
編集内容
発売日:2018年2月28日
判型:A4判
ページ数:104ページ
定価:2,200円(税込)/1冊 8,800円(税込)/年間
全国有力書店で販売 。また、小社からの発送も行なっていますので、上部の購入ボタンよりお申し込み下さい。
お問合せは(株)ピーオーピー 出版企画室(TEL: 03-5687-6841、FAX: 03-5687-6845)
展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙
「第773号 見本市展示会通信」を発行しました。
【主な記事】
・一面のニュース:第86回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2018、みなとみらい新MICE施設通称「パシフィコ横浜ノース」に ほか
・〈MICEプラス〉ユニークベニュービジネスセミナー開催 観光庁…(2面)
・〈海外ニュース〉インターマット・パリ2018ほか…(3面)
・業種別開催データ(2018年4月~9月)<消費財関連>…(3~5面)
・〈出展者に聞く〉マイクロネット…(6面)
発行について:第773号 2018年(平成30年)3月1日
南九州酒販株式会社(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役社長:永吉孝)は、3月13日(火)に東京・恵比寿で薩摩焼酎・奄美黒糖焼酎の祭典「2018 鹿児島焼酎フェス」(以下、かごちゅう。http://kago-chu.com/)を開催する。また鹿児島の本格焼酎をより多くの方に味わってもらうため、イベント直前の2月28日(水)~3月13日(火)の期間中、「恵比寿横丁」とのコラボ企画として、鹿児島焼酎をお得に楽しめる「かごちゅう Week in 恵比寿横丁」を実施。
期間中、対象店舗では鹿児島焼酎をお手頃価格で提供。焼酎好きの人も、「普段は飲まないけど、焼酎を試してみたい」という人も必見の特別企画となっている。また 「かごちゅう Week in 恵比寿横丁」限定のSNS割引を実施。 対象店舗内に設置されたPOPを持って、SNS にアップした人は、当日券3,500円を3,000 円で購入可能。
かごちゅうは鹿児島が誇る60の蔵元の美酒を楽しめる大試飲会。2018年注目のエリア・鹿児島から69の蔵元が出店、600種類以上の本格焼酎が大集結し、飲み放題で試飲できる。魔王、萬膳、伊佐美、三岳などの有名銘柄に加え、東京で流通してない銘柄も多数出展。会場では、人気のフードコーディネーター・SHIORIが、プロデュースした焼酎に合うおつまみメニューを提供するほか、焼酎の美味しい飲み方を紹介するトークショーも予定している。
その他にも、各蔵元選りすぐりの一升瓶焼酎をはじめとする、豪華景品が当たる抽選会イベントや、鹿児島県の特産品を試食・購入できる物販も展開。焼酎好きの方はもちろん、焼酎ビギナーの方も初心者も、この機会に自分好みの一本との出会いを楽しんでほしい。
日本冷凍空調工業会は2月27日から「HVAC&R JAPAN 2018(第40回冷凍・空調・暖房展)」を幕張メッセで開催している。
同展は冷凍空調機器や産業用冷却・加熱設備、関連機器が一堂に会する冷熱ビジネスの祭典で“日本最大の冷熱ビジネスチャンス!”をテーマに展開。
今回、40回目を迎え新たに 「HVAC&Rアワード」と「主催者パビリオン」を企画した。「HVAC&Rアワード」は同展に出展の製品・技術やサービスの中から、審査委員会が選考するもの。エコ・環境イノベーション部門、安全・快適イノベーション部門、ベスト・アプローチ賞に分け、それぞれ表彰を行う。なお、ベスト・アプローチ賞の事前応募は実施せず、会期中の来場者アンケートを元に受賞者を決定する。アワード授賞式は3月1日(木)の13時から、会場内情報発信コーナーステージで実施予定となっている。
また、「主催者パビリオン」では8社が集結し、ガスや電気、ヒートポンプなど、さまざまなエネルギーに対応した業務用空調冷凍機を紹介している。
さらに今回から、ICカードを来場者へ配布し、更なる利便性の向上を図る。配布のICカードを利用すると、出展者の商品カタログや、見学したブースの一覧、聴講したセミナーの資料のダウンロードが可能。ほかにも、出展社プレゼンテーションや特別ステージなどの開催を予定している。
同展は2年に1度かつ日本最大級の、空調暖房ビジネスのビッグイベント。ぜひこの機会を逃さずに業界の最新情報を掴んで欲しい。
ピーオーピーは、2018年2月28日に『EventBiz』Vol.10を発刊いたしました。
『EventBiz』Vol.10のタイトルは
