以前、クライアントの発注ミスがイベントの前日に発覚し、明日までに対応してもらえないかと電話が掛かってきたことがあった。「エクセリ」のモットーは“CS(Customer Satisfaction) before Profit”(クライアントが満足することが優先で、利益はその後)で、まずは目の前で起きている事象をどう乗り切るかを考え、実行に移した。必要な製品を用意して、時間に間に合うように、自分たちで新幹線や飛行機を使い確実に届けたため、イベントに支障を出さず、成功に繋げることができた。
これがどれだけクライアントの助けになったか計り知れないだろう。
「Maker Faire Tokyo 2016」が8月6日・7日の2日間、東京ビッグサイトで開催される。
これは、ロボット、デジタルファブリケーション(3Dプリンター、レーザーカッターなど)、クラフト、アート・デザイン、VR、宇宙・航空・ドローン、バイオ・農業など多種多彩なジャンルにおいて、ユニークな発想でモノを作り出す「Maker」(作り手)たちが集い、自作の展示やデモンストレーション、ワークショップなどが行なわれるDIYイベント。
「THE TOKYO ART BOOK FAIR」が、9月16日から19日の4日間、京都造形芸術大学・東北芸術工科大学 外苑キャンパス(北青山)で開催される。
これは、毎年実施されるアートに特化したブックフェア。国内外から、個性豊かなアートブック、カタログ、ZINE・リトルプレスの出版社やアーティストなど、約300組が一堂に会す。8回目を迎える今年は、これまで3日間だった会期を1日増やした。
今回から新たな試みとして、ダミーブックアワード「Steidl Japanese Photobook Award 2016」を設立。ダミーブックとは、出版物の完成形をイメージするために、編集・デザイン・製本した模型のこと。日本を拠点に活動する写真家、写真をメディアとして用いるアーティストであれば誰でも参加することができ、グランプリ作品はドイツのSteidl社から出版される。
また、ひとつの国の出版文化に焦点を当てる“ゲストカントリー”では、ブラジルのアートブックフェア「Faira Plana」のオーガナイザーや出版社、アーティストを招き、ブラジルの出版文化に触れることができる。
そのほか、アートブックにまつわる展示やイベントなど、多種多彩な企画を用意。
詳細はWEBサイトまで。