株式会社レクザムはSEMICON Japan 2014にて、シャトル搬送システムを出展。
シャトル装置とリニアロボットを利用した、縦方向に多段設置が可能なウエハ搬送システムを紹介。
[SEMICON Japan 2014] シャトル搬送システム – 株式会社レクザム
SEMICON Japan 2014 が開催!
「SEMICON Japan 2014」は世界最大の半導体製造装置・材料の総合展示会。
半導体製造装置・材料に関わるすべての製品・技術・サービスが網羅されている。
会期は2014年12月3日(水)~5日(金)の3日間。会場は東京ビッグサイト。
SEMICON Japan 2014の公式ホームページはこちら:
http://www.semiconjapan.org/ja/
[SEMICON Japan 2014] ハイブリッドレーザーマイクロスコープ「OPTELICS HYBRID」 – レーザーテック株式会社Posted on 2014年12月4日
レーザーテック株式会社はSEMICON Japan 2014にて、ハイブリッドレーザーマイクロスコープ「OPTELICS HYBRID」を出展。 高精度3D測定や、一般的なレーザー顕微鏡と比べ、約1.6倍の広視野で観察で… Continue Reading… |
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[SEMICON Japan 2014] 高精度表面形状測定システム「Dyvoce」 – 神津精機株式会社Posted on 2014年12月4日
神津精機株式会社はSEMICON Japan 2014にて、高精度表面形状測定システム「Dyvoce」を出展。 ウエハ・フラットパネルの評価ができ、ウエハに合わせてステージサイズがカスタマイズ対応可能な測定システムを紹介… Continue Reading… |
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[SEMICON Japan 2014] 省エネ精密空調機「PAP SERIES」 – オリオン機械株式会社Posted on 2014年12月4日
オリオン機械株式会社はSEMICON Japan 2014にて、省エネ精密空調機「PAP SERIES」を出展。 局所精密空調に向けた高レベルな温湿度・クリーン環境を作る精密空調機を紹介。 Continue Reading… |
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[SEMICON Japan 2014] シャトル搬送システム – 株式会社レクザムPosted on 2014年12月4日
株式会社レクザムはSEMICON Japan 2014にて、シャトル搬送システムを出展。 シャトル装置とリニアロボットを利用した、縦方向に多段設置が可能なウエハ搬送システムを紹介。 Continue Reading… |
国際ミーティングエキスポ開幕迫る
12月9日・10日、東京国際フォーラムで「第24回国際ミーティング・エキスポ(IME2014)」が開催される。158社・団体が130小間の規模(11月13日現在)で展開し、来場者は3,500人が見込まれている。主催は観光庁と日本コングレス・コンベンション・ビューロー(JCCB)、および日本政府観光局(JNTO)、企画・運営は日経BP社。
東京商工会議所、日本工学会、日本PCO協会、日本旅行業協会、日本ホテル協会、日本コンベンション事業協会、全国旅行業協会、日本イベント産業振興協会、日本展示会協会、日本イベントプロデュース協会などの後援が予定されている。
今回のIMEはMICEへの関心の高まりを契機に、商談の増加、新しい来場者の開拓を創出する場とするため、さまざまな施策が行なわれる。日経BP社は昨年と同様に来場プロモーションとして、主催者から関係者への招待状送付、雑誌広告掲載、プロモーション・メール配信、IME2014公式WEBサイト告知、WEBサイトへのバナー掲載、テレマーケティングを行なう。今回はプロモーション・メールに出展者情報を掲載し、プロモーションの対象者が来場して得られるメリットを明確に訴求する。
ビジネスマッチングシステムは利用促進のため、電話サポート窓口を設置し、システムに不慣れな来場者をサポートする。さらに事前登録者向けのシステム利用案内メールを配信し、出展内容の告知をあわせて行なうことで、システム利用と事前アポイントの成立件数増加を図る。また前回と異なる点としては、公式ガイドブックをブック形式からリーフレットに変更し、ハッピーアワーを中止とした。