「東京五輪」をはじめとするスポーツの関心は高く、スポーツを巡る地域振興の動きが活発化している。地方創生とイベントの接点をスポーツの特に“走る”視点からアプローチ。ランニングに限らず、地方を元気づけるイベントとともに、ビジネスのアイデアを提供する。 また、最新のおすすめイベントツールを、スポーツやフードなどシーンに分けて紹介する「EVENT TOOL CATALOG 2018」も収録。
そのほか、MICE情報や、展示会の総合分析・論考などの理論的な内容、東京2020に向けた動きに関する記事も掲載。
◆若い世代へ向けて
――若い人たちと接しながら、どんなことを感じますか
佐藤 以前よりも先輩後輩の深いコミュニケーションは減ってきていると思います。厳しい上下関係や細かい気遣いなどは、昔よりは意識されなくなってきているかと。
永井 数年前に私たちの部署にも若い人たちが入社してきて、仕事を教える立場にいました。今でもできる限りわかりやすく伝えられるよう気を配ると同時に、言葉でしっかりと伝える部分と、自分で考えてもらう部分のバランスを特に大切にしています。
徐 ベテランの制作者はとても頼りになりますし、きついスケジュールもこなしてくれます。でも、若い世代の社員はあまりに過酷な仕事のやり方をおかしいと感じる世代であり、「働き方改革」など、労働環境を改善しようとする社会的な流れもできつつありますね。
内山 働き方の変化については、実を言うと私たちの会社は、今世間で騒がれているから職場の環境が変わってきたわけではなくて、10年近く前から緩やかに改善されてきています。ここ10年くらいはそこまで過酷な環境ではありません。私たちが現場で働いていたころのような、月の残業時間が200時間超えるような状況からは、10年ほど前に脱却しています。その頃と今ではあまり変わりはなく、むしろ社会的に働き方改革が騒がれていること対して、企業がデリケートになりすぎているのではないでしょうか。中には遅くまで働いて稼ぎたいという人もいるでしょうし、逆に一日の労働時間を短くしたいという人もいるのが現状ですが、皆同じ環境・条件になるようにとの指導が頻繁にありますので、かなり窮屈に感じています。
――これから映像業界を目指す人にメッセージをお願いします
永井 続けることができれば、必ずどこかで楽しいことが見つかる仕事だと思いますので、業界に入ったら努力しながらも、あまり気張らずに継続してみてください。
内山 今からこの業界に入ろうとする方たちは、ある程度音響や映像に興味がある人がほとんどですよね。だからこそ理想と現実は違う、ということを理解しつつ、しっかり自分のやりたいことを見極めて励んでください。
佐藤 今の映像業界を目指す若い人たちは、高い志を持っています。希望さえ粘り強く持ち続けていれば、夢を実現できるかと思いますのであきらめずに頑張ってください。
宮下 現場の仕事は、想像以上に精神的にも肉体的にも厳しいです。皆さんはそれを分かって入社してくるとは思いますが、そのさらに3倍も4倍も苦しいです。本当にやりたいことがある人、現場の仕事が好きな人しか残らない仕事ではありますが、それが楽しいと思えるような、また現場から社内に戻ってきたとき「この仕事で良かった」と思えるような環境を作っていけるよう私たちも努めていきます。イベントが好きな人に悪い人はいないと思いますので、興味があればこの業界にぜひ挑戦してみて欲しいです。
――ありがとうございました
◆JVRA座談会アーカイブス
▶第1回 ビジュアル空間をつくるプロフェッショナルのシゴト
▶第2回 ~プロが語る仕事の舞台ウラ
▶第3回 観客を魅了するステージ演出の舞台ウラ
▶第4回 日本全国で活躍するJVR協会の仲間たち
▶第5回 イベント・ステージ業界で活躍する女性たちの仕事
▶【2016年】海外展示会(ISE・InfoComm)視察ツアー報告会2016
▶第6回 映像演出の世界で輝く女性たち~女性が活躍できる場を目指して
▶【2017年】海外展示会(ISE・InfoComm)視察ツアー報告会2017
◆他部署との関わり
――他部署の方へ求めること、感謝していることはどんなことですか
徐 制作を担当する人たちには、気がついたことがあればなるべく早めに言って欲しいですね。
以前、他社さんに機材手配をしたとき、手配が完了してから、当社の制作の者より「その会社さんの機材は、自社の機材と同梱物の内容など仕様が違っているから、別途、付属品などを用意しないといけない」という指摘を受けたのですが、手配する前にそういった細かい情報を得ることができれば、自社の仕様と同じ同業者さんから借りることができましたので、早い段階から情報共有をしていきたいです。
