらわせる要因となっている。

 一方、国内旅行については支出額が増加する傾向が見られたものの、宿泊日数は大きく伸びていない。背景には、宿泊費や交通費の上昇があり、同程度の旅行内容でも費用がかさむ実態がある。予算増加の理由として「物価高」を挙げた人は約6割に上った。

 消費は回復基調から一転し、選別的な支出へと移行しつつある。2026年のGWは、家計を取り巻く環境の厳しさを映し出す結果となった。

「ヒューマノイドロボットEXPO」が東京ビッグサイトで初開催 人型ロボットほか次世代ロボットの実物を展示 

RX Japanは本日4月15日から3日間、「NexTech Week 2026【春】」内で「第1回 ヒューマノイドロボット EXPO【春】」を初開催している。
会場内ではヒューマノイドロボットが実際に動かすデモンストレーションを各ブースで行うほか、導入事例を紹介する。

全身型車輪式ヒューマノイドロボット・UBTECH社製「Cruzr S2」の展示や、幼児と同じくらいの身長を持つBooster Robotics社製の二足歩行から転倒から起き上がるデモンストレーション、SenseTime Group Limited社のロボットとの五目並べ勝負も体験できる。

ヒューマノイドロボットが飲み物をサーブしてくれるドリンク配布カウンターや、会場の各所で実施するセミナーも見どころだ。テーマはフィジカルAI、ヒューマノイドロボットの現場導入、リスク対策とAIガバナンスなどを取り上げる。

中東情勢の緊迫化で塗装業界に影響拡大 日本塗装工業会が国交省に現状説明

中東情勢の緊迫化を背景に、シンナーや塗料など塗装関連資材の品薄と価格高騰が深刻さを増している。こうした状況を受け、一般社団法人日本塗装工業会は2026年4月7日、国土交通省に対して現状の説明と意見交換を行った。公表は4月9日。

当日は、日本塗装工業会から若宮副会長や河野常任理事らが出席し、国土交通省側は伊勢大臣官房参事官を含む計10人の担当官が参加した。会合では、同会が実施している会員アンケートの途中経過も共有され、会員の9割以上がすでに影響を受けているという厳しい実態が示された。資材の入手難に加え、経営面への打撃も大きいとして、業界の切迫した状況を訴えた。

この問題をめぐっては、経済産業省からも照会があり、役員会社がヒアリングに応じるなど、関係省庁との情報共有も進んでいるという。日本塗装工業会は今後、国土交通省をはじめとする関係機関と引き続き緊密に連携し、資材の安定供給と適正な取引環境の確保に向けた要望活動を継続していく方針だ。

東京の秋冬を彩る新たな都市型芸術祭「ARTE TOKYO」、2026年10月開幕

東京都と東京国際文化芸術祭実行委員会は、都市を舞台にした新たな文化芸術祭「ARTE TOKYO(東京国際文化芸術祭)」を2026年10月10日から12月31日まで開催する。会場は臨海エリア、日比谷・丸の内エリア、代々木・渋谷エリアの3つをコアに据え、アート、演劇、音楽、イルミネーション、エンターテインメントなど、秋から冬にかけて東京各地で展開される多彩なプログラムを横断的につないでいく構想だ。

ARTE TOKYOが目指すのは、個々の催しを単発のイベントとして見せるのではなく、都市全体の魅力として再編集することにある。人々の活動が高密度に重なり合う東京という都市空間に、文化芸術の創造的な営みを掛け合わせることで、新たな景色を立ち上げ、街を巡るなかで発見と感動が連続する都市型文化体験を創出するとしている。

初開催となる2026年は、3つのコアエリアそれぞれの個性を生かした展開が特徴となる。臨海エリアでは、水辺や大規模な都市インフラを背景に、光や水、音を活用した没入型の体験を広げる。日比谷・丸の内エリアでは、イルミネーションやアートプログラムがオフィス街と歴史ある都市景観に新たな表情を与える。代々木・渋谷エリアでは、若者文化やクリエイティブが集積する街の特性を生かし、回遊しながらアートに出会う体験を打ち出す。