会場ではブース展示商談会のほか、さまざまなイベントが実施される。基調講演は、日本総合研究所理事長・多摩大学学長・三井物産戦略研究所会長の寺島実郎氏が講師を務め「観光立国への戦略的視座」をテーマに語る。技術偏重から脱却した日本の次世代産業モデルとしての観光やMICEについて触れる。
特別講演ではホットスケープの前野伸幸代表取締役が登壇。「失敗しない社内行事の企画・運営ノウハウ」をテーマに、会場の選定から運営マニュアルのポイントなど実践的な講義を行なう。そのほか「MICE主催のソーシャルメディア利活用が生む次世代MICEと『地方創世』」について東洋大学の藤本貴之准教授とスプリー代表の安藤美冬氏が講演する。
また、MPIジャパンチャプターが提供するパネルディスカッション、出展者プレゼンテーション、インセンティブショーケース商談会が予定されている。今回は80名が入るシアター形式のセミナールームを設け、セミナーの充実を図る。
開催初日には、日本政府観光局(JNTO)による国際会議誘致・開催貢献賞の授賞式も実施される。同賞は、国際会議誘致・開催の意義に関する国民の理解を促進し、国際会議主催者及び都市・推進機関の社会的地位を高めるために平成20年度に設立されたもの。前年度に日本への誘致を決定、または日本で開催された国際会議に贈られる。
10日の展示会終了後には、昨年に続きインセンティブショーケースキーパーソンとのネットワークづくりと交流の場として「IME2014フェアウェルパーティー及び意見交換会」が品川プリンスホテルで開催される。
■前回開催のようす
沖縄MICEレポート「そのうちに、うちなー」 その2 出展ブースレポート
10月30日に実施された沖縄MICEコンテンツショーの展示商談会には、県内のホテルや観光施設などが47社・団体が出展し、国内外の157人のバイヤーやメディアと商談を行ないました。
前田産業ホテルズ
個の力を組織の力に変えるチームビルディングプログラム「表現塾@やんばる」は、“個と組織の関係性と役割”、“心のベクトルを合わせる”をテーマに、ワークショップやアクティビティ、エンターテインメントなどを行なう。現代版組踊り体験や沖縄の伝統的な木造帆船フーカキサバニ体験など、地域の資源を活かしたプログラムを提供する。
沖縄美ら海水族館
魚類最大種のジンベエザメやナンヨウマンタが泳ぐ世界最大級の大水槽「黒潮の海」をバックに歓談を楽しむ「MICE パーティプラン」を提供。10月から2月の閉館後に利用することができ、立食100人、着席70人が利用できる。会場使用料は50人36万2,050円から。(平成26年11月現在)
沖縄コングレ
日本最大手のコングレが2003年に設立した地元企業。コングレのノウハウ、ネットワーク、人材を活用し、国際会議、医学会、展示会の企画、誘致、運営、管理をサポートする。米州開発銀行沖縄総会や島嶼観光政策フォーラム、太平洋島サミットなど豊富な実績を誇る。
OKINAWAフルーツらんど
亜熱帯のフルーツ、蝶、鳥が楽しめるトロピカルテーマパーク。ステージ付きで650席が設置できる2号館のほか合計1200席の施設を利用して、会議、総会、ライブ、パーティも実施できる。安里屋のサーターアンダーギーなど、ここでしか手に入らないお菓子も豊富だ。
沖縄科学技術大学院大学
5年一貫制の博士課程をもつ大学院大学で、教員と学生の半数以上が外国人で英語による教育と研究を行なっている。同大学では496人を収容し10m の大型スクリーンを備える講堂のほか、セミナールームを貸出している。2015年には多目的ホールも完成する。
ヒルトン沖縄北谷リゾート
今年7月に開業した346室を備える沖縄本島中部のホテル。人気の商業施設アメリカンビレッジには徒歩で行ける。400人収容可能な宴会場や5つの会場で、会議、企業イベント、セミナー展示会などさまざまな用途に利用できる。今回の視察ツアーでも宿泊先となり、MICE関係者によるインスペクションを実施した。
沖縄コンベンションセンター
展示棟は空、劇場棟は洞、会議場 A 棟は海、同 B 棟は蓮をデザインしたユニークなデザインの MICE 施設。展示場は着席1200人、立食1500人が収納可能な県内最大級のパーティ会場としても利用できる。ビーチや劇場、体育館、野球場などが隣接しており、大型の企業イベントにも対応できる。
ラグーナガーデンホテル
沖縄コンベンションセンターに隣接するホテルで、1,000㎡の宴会場はマルチスクリーンなどの映像・照明・音響設備をもち、パーティや会議、各種セレモニーが開催されている。プールサイドやビーチでのパーティは開放感あふれる沖縄らしいレセプションが楽しめる。
琉球ガラス村
手づくりガラス工房、ショップ、レストラン、美術館を備える。独特の風合いの琉球ガラスは、今回のコンテンツトレードショーのほか、NAHA マラソンなど多くのイベントの記念品に採用されている。近日公開される、ヴェネツィアのガラスアーティスト土田康彦氏とのコラボ作品にも注目が集まる。
