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【展示会出展者・主催者に新提案】
展示会のランチ準備はお済みですか?
「塚田農場おべんとラボ」

展示会の準備には多岐に渡る項目がありますが、意外に見落とされがちなのが昼食の準備。
忙しい準備の中で、昼食のことは後回しになっていませんか?

会期中、レストランやコンビニは混雑しており、短い休憩時間を有意義に使えないことも。。。
限られた時間を最大限に活用し、美味しい食事でリフレッシュしたい。
そんな願いをかなえるのが「塚田農場おべんとラボ」です。

事前注文で美味しいお弁当を直接ブースまでお届けするので手間がかかりません。
「塚田農場おべんとラボ」は忙しい展示会に憩いの時間を提供します。
お気軽にお問合せ、ご注文下さい。

出展者さま・イベント主催者さま

ご注文・お問い合わせはHPから

※イベントの指定業者としても対応可能です

幅広い予算に対応した美味しいお弁当をブースまで直送!

690円から2,500円まで、様々なラインナップをご用意。ご予算に合わせた美味しいお弁当を、直接出展ブースまでお届けします。

注文・支払い方法も多様に対応

ご注文はWEB、電話、FAXのいずれかで2日前18時までに。

東京ビッグサイトへは5,000円からお届け。その他展示会場へのお届けに関してはこちらをご確認下さい。

支払い方法もクレジットカード払い、請求書後払い、当日現金払いと幅広く対応。

美味しさが認められ多数の受賞歴
年間1,000件以上の配達実績

厳選された食材とこだわりの調理法で、リーズナブルながら質の高い美味しさを提供。

展示会・イベントへは年間1,000件以上の配達を行い、創業以来延べ10,000社以上に納品した信頼と実績があります。

展示会後の打ち上げにも使える!割引券プレゼント

展示会のお弁当をご注文いただくともれなく、居酒屋塚田農場で使える10%割引券をプレゼント。是非ご利用下さい。

指定業者としても対応可能

1日あたり1,000食以上の大量発注も対応可。
展示会・イベント主催者とも多数の取引実績。(出展マニュアルへの掲載実績有り)

展示会やイベントのランチタイムをもっと豊かに、もっと効率的に。
「塚田農場おべんとラボ」がお手伝いします。

<お問い合わせ・ご注文>

「塚田農場おべんとラボ」
TEL: 0120-160-990/0570-000-681(携帯)
FAX: 03-6661-9316
HP: http://www.tsukada-plus.jp/
E-mail: order_obentolabo@apcompany.jp

ご注文・お問い合わせはHPから

 
<展示会・イベント主催者の方>
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指定業者、業務提携に関してのお問い合わせ

 

【2日間で2,400件の商談が成立した仕組みとは?】
展示商談会の効果を最大化するIT活用と成功のポイント
【Sansan×スプラシア対談】



 
2024年2月29日、Eight(Sansan)で多くのイベント主催を手掛ける石本卓也氏と、イベントのパートナーとしてITプロダクトを提供してきたスプラシア中島優太氏らによる対談が開催された。

対談は「Eight × Sprasiaの事例から学ぶイベント主催の“いま、これから” 〜イベントDXの活用と成功のカギ〜」と題し、ITの活用によって事前予約数を大幅アップさせた手法などが、具体的な事例を踏まえながら語られた。

本記事で紹介するサービスやノウハウに興味を持たれた読者は、ぜひスプラシアまで問い合わせてみてほしい。

▼問合せ先
株式会社スプラシア
問い合わせ先:sales@sprasia.com

石本卓也氏(Sansan株式会社執行役員、Eight事業部Event Business管掌)

1999年より世界最大級の展示会主催会社の日本法人にて、年間60本以上の展示会をプロデューサーとして指揮。2010年に同社常務取締役に就任。2019年にSansan株式会社に入社。Eight事業部にて「Climbers」「DXCAMP」をはじめBtoBイベントの主催事業を管掌。2022年5月よりログミー代表取締役社長を兼任。