内山 営業には何でもお客さんの言いなりになるのではなく、可能か不可能かの判断をした上で回答と提案をしていただきたいですね。
また、あまり機材を分かっていない営業がシステムを組んで、当日に破綻が起き、現場に追加が出て走り回ることもありましたので、少し機材のことを勉強しながら業務を進めていただけるとありがたいです。それでも、ある程度私たちの要望も酌みながらお客様さんと交渉を進めてくれる部分や、人手が足りない時に現場応援をしてくれる事に関しては非常に助かっており感謝しています。営業と技術で比較すると、技術の方が若干コスト意識が薄いように感じます。お金のことをあまり気にせずに、現場最優先で仕事を進めている所はあると思います。
ただ、現場のスタッフは、会社の中でも特に不規則なシフトで動いており、当日いきなり現場に向かって欲しいとお願いをすることも少なくありません。それでも毎回しっかりと対応してくれることに対して、いつも深く感謝しています。
宮下 制作現場では日々忙しく業務をこなしているのは承知しているのですが、もう少し機材を丁寧に扱っていただけると嬉しいです。機材のケース作成を手伝うことがあり、キズがついて返ってくると、残念な気持ちになります。機材にも思いやりを持っていただけるとありがたいと思います。
佐藤 特に大きく他部署へ求めることはないのですが、コミュニケーションは常々重要だと感じています。自分たちが思っていることと、相手が思っていることの意思疎通がうまく図れずに、ジレンマを感じることもあります。相手が勘違いをしていたり、こちらが言葉足らずだったりとお互いさまなのですが、伝達不足は特にさまざまなトラブルに繋がりやすいため気をつけています。
◆JVRA座談会アーカイブス
▶第1回 ビジュアル空間をつくるプロフェッショナルのシゴト
▶第2回 ~プロが語る仕事の舞台ウラ
▶第3回 観客を魅了するステージ演出の舞台ウラ
▶第4回 日本全国で活躍するJVR協会の仲間たち
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▶【2016年】海外展示会(ISE・InfoComm)視察ツアー報告会2016
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▶【2017年】海外展示会(ISE・InfoComm)視察ツアー報告会2017
――仕事のやりがいや魅力、また大変なことはなんですか
永井 私たちの業界の最終目標はイベントの成功だと思うのですが、その成功の裏には私の仕事のような、あまり表立つことのない細かい仕事がたくさんあるんです。その小さな仕事が役に立っていると改めて認識できる瞬間にやりがいを感じます。テレビやコンサート映像を眺めながら、ふと「自分でやった作業がイベントで役に立っているんだな」と思えるときもありますね。
徐 最近はパズルを解くような感覚で仕事をしています。例えば、とある機材を40個探して欲しいと頼まれたことがありました。自社のものでは到底足りませんでしたので、同じ機材を所持している他社の助けを借り、なんとか揃えることができたときなどは、やはり達成感がありました。このように大きな壁を乗り越えた経験は、同じような問題があったときに落ち着いて対応できるようになるなど、自分の力となっていきます。私の仕事は、機材の借用が業務の大部分となっていますが、なるべく借りる機材の数を減らせるよう取りはからうことも、自分の重要な仕事だと考えています。
それから、機材が故障しているのか、それとも正常なのか判別がつかない状態になっていることがあります。これは修理担当者とシフト担当者、共通の悩みの種でもあるのですが、最近はこのようなケースは減ってきました。昔よりはシフト担当者と倉庫の担当者の距離が縮まったことが改善に繋がったと考えており、コミュニケーションの大切さも実感しています。
内山 現場の仕事をやっていた頃は、達成感ややりがいといったものを感じることが多かったです。ひとつの案件が終了するごとに区切りがつきますから、ある意味では分かりやすいですよね。しかし今の部署での仕事は、以前に比べると区切りが曖昧で、終わりが明確ではありません。
パズルという例えが徐さんから出ましたが、私たちの管理する人の動きや車の流れもまさにパズル状態です。どうやったら少ない人数や台数で現場を動かせるか、日々頭を悩ませています。
また、管理職として部下を持つようになってからは、今までの経験や積み重ねから生まれた考え方や信念といったものを、下の人が受け継いで仕事をしてくれることがやりがいのひとつになっています。