神村酒造
古酒守禮などが人気の老舗泡盛メーカー。明治15年の創業以来泡盛をつくり続けている酒蔵で、500年以上におよぶ泡盛の歴史や製造工程、工場見学のほか、酒蔵での泡盛パーティや三線・エイサーのライブも実施できる。また泡盛のプロをパーティ会場に派遣する「蔵人ケータリング」のサービスも提供する。
ユインチホテル南城
旧厚生年金休暇センターを2009年にタピック沖縄が継承し、ウェルネスリゾートとして開業した。3万5,000㎡の広大な敷地に、天然温泉、プール、各種スポーツ施設と、最大500人の立食パーティに対応する大宴会場「希望」のほか、大小8つの宴会場を備える。南城市のプログラム「ヒーリングMICE」を提供、研修やパーティ、チームビルディングを実施でき、心とからだを癒す。
ホテル日航アリビラ
名称のアリビラはスペイン語のAlivio(くつろぎ)とVilla(別荘)を組み合わせた言葉。沖縄の自然とスパニッシュコロニアル風の外観と、美しい空間インテリアが好評。エコフレンドリー。6月に20周年を迎えライトアップやスターウォッチングツアーなど記念企画を実施中。
CREATELEDが日本法人設立へ
大型LEDディスプレイの製造を行なうCREATELED社は、11月に開催された「Inter BEE2014」に出展。会期中にレセプションを実施し、12月中をめ
どに日本法人設立することを発表した。代表設立人は薮田雅広氏が務める。
CREATLED社は2004年に設立。中国・深センに生産拠点を構え、商業施設やイベント会場などに大型ディスプレイを供給しているメーカー。米国、英国、 インド、シンガポールに続き、日本にも法人を設立し、販売強化を図る。
日本法人設立パーティには、薮田氏が集まった映像業界関係者に向けて日本市場開拓への意気込みを語ったほか、CREATELED社のマーケティング担当役員による、LED市場の現状と将来性についてのプレゼンが行なわれた。
Inter BEEでは、ブース全面をカバーする超大型LEDディスプレイやマルチタッチ大型ディスプレイ「MT553UTB」などを出展。来場者の注目を集めた。
スターウッド最高級カテゴリーブランドが日本初進出~2015年春開業
森トラストグループとスターウッド ホテル&リゾートは京都府京都市に「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」を2015年春に開業することを発表した。
京都は「ワールドベストシティ」で1位にランクされる(注 )など、世界からの注目度が高まっている。その嵐山に日本ならではのおもてなしの文化である旅館スタイルと、国際基準のホテルサービスを融合させた「ラグジュアリー旅館」という新しいスタイルの高級宿泊施設として展開する。
ホテルは敷地面積4,429.2平米に39室の設定。レストラン、甘味処・カフェ、宴会場の他にスパも設置される。施設レイアウトは嵐山の持つ自然美を最大限に活かし、客室は神秘的な月をテーマとし、翡翠・すみれ・藍などの日本古来の伝統色をキーカラーにしたインテリアを採用。
「ラグジュアリーコレクションホテル」はスターウッドホテル&リゾートの最高級カテゴリのブランド。その土地ならではの歴史・建築・アートなどの文化を体験できることをコアバリューとしている。ラグジュアリーコレクションホテルの日本での展開は今回が初。また、森トラストグループとスターウッドホテル&リゾートが共同して行なう事業は「ウエスティンホテル仙台」に続き、今回で2件目となる。
森トラスト専務取締役 兼 森トラスト・ホテルズ&リゾーツ代表取締役社長の伊達美和子氏は「京都嵐山で培われてきた歴史や品格を受け継ぎながら、日本で初めて『ラグジュアリーコレクション』が誕生することで、日本が誇る京都の素晴らしい伝統・文化を、新たな形で世界に発信していけることと期待しています」とコメントした。
注)「Travel+Lesure」誌が行った読者投票「ワールドベストアワード2014」より
BtoB向けプログラム「SPGプロ」を発表~スターウッド
シェラトン、ウェスティン、セント レジスブランドなどラグジュアリーホテルを運営する業界最大手のスターウッドホテル&リゾート(以下「スターウッド」)は、11月20日、ウエスティンホテル東京にて、新しいロイヤルティプログラム「SPGプロ」の発表イベントを開催した。
ミーティングプロフェッショナル、トラベルプロフェッショナル(旅行代理店のホテル予約担当者)、エクゼクティブアシスタント(秘書など勤務先企業の出張宿泊予約担当者)などが参加し、それぞれのロールプレイシナリオの寸劇(スターウッド社員による)を通し、具体的な利用方法について解説を受けた。