中島優太氏(株式会社スプラシア代表取締役社長)、大河内美里氏、茂野晃大氏

スプラシアはイベント領域におけるITプロダクトを提供。イベントのDX をサポートする「EXPOLINE」( エキスポライン) は、その高いカスタマイズ性や、親会社の博展と連携してイベント全体をサポートできることを強みとしている。
Sansan Eight事業部がイベントに力を入れる理由

 

中島

まずSansanでどのような事業を手掛けていらっしゃるのか、説明をお願いできますでしょうか。

石本

私は前職で20年間、年間数十本の展示会を手掛けていたのですが2019年、Sansan株式会社に入社し、5年前にイベント事業を立ち上げました。現在は約40人のチームで年間30本くらいのB to Bイベント(展示商談会やカンファレンス)を開催しています。

Sansanは「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションを掲げており、私が所属する事業部の名刺管理アプリ「Eight」は今330万人のユーザーを抱えています。

このデータを活用し、例えば「経理部の人に会いたいイベントを作ろう」と考えたとき経理部にターゲティングしてその人たちだけを呼ぶというように、会いたい人だけに絞って会えるイベントを作ることができるのが我々の強みかなと思っていまして、イベントを企画するときはそこを意識しています。

ビッグデータやテクノロジーを活用し、偶然の出会いだったものを確実な出会いに変えられないかということをイメージしながら、最終的にはビジネスの起点、出会いの場所というのを最高のパフォーマンスの場に変えていくようなイベントビジネスをEightで仕掛けているというところが私の現在のプロフィールになります。

中島

イベント開催のパートナーにスプラシアを選んでいただいた理由はどういったところになるのでしょうか?

石本

Sansanはデジタルカンパニーですが、これをイベント体験として作り上げるためにはパートナーを接続して、スピードを上げたいという思いがありました。

スプラシアさんを選んだ理由は、まずフルカスタムが可能なこと。

例えば「これを来場者・出展社に届けたい」といった我々のニーズがあったとすると、一緒にどういう風にすればいいのか、伴走して考えて作り上げて頂ける。「うちはパッケージ提供なので変えられません」という返事は聞いたことがありません。

次に、セキュリティが強固であるという点です。

Sansanは導入するシステムのセキュリティチェックが厳しいのですが、スプラシアさんはなんと100点満点で、そういった点も非常に信頼しています。

また、博展さんとの資本関係があるということで、イベントプロデュースについての話をする上での言語が一緒というところ、イベントに関することの理解が早いので欲しいものがすぐ手に入るという点も助かっています。

 

<展示会事例①「Start up JAPAN」FUNDeal>

2日間で2,432面談が成立した仕組みとは?

 

大河内

2023年の11月の「Startup JAPAN」というスタートアップ専門展示会について、お話しさせていただきます。

Startup JAPAN には3000名の投資家・スタートアップが参加し、その中で「FUNDeal(ファンディール)」という試みを行いました。

「FUNDeal」は、出資先を探している「CVC・事業会社、VC企業」と、資金調達を行いたい「スタートアップ企業」が出会い、会場で面談して頂くというイベントになっています。

石本

展示会の中に、専門の面談区画を作ったという感じですね。2000名くらいの方が有料でこちらに入り、面談を予約されました。

大河内

結果はイベント全体だと1万879名の参加、そのうち「FUNDeal」では2日間のイベントでなんと2,432面談が成立していまして、初回満足度が91%、そのうち半数の方たちが、次につながる再面談をしていただいているというような結果になっています。

私たちはそこのシステムを、お手伝いさせていただいていました。

前回は初めての開催で、Sansan様といろいろお話ししながら、マッチングに必要な3つの機能を、弊社の「EXPOLINE」に実装させていただきました。

事前アンケートと独自のマッチングシステム

 

大河内

まず1つ目はおすすめ表示、これはいわゆるリコメントです。面談希望のリクエストを他の参加者の画面に表示する機能ですね。

「FUNDeal」に参加していただく方には、事前にアンケートに答えてもらっています。

そして、どんな人なのか、どんな面談をしたいのかという情報を「EXPOLINE」に蓄積して、全ユーザーと全ユーザーのマッチ度を裏で計算し、おすすめ機能ではその人にとって一番マッチ度が高い人が順番に並んで表示されます。