宮下 私の仕事は、これからレンタルに出す機材の状態チェックなどが多く、実際に現場でチェックを行った機材がどのように使われるかをあまり知らないことがあります。基本的な必要最低限のチェックを怠ることはありませんが、もっと機材を知ることでメンテナンス方法の幅も広がると感じています。
最近では人が足りないときなど、ヘルプで現場に入ることがあるのですが、実際の機材の使われ方を直接学ぶことができます。通常の業務とこうした現場での体験を通して知識量が増えていきますので、大きなやりがいであり、魅力でもあると思います。
佐藤 入社して20年ほどになりますが、現場をやめてからのやりがいというのは難しいもので、次から次へとやってくる仕事を、ずっと捌いているようなイメージです。達成感はあまり感じたことがありません(笑)。
極論をいえば、私たちの仕事はもっと多くの営業の方がいればその方達で補えてしまうことができる仕事だと思っています。それでも私たちは、穴が空いてしまったところを埋める仲介のプロだと自負しています。しかし、そのポジションに決して胡坐をかいているわけではなく、今後も現場と営業のいい潤滑油として最大限機能していきたいですね。
――仕事の際の必需品がありましたら教えてください
永井 薄暗い倉庫内での作業が多いので、ヘッドライトですね。作業効率化にもなりますし、機材の移動が難しい状態ですと作業場所を変えられませんので、ライトで照らしながら細かいメンテナンスなどを行います。
◆JVRA座談会アーカイブス
▶第1回 ビジュアル空間をつくるプロフェッショナルのシゴト
▶第2回 ~プロが語る仕事の舞台ウラ
▶第3回 観客を魅了するステージ演出の舞台ウラ
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日本映像機材レンタル協会 & ピーオーピー合同企画 座談会 第7回
プロジェクションマッピングの演出の幅は大きく広がりを見せ、AR・VRは黎明期を迎えている。そして今年の後半には4K・8Kの放送開始を控えるなど、発展のめざましい映像の世界。その業界を突き動かす人々は何を思い、どんな働き方をしているのだろうか。コンサートやステージの成功を背負っているのは、オペレーターや機材の設営などといった現場の人々だけではない。そこで今回は「現場を支えるサポーター」にスポットを当て、メンテナンスやスタッフ配置などの業務を担う、映像業界の潤滑油的存在である方々に“今”と“本音”を聞いてみた。
(掲載=『EventBiz』 Vol.10より)
◆出演者(L→R)
●佐藤 昌宏さん – ヒビノメディアテクニカル
●徐 清淑さん – レイ
●宮下 寛子さん – シーマ
●永井 真人さん – ヒビノ
●内山 真一さん – シネ・フォーカス
◆業務について
――この仕事を選んだきっかけを教えてください
永井 昔からビデオなどの映像機器を触るのが好きで、また大きいステージに関わる仕事をしたかったため、現在の仕事を選びました。主にLEDに関わるメンテナンスから一般業務まで担当しています。
徐 機材のシフト業務、あるいは機材に不足が出た場合、他社からの借用、また貸し出しの窓口を担当しています。今の仕事を始めたのは、以前から映像に興味があったことと、知人に紹介してもらったことがきっかけとなっています。
内山 私は以前から映像に強い興味があったわけではありませんでした。私が就職活動をしていた当時は就職氷河期という厳しい時期を迎え、何社も入社試験や面接に回りましたが、なかなか内定を貰うことができずにいました。そのとき、「自分は一体何をしたいのだろう」と改めて考え直したんです。もともと理系だったこともあって、機械いじりが合うのではないかと考え、また、体を動かす仕事をしたいとも考えていたところ、今の会社の募集を見て、応募しました。偶然ですが、高校時代に学園祭でビデオドラマの制作をやっていた経緯もあり、こういった経験とご縁から今の会社に導かれたのかなとも思います。入社前よりも入社後、現場を経験するようになってからの方がより映像に興味がわき、積極的に学んでいた記憶があります。現在は現場を離れ、人の動きや車の輸送、スケジューリングなどを管理する部署に所属しています。
佐藤 私がこの会社へ入社したときも、20年前でちょうど就職氷河期でした。専門学校の就職課にいき色々な仕事を探す中で、映像関係が面白そうだなと漠然とですが感じていました。また、デスクに座って行う映像制作よりも、現場で実際に体を動かす業務の方に興味がありました。しかし、就職氷河期の只中ですから、簡単には雇ってもらえません。しばらく就職先が決まらずにいましたが、今の会社を受けたとき担当者に「いつからできるの」と言われ、飛び込むようにこの業界に入りました。今