中核となる「ARTEコアプログラム」では、公共空間や民間施設など街なかを舞台に、多くのアート・エンターテインメント企画を展開する。東京2020大会の文化プログラムの一部リバイバルに加え、これまで支援してきたアーティストやクリエーターも積極的に起用し、東京ならではのクリエイションを生み出す方針だ。

また、ARTE TOKYOは3エリアだけで完結するイベントではない。多摩・島しょ地域を含む都内各地へ広がる構想も示されており、各地に点在する文化芸術プログラムをゆるやかにつなぐ“プラットフォーム”として機能させる考えだ。東京の各地域が持つ個性やネットワークを重ね合わせることで、秋冬の東京に新たな文化的価値を浮かび上がらせる狙いがある。

あわせて、会期中の東京をともに盛り上げる「パートナープログラム」の公募も4月10日に始まった。募集期間は2026年5月15日までで、対象は会期中に都内で開催される文化・芸術・エンターテインメント関連の取り組み。公式広報媒体での紹介や情報発信、関係団体とのネットワーク形成などを通じて、相互誘客や企画連携を目指すという。

名称に掲げた「ARTE」は、ラテン語の「ARS(技芸・才能)」に由来し、イタリア語・スペイン語で「芸術・アート」を意味する言葉だ。ARTE TOKYOではこれを、アートを基軸にTechnology、Entertainment、Experience、Engagement、Ecosystemなど多様な領域が交わる概念として再解釈している。ロゴは東京都の輪郭をモチーフに構成され、都市をひとつの「場」として捉え、多様な出来事を包み込む器であることを表現している。

統括プロデューサーは齋藤精一氏、統括セノグラファーは永山祐子氏が務める。東京都が主催し、東京国際文化芸術祭実行委員会が実施主体となるこの新たな試みは、都市そのものを舞台に、東京の秋冬の風景を書き換える祭典となりそうだ。

二条城「SAKURA NIGHTS」が盛況 寛永行幸400年を光と映像で彩る

世界遺産・元離宮二条城(京都府京都市)で、夜間ライトアップイベント「二条城 2026 SAKURA NIGHTS」が開催され、連日多くの来場者で賑わいを見せている。主催は二条城桜まつり2026 夜間事業 実行委員会(株式会社ワン・ワールド、株式会社日商社、株式会社シムディレクト)。今年は、徳川幕府が後水尾天皇を二条城に迎えた「寛永行幸(かんえいぎょうこう)」から400年という歴史的な節目にあたる。これにちなみ「調和の文化をともに楽しむ」をテーマとした多彩なデジタルアートや演出が春の夜の城内を華やかに彩る。会期は2026年3月19日から4月19日まで。

本イベントの見どころは、日本アカデミー賞受賞の安田淳一監督が手掛ける没入型演劇(イマーシブシアター)「城劇」の公開だ。台所前庭を会場に上演される『陰陽師瑞希の時空戦記 寛永行幸を救え!』は主演に山戸穂乃葉(安倍瑞希役)を迎え、共演の西村優希(九条義景役)や矢口恭平(賀茂幻妖役)らが迫真の演技を披露。高さ5メートル・横幅25メートルに及ぶ大型映像と同一空間で展開し、観客を400年前の物語世界へと引き込む。同演劇は会期中の特定日に、午後6時45分と午後8時からの1日2回上演される。

国宝・二の丸御殿の夜間特別観覧も歴史ファンや観光客の関心を集めていた。さらに城内各所では、最新のデジタル技術と歴史的建造物が融合した演出が続く。二の丸御殿車寄への大型プロジェクションマッピングや重要文化財・唐門のライトアップが実施されるほか、清流園では桜の路に花びらの映像が投影されている。

「賑わい広場」では、京都市内初の都市型ワイナリーによるワインや西陣麦酒の販売、和蝋燭の絵付けや金箔押しといった伝統工芸の体験ワークショップも行われる。「二条城 2026 SAKURA NIGHTS」の開催時間は午後6時から午後10時までで、最終入場は午後9時。春の京都を象徴する夜間イベントは閉幕に向けてさらなる盛り上がりが期待される。