来場者は上から順番にリクエストを送っていけば、誰でもより良い人と出会えるような仕組みになっています。

また、コンシルジュのお勧めというのがありまして、これはSansan様のパートナーにスタートアップのプロの方がいらっしゃるんですが、その人たちから「あなたには誰々さんがこういう理由でおすすめです」というコメント付きでおすすめを出してもらえるような機能となっています。

石本

機能についてはUX/UI含めてメンバーで本当に吟味して考えたんですが、それをシステムに反映するとなると現実には30パーセントくらいしか実装できないこともあります。

しかし、スプラシアさんは90パーセント以上システムに反映してくれました。マッチングのために事前のアンケートというと当たり前じゃないと思うかもしれないですけど、実はすごい出し分けのパターンがありまして、スタートアップに見せるアンケートとVCに見せるアンケートと事業会社に見せるアンケート、全部違うんですね。

7種類のアンケートのアルゴリズムを掛け算して50通りくらいのアルゴリズムが入っているので、その人が本当に会いたい人が選ばれて出てくるんですよ。

これはなかなか作れない。よくやってくださったなと思っていて、今回の最大のミソだと思いますね。

大河内

1番のこだわりポイントでした。ありがとうございます。

面談時間・場所の管理

 

大河内

面談をする上では、「時間がサクッと分かって、スムーズに面談場所にたどり着ける」というストレスフリーな体験も重要なポイントです。

まず、面談の「リクエストを受けた人」が面談時間を簡単に決められるUIとUXを実装して、面談の成立数をどんどん上げていくことを目指しました。

面談場所についても、システムから自動で案内されます。FUNDealでは1対1だけでなく2対3や4対2などの商談も成立します。そのため、どちらかの会社の人が3名以上いらっしゃる場合は8名席を振り分けたり、偶数の座席を先に埋めるなど、効率的な運用のためのシステムを構築しました。

管理画面も、「どの時間帯にどの人がどの席で喋っているのか」が一目でわかるようになっており、当日の席のねじ込みや移動にも対応できるようになっています。

面談前後のコミュニケーション機能

 

大河内

マッチングする前の段階の、「リクエストを送った時点」からすぐチャットが利用できるようにしました。

アイコンにもこだわり、「こういう理由でお話ししたいです」というアピールや、面談直前の打ち合わせ、面談後の連絡などに活用して頂きました。

石本

使いやすさが商談数にもつながったと思います。来場者として来ていた弊社の財務部などからも、圧倒的にUIがいいと評価を受けていました。

大河内

継続的にイベントを開催していく上で、改善点は何だったと思われますか?

石本

第1回の開催で読めていなかったのが、「既読スルー」の機能を実装していなかったことです。

会いたいですと言われて嫌ですと言うのは勇気いる。そうするとリクエストを見てるのに答えず「保留」にしてしまう人が多かったんですね。

「次回なら会えます」とか「ジャンルが違うので会えません」など、ラブコールを送っている方を傷つけず返事ができる方法は必要だと感じました。

大河内

ありがとうございます。今後もパートナーという立場でどんどん機能を良くしていければと思うので、よろしくお願いいたします。

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イベント成功への近道!イベントDXの具体的な機能をご紹介


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<展示会事例② 「ビジネスIT & SaaS EXPO 営業マーケDX 比較・導入展」>

「営業マーケ」のみにテーマを絞った展示会

 

茂野

2024年1月、単体の展示会としては初めての開催となった「ビジネスIT & SaaS EXPO 営業マーケDX 比較・導入展」でしたが、来場者が2日間で2,910名、参加登録者数が6,192名という規模のイベントとなりました。