「SPGプロ」は10月15日より開始された、スターウッドのロイヤルティプログラム「スターウッド・プリファード・ゲスト(SPG)」のBtoB向けプログラム。トラベルプロフェッショナルなどの担当者がスターウッドホテルへ送客するとスターポイントならびにゴールド、プラチナなどのエリートステータスが授与される。
現在、スターウッドの全客室の年間収益の約70%が、法人による利用や旅行代理店からの送客などBtoBによるものであり、そしてそのうちの40%は、上位1%の利用者によるものだとのこと。BtoBの裾野を広げるとともに、そのようなロイヤルゲストに対してホテルでのミーティングやイベント、そして個人的な結婚式などの追加的な需要を取り込むことを見込んでいる。
スターウッドでは、近年の世界的な旅行パターンとして従来に増して法人、レジャー、そしてミーティング事業が重要な位置を占めるようになってきていると判断。これらの事業分野に注力するため、トラベルプロフェッショナルとの関係を強固なものにするプログラムとしてSPGプロを推進していく考えだ。
詳細は、 http://www.starwoodhotels.com/preferredguest/index.html へ。
「第10回Gift Show in 上海」出展社説明会を実施
ビジネスガイド社(芳賀信享代表取締役社長)は、11月21日、東京・台東区の本社で「第10回Gift Show in 上海」(第3回上海国際生活用品家居装飾品美容美髪健康博覧会(春季)」の出展社説明会を開催した。会期は2015年3月25日から28日の4日間、会場は上海国際展覧中心(INTEX SHANGHAI)。
「Gift Show in 上海」は、消費財マーケットの流通業者のためのトレードショーとして、年2回、春秋上海国際展覧中心で開催されており、中国市場進出・流通マーケット拡大を考える日本企業を対象に、出展社数は毎回150社、展示小間数は200小間を集める。
説明会の冒頭で挨拶した芳賀信享代表取締役社長は、「中国市場は中国国内の中間層・富裕層に向けた国内内販市場が育ってきている。また会場のある上海は2500万人の人口を有し所得水準が高く、日本との貿易総額でも米国に次ぐ2位。日本製品は安全・安心とされ品質の良さを知っている。上海貿易自由区もあるほか、昨年はホテルなどを含む48万平米のショッピングモールが誕生し、632mの上海タワーも年末にオープンを控えるほか、来秋には上海ディズニーランドも開業するなど大プロジェクトが目白押しのエリア」と解説し、「第10回Gift Show in 上海」出展での中国市場進出のメリットを伝えた。
出展商品は、アート、彫刻、絵画、フォトフレーム、ステーショナリー、壁面装飾品、ダイニングキッチン、リビング用品、デザイン用品、照明、エコ・環境用品、健康指向品、フラワーグリーン、家電、ミュージアムグッズ、工芸品、ホームウェア、ガーデニングなど。
出展申込締切は、12月22日までとなっている。
なお、ビジネスガイド社では、上記展示会のほかに、中国最大級規模の消費財の展示会「第25回 中国華東輸出入賞品交易会 日本館」(2015年3月1日~5日、上海新国際博覧センター)の主催運営も行なう。
両展についての問合せは、(株)ビジネスガイド社 海外市場開拓部(TEL03-3843-9851)まで。
名称: 第10回 Gift Show in 上海
第3回上海国際生活用品家居装飾品美容美髪健康展覧会
第2回TOKYO BEAUTY & HEALTH WORLD in 上海
会期: 2015年3月25日(水)・26日(木)・27日(金)・28日(土)
会場: 上海国際展覧中心(INTEX SHANGHAI)
テーマ: 新科学技術の進化は、生活者により美しくて健康的なライフスタイルをデザインする
驚きと感動!! 遊び心を伝えるデザインギフトがここに
共同主催:上海国際展覧中心有限公司
必●耐斯(上海)会展有限公司(●は木偏に及)
株式会社ビジネスガイド社
海外市場開拓部 ギフト・ショー in 上海事務局
http://www.giftshow.co.jp/shanghai/sigs/exhibit2015/outline.htm
ドン小西が革の魅力語る~12月4・5日、東京レザーフェア開催
協同組合資材連は12月4日と5日の2日間、都立産業貿易センター浜松町館で「第91回東京レザーフェアを開催する。
同展は、新たなマテリアルの提案、トレンド情報の発信をするトレードショーとしてクリエイターに刺激を与え、創作意欲の向上、皮革の需要の拡大および業界の発展につながることを目的としており、日本最大級のマテリアル展示会として年2回開催している。皮革業界にとどまらず、小売店や一般消費者へも皮革の魅力をアピールする場となっている。
