宮地先生のワンポイント・アドバイス 展示会の壷
Vol.4ワンポイント・アドバイス
ステージ演出のストーリーを検討
効果的な演出技術で魅力をアップ
エデュテインメントの発想が大切
Education + Entertainment
来場者をブースに引き付けるための工夫
展示会では、来場者をブースに引き付けるため、寸劇やデモンストレーションなどのステージ演出が重要な役割を担っている。そして、ステージ終了後にはスムーズにアンケートを回収したり、ブース内を見学してもらえる流れを作り出したい。
しかし、たとえ3分や5分のステージであっても、終わりまで来場者を観客として引き止めておくことはむずかしい。工夫が必要である。(展コミvol.4抜粋)

「~地球と私のためのエコスタイルフェア~エコプロダクツ2007(通称:”エコプロダクツ”)」が2007年12月13日~15日の3日間、東京ビッグサイトの東1~5ホールで開催された。昨年の開催で9回目を迎えた同展は、過去最大規模となり632者、1405小間が出展。3日間の来場者数も16万4903人となった。
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宮地 克昌(みやち かつまさ)1958年東京生まれ 1980年早稲田大学 理工学部 建築学科卒。(株)乃村工藝社、(株)博報堂を経てフリーに。現在、福山大学人間文化学部人間文化学科メディアコミュニケーションコース客員教授。 (社)日本イベント産業振興協会主任研究員。イベント学会会員 |











IT・エレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN2007」が10月2日から6日までの5日間、幕張メッセで開催された。今回は過去最多となる205,859人の登録来場者数(プレスおよび出展関係者を含む)を記録した。
多くの競合他社が出展する展示会で、まず初めに検討しなければならないことは、メイン動線からの視認性を高めることである。特に少ない出展小間数で最大限の効果を上げるためには、潜在顧客を新規顧客として取り込むために、通路に対してできるだけオープンなブースにするべきである。既存顧客を優良顧客にする場として活用するためには、クローズドな商談スペースを作る必要があり、少ない小間数では困難である。
展示会の出展では、VI(ビジュアル・アイデンティティ)計画によって統一されたカラーの使用は、来場者が出展者のブースを見つけることを助ける。