中島

商談をしている写真が多いですね。通常の展示会だと、通路に大勢人がいる写真がキーに使われたりするんですが、このイベントの場合は商談数の多さが評価されました。

茂野

「出展社の受注獲得(ROI)」にとことん向き合うというのが大きなコンセプトでした。

3つポイントがあったと考えていまして、それらについて石本さんに伺っていければと思っています。

まず、展示会は幅広くテーマを持って開催されることが多と思うのですが、今回は「営業マーケ」のみと、テーマをかなり絞って開催されていますね。

石本

色々なテーマで一緒に開催したほうが規模が大きくなる部分はあると思いますし、収益もよくなるかもしれません。

でも、やはり私たちが一番向き合うべきは、出展社さんが「過去最高に良かった」とか「売上が取れた」と感じられる点だと考えました。

そのためにはとにかく徹底的に絞ろうと。まず「営業マーケ」に絞って、さらに「比較と導入をする目的で来てください」というところまで絞る実験をしてみたという経緯になります。

来場者2,910人という結果は業界関係者の方から見ると少ないと感じるかもしれませんが、特定の目的を持った方のみがこの人数が集まったことで、受注の繋がりやすさにつながったのだと思います。

来場者ごとに中身の異なる
「出展社一覧」を表示

 

茂野

「事前に目的を持ってもらう」ことが重要かなと個人的にも捉えておりまして、我々が実装させていただいた機能ですと、まずリコメンド機能がございます。

Eightのビッグデータをもとに、サイト上で「あなたに合った出展社」を順に表示するのですが、来場者一人一人に合った出展社が順番に並んでおり、効率的に比較したい出展社を探し出せるようになっています。

事前予約通り8割の人が来場 
「訪問オファー」機能

 

茂野

ポイントの2つめが、「商談直結型の次世代展示会を目指す」といった点です。

石本

出展社の受注に繋がる展示会にこだわった結果、「事前予約」にフォーカスした取り組みに力を入れることになり、そのためには、どれだけクオリティの高いオファーシステムを構築できるかが重要でした。

スプラシアさんには、「訪問オファー」の機能などを一緒に作っていただき、席と机の予約や、出展社と来場者同士のオファーがきっちり機能するように、さまざまな工夫をしてもらいました。

予約があっても実際に会場に来るのは3割くらいかもしれないと予想していたんですが、テーマを絞ったこともあり来場者の目的意識はかなり強かったようで、8割が予約通り来場されるという結果になりました。

これはこのシステムのおかげですし、テーマを絞ったことで商談特化型の展示会に一歩踏み込めたのかなというところは感謝しています。

中島

事前オファーが一番多く取れた出展社さんは90件でした。展示会が始まる前に90件以上の商談がすでに取れた状態で初日を迎えられるわけですね。

石本

そうですね。「ITでは商談が起こらない」といった通説もありましたが、そこに風穴を開けられたのではと思っています。

中島

ちなみに我々も出展させていただきましたが、受注が取れました。

石本

素晴らしい(笑)。

茂野

出展社の管理画面についてこだわったポイントは、3つのステップで簡単にオファーを送れることです。オファーを受けた側はマイページのリストから、受諾や辞退の返事を行います。

Eightの登録を必須に
「名刺がいらない展示会」

 

茂野

3つ目のポイント、ここが一番重要だったかなとは思っているんですけれども、スプラシアのシステムとEightの連携をどう行ったかというところを説明させていただければと思います。

今回の展示会は名刺アプリ「Eight」のタッチ機能を使って、 受付から名刺交換までスマホ一つで完結できる「名刺がいらない展示会」を一つのテーマとしていました。

イベント参加にはEightの登録が必須となっていたのですが、Eightのアカウントを持っていない方も参加登録フォームに入力するだけで同時にEightのアカウントを作成することができます。

当日はアプリを開いて受付パネルにタッチをいただくと、パスが出てきて会場に入場できる仕組みです。会場内でもタッチ名刺交換で出展社と来場者に、手軽に名刺交換をして頂きました。

もちろん管理画面では主催社・出展社それぞれがタッチ名刺交換のログやサイトのアクセスログを確認できるような形となっておりました。

石本

スプラシアさんのEXPOLINEというサービスと、弊社のEightアプリをどうやって連携するかってかなり難易度が高いんですよ。断念するケースも多いと思うんですが、EXPOLINEはカスタマイズ性が高く、比較的つなぎやすかった。