今回は“極めのいち素材”をテーマに25社がそれぞれこだわりのアイテムを出展する。また、オープニングセレモニーではファッション業界の重鎮、ドン小西氏のトークショーが実施される。革製品を取り入れたスタイリングのアドバイスや、独自の視点で捉える日本の皮革の特長などを語る。トークショーの後には「BEAMS」と「URBAN RESERCH」が日本の革を使用してつくりあげたアイテムを中心にファッションショーも開催する。
そのほか、本場イタリアからゲストを迎える15年秋冬のトレンドセミナーや皮革産業界の伝統技術の紹介など、革に関するさまざまなイベントが企画されている。
【連載】営業活動を成功させ、安定的な売上を創出 ==第6回== リードナーチャリング(見込客育成)
【好評連載】営業活動を成功させ、安定的な売上を創出
~約500社の営業コンサルティング実績から成功法則を伝授~
(株)スリーシーズ 代表取締役 畑中康彦氏
◆第6回 リードナーチャリング(見込客育成)
株式会社スリーシーズ 代表取締役の畑中康彦です。
第6回目のコラムは、「リードナーチャリング(見込客育成)」についてです。
「リード=商談でも、リード=受注でもありません。リードは、興味があることが顕在化しただけですので、リードをあたためて商談化させ、受注に繋げる動きがこの後に必要になってくるのです」という形で、前回のコラムを締めました。
「リードを暖めて」の部分が、リードナーチャリングになります。リードに対して、売り手がやるべきことは、定期的に適切な情報提供を続け、受注までの階段を上りやすくするための後押しをします。そして、いざ階段を上ろうと行動を開始した瞬間に手を差し伸べて頂上に引き上げる(=受注)ことです。
リードナーチャリングという施策をどのように成功させるか、弊社のコンサルティング成功事例を元にお伝えします。
某IT系の企業には、毎月500件近くの無料トライアルの申し込みが来ていました。しかし営業が5名しかいないため、すべてのフォローアップができずに、毎月契約となる50社以外、残り450社は未コンタクトとなっていました。
【STEP1:体制作り】
マーケティング=商談を獲得するチーム、営業=商談から受注を獲得するチームに分けて、リードナーチャリングの機能をマーケティングに含めました。そして、無料トライアル後、未コンタクトとなっている領域をフォローする担当を配置しました。
【STEP2:見込客の属性分け】
無料トライアルを申し込む際のアンケートにさまざまな工夫を凝らし、見込客を全部で8パターンの属性に分けることにしました。
【STEP3:属性に応じた仮説立てとコンテンツ作り】
属性ごとに、どのようなことで困っているのか?どんな情報を届ければ、見込客のアンテナに反応するかを考え、小冊子やWEBページなどコンテンツを多数用意しました。
【STEP4:定期的な情報発信】
多数用意したコンテンツ、書き溜めたコラムを月に2回のペースで属性ごとに、最適なコンテンツをメールにて配信するようにしました。
【STEP5:見込客をスコアリングし、適切なタイミングでアプローチ】
メール閲覧の状況やWEBサイト閲覧の状況をスコアで管理し、スコアが高まった見込客に対して、メールや電話にてアプローチし、アポイントを獲得するようにしました。
このようなSTEPを経て、無料トライアル終了後の未コンタクトリストから毎月70件程度の再商談を発生させることに成功したのです。
このように、リードナーチャリングの仕組みを構築することで、
獲得したリードから長期的な視点で受注を獲得できるようになります。
<アーカイブス>
==第1回== 問題を特定し、一つずつ改善を
==第2回== 営業を仕組化する
==第3回== 営業の仕組化:成功事例から学ぶ
==第4回== 営業戦略:ターゲットの考え方
==第5回== リード(顕在客)獲得
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プロフィール
畑中 康彦 (株)スリーシーズ代表取締役/ 顧客開拓研究家
慶応義塾大学法学部卒。
1999年リードエグジビションジャパン株式会社入社。IT系の国際見本市のプロデューサーとして、企画営業・来場者動員に従事。
2003年に営業コンサルティング分野で唯一の上場会社である、株式会社セレブリックスに入社。コンサルティング事業本部統括マネージャーとして、100社を超える顧客開拓プロジェクトを指揮。顧客3倍増など数々のプロジェクトで成功を収める。
2010年、営業ツール制作を軸とした「営業の仕組化」支援を行なう(株)スリーシーズを設立し、代表取締役に就任。
「営業の仕組化/標準化」「営業力の強化」「リードの育成」などのテーマで日々、クライアント企業に対して具体的な営業支援を提供している。
株式会社スリーシーズ http://www.salestool.jp/