Eightは名刺で登録して始めます。個人IDのようなものなので、これでイベントに登録できると一番楽だし早い。

現在の展示会はGメールやinfo@で参加登録する来場者も多く、名刺で登録していたころに比べて来場者の電話番号やメールアドレスが手に入りにくくなっています。

しかしEightの登録を100%にするとタッチ名刺交換で、名刺情報を全て交換できます。名刺がなくなったと断られることもありませんし、特典も付いているのでどうぞどうぞとたくさん活用して頂けるわけです。

またEightの登録を100%にするとITリテラシーの問題ですとか、使ってない方が多い場合にハードルが大きいのではと仮説を立てていたんですが、Eightアカウントを発行する仕組みもありイベントアプリのように使ってもらうことによって、当初の予想より急に門戸が狭くなったみたいな印象はなかったというのは、励みになるトライだったなと思います。
 

中島

最後に今後の展望をお聞かせください。

石本

今後も、もっとテクノロジーを駆使してイベントビジネスのニューノーマルを確立していきたいと考えています。

Eightだけではなく、その仕組みを色々な展示会で使っていただいて、出展社さんにとって展示会が欠かせないものになればイベント産業も発展し、日本経済も回って元気になると思っています。

そのような目線で今、努力しているところです。

中島

本日はありがとうございました。

【資料】
EXPOLINEの具体的な機能を知りたい方はこちらをダウンロード

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▼問合せ先
株式会社スプラシア
問い合わせ先:sales@sprasia.com

ノンピ、東京ドームの球場内パーティールーム運営を開始

フードメニュー・ビュッフェルームイメージ (DAZN LOUNGE、docomo LOUNGE利用者用のビュッフェ台)

社員食堂の運営やケータリングサービスを手掛けるノンピ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 :上形秀一郎)は2024年3月19日より東京ドームの球場内パーティールームの運営を開始した。

同社は2022年より東京ドームのグループ観戦用シートへのオードブルボックスを提供している。今回、更なる満足度向上のため、現地厨房を使用したエグゼクティブなフードメニューを用意。また、新たにオプションサービス(寿司職人の派遣、シャンパンやワインの用意、ビンゴ大会等)で特別な体験を提供すると共に、パーティールーム全体の食空間の演出にこだわる。

会場には「バックスクリーン横の1日2組限定のパーティースイート(DAZN LOUNGE、docomo LOUNGE)」と「外野レフトスタンド真下の地下空間の1日2組限定のシークレットパーティールーム(PARTY ROOM NZK – Ⅰ、PARTY ROOM NZK – Ⅱ)」の、合計4組分の部屋を用意する。

遠隔接客サービス「RURA」2024年4月よりパシフィコ横浜に導入

導入イメージ

タイムリープ(本社:東京都千代田区、代表取締役:望月亮輔)が開発・提供する遠隔接客サービス「RURA(ルーラ)」がパシフィコ横浜の総合案内に導入される。

パシフィコ横浜では会議センター・展示ホール・ノースの計3か所に有人の総合案内を設置し、年間200万人超の来場者を迎えている。2023年に公開した「サステナビリティ方針」に基づき、誰もが安心して利用できる場の提供や、持続可能な施設運営に力を入れる中、案内業務に関してもサービスの質を保ちながら人手不足問題に対応する方法を検討してきた。

今回、「人手を集約しつつ催事の開催状況によらずすべての総合案内をオープンにし、来場者が最寄りの総合案内で相談を受けられる」「多言語対応を充実させることで、海外からの来場者もより安心して滞在できるようにする」などを実現するため、遠隔接客サービスを検討。2024年4月1日より、会議センター・展示ホール・ノースの3施設にある総合案内にRURAを導入する。

RURAはインターネットを通じて店舗の接客を遠隔地から行うことができるサービス。対応スタッフが画面に表示される対面接客や、アバターを通しての接客などを選択可能。少人数で多拠点の接客ができ、約30店舗の受付を3人で実施している例もある。店舗運営の効率化や、接客業における新しい働き方の実現を目指す。

ELEMUSの植物由来の新素材「サスティーモ®」(SMART MANUFACTURING SUMMIT BY GLOBAL INDUSTRIE)

ELEMUSは、3月13日から15日に愛知スカイエキスポで開催されたSMART MANUFACTURING SUMMIT BY GLOBAL INDUSTRIE(主催:GL events Venues)内の愛知県ゾーンに出展した。
提案したのは木粉と漆の木から採取できる樹液を原料とした新素材「サスティーモ®」だ。東京都立産業技術研究センターが主体となって開発した特許技術で、100%植物資源が原材料となっている。触り心地は滑らかで、木に近い温かみがある点が特徴。丈夫なABS樹脂とほぼ同じ程度の強度を持ち、抗菌性と耐熱性にも優れるほか、製造過程で発生する二酸化炭素排出量がプラスチックと比較すると約80%少ない。
同社では社内で原材料のウルシノキ種を発芽させ、栽培や樹液の採取、伐採、再び植樹するといったサイクルを回し、大気中の二酸化炭素の削減にも取り組んでいる。ブースでは海外からの来場者に向け、サスティーモ®で作られた和柄のぐい呑みも併せて紹介した。

富士フイルムの手のひらサイズカメラ「INSTAX Pal」(CP+2024)

富士フイルムは2024年2月22日から25日にかけてパシフィコ横浜で開催された「CP+2024」(主催:カメラ映像機器工業会)にいつでもどこでも気軽に撮影できる手のひらサイズカメラ「INSTAX Pal(インスタックス パル)」を出展した。

同製品は2023年10月5日に販売を開始して以来、その見た目のかわいらしさから話題を呼んでいる。成人が片手で無理なく持てるコンパクトなサイズに加え、独特の丸みを帯びたフォルムや、ミルキーホワイトやパウダーピンク、ピスタチオグリーンといったポップな5つのカラーバリエーションを備えるのが特徴だ。

プリント機能を切り離した撮影特化の「チェキ」で、広角レンズを採用しているため多人数での自撮りも楽々。遠近感を強調した躍動感のあるダイナミックな写真を手軽に楽しめる。撮影画像は本体から専用アプリへ自動転送されるためSNSで簡単に共有できるため、新しいカメラ・写真体験を生むことが期待される。

「HAPPO-EN MEET-UP」開催 サステナビリティを意識したケータリングサービスや新規施設をイベントで周知

八芳園は3月7日、「HAPPO-EN MEET-UP」を八芳園・本館で開催した。ビジネス利用者に新しいおもてなしや宴会場の使い方を提案するイベントで、3つの宴会場を使い、文化体験やケータリングプランの紹介を行った。

①ケータリングプランの紹介
同社ではケータリング事業に力を入れており、飲食の手配だけでなく、料理のディスプレイや食器選び、空間演出や運営も含めすべてのプロデュースを請け負う。音響、映像配信、カメラマン、デザイナーを含む専門のスタッフをインハウスで抱え、パートナー企業とも連携を図っている。
また落としても割れず、欠けても修復できる素材の食器やケージフリー※の卵を使ったメニュー展開をはじめ、サステナビリティに関する要望にも応える。
特に外資系企業からのサステナビリティへのニーズは強い。より感度の高い海外本社から指示があり、イベントの開催においてサステナブルであることが求められるからだ。
MEET-UPの会場内では実際に行った社内会議のケータリングをモデルに、パーティ空間を再現した。長い会議を終えた社員を癒したいという主催者からの要望に応えるため、部屋の全体にグリーンを配置。加えて社員の交流が深まるよう、ラウンド型のテーブルを取り入れている。空間演出を含めたケータリングのトータルサービスは、八芳園の敷地外で提供しており、同社の強みの一つとなっている。

※ケージフリー 平飼いや放し飼いなど、採卵鶏をケージの中に入れずに飼育する方法②文化体験
文化体験では八芳園が展開する文化体験メニューの内、イベントでは折り紙、お茶、手巻き寿司の体験を参加者に用意した。
「折り紙体験」では、講師によるレクチャーで富士山や鶴を作る。葛飾北斎の浮世絵が描かれた折り紙を使用し、日本文化を視覚と掌で知るプログラムとなった。
ほかにも空間プロデュース事業部による日本茶の魅力を体感できる「OCHANOBA」、料理人による手巻き寿司体験を実演した。

③新たな総合会場「THE KEGO CLUB by HAPPO-EN」
今年3月1日から福岡・天神の警固神社の境内、社務所ビル9階に八芳園エリアプロデュース警固が運営する「THE KEGO CLUB by HAPPO-EN」をオープンしている。THE KEGO CLUBは大小2つのバンケットを有し、MICEや展示会、懇親会、会食をはじめ、人数や目的によって使い分けられる仕様だ。イベントでは施設の特徴や地産地消を軸に考案したメニューを公開した。
今回のMEET-UPを担当した、コーポレートイベントセールスセクションの菊池美帆氏は「八芳園はケータリング事業をはじめ、特に「食」にこだわってサービスを展開してきた。引き続き多彩な食を軸に据えつつ、MICEに向けたプランや特別な体験を届けるサービスの充実も図っていく」と展望を述べた。

自工会、モビリティショー裏年の今年に新たなイベントを計画

日本自動車工業会は3月22日、片山正則(いすゞ自動車会長)が就任した新体制としてはじめて都内で記者会見を実施した。会見の中で片山会長は、BtoBを中心にしたイベント開催に前向きであることを明らかにした。

2023年の様子

今年、2023年に名称や企画を刷新し開催した「JapanMobilityShow(ジャパンモビリティショー)」の裏年にあたることから片山会長は「非常に大事な年。昨年ジャパンモビリティショーとして初開催し、111万人を集めた流れをいかに絶やさないか。そして今後も広がるモビリティの領域を絶やさないかということが大事。中身はこれからモビリティ委員会で作りこみをしていく。昨年はモビリティのすばらしさを伝えるためにBtoC+Bの考え方であったが、今年は規模の問題や、昨年巻き込むことができたスタートアップとも面白い話ができているのでBtoB+Cの方向で開催していきたい」と、全理事賛同の上で計画が進んでいるとした。

エクセリ、TOKYO PRO Market上場へ

無線通信機器の販売やレンタルを手掛けるエクセリは3月19日、東京証券取引所が運営するTOKYO PRO Marketに株式を上場した。業務用無線の商社として日本で初めての上場となる。

エクセリはイベントや建設現場、ホテル、旅行業界などの携帯電話では対応できないビジネス現場で業務用無線機器販売事業およびレンタル事業を行っており、さらなる事業拡大や人材採用力の強化を目的に上場した。

パリ2024オリンピックなどの大型イベントやインバウンド需要の増加に伴う堅調な需要を見込む一方で、原材料価格の高騰による無線機器の仕入価格上昇に直面している。その対応策として、レンタル用無線機器の大量発注といった仕入れ戦略を採用しコストを抑制しつつ、迅速かつコスト効率の高い商品提供や顧客サポートを強化することで顧客満足度を高め、新規およびリピート顧客の獲得を目指す。

また、人手不足などの社会課題に対応する新ビジネスとして、IP 電話やIP 無線、サテライト無線、Wi-Fi を統合したIP無線ネットワークソリューションの提供に力を入れる方針だ。

韓国で大人気のバーガーチェーン「マムズタッチ」(フランチャイズ・ショー2024)

韓国で絶大な人気を誇るチキン&バーガーチェーンを営む「マムズタッチ」は、3月13日から15日にかけて東京ビッグサイト西展示棟で開催された「フランチャイズ・ショー2024」(主催:日本経済新聞社)に出展した。

マムズタッチは食べ応えのあるボリューム、手頃な価格、オーダーから調理まで一貫して行うシステムといった差別化戦略を掲げるブランド。様々な味のフライドチキンや丸ごとモモ肉のチキンパティバーガーを提供しており、2021年6月現在で1333店舗を展開している。

日本では2023年10月20日からから11月9日まで渋谷に初となるポップアップストアをオープン。若者を中心に多くの客が押し寄せ話題となった。

そして2024年4月16日、渋谷公園通りに日本1号店が満を持してオープンする。競争の激しい日本のファーストフード市場の勢力図をどのように塗り替えるか注目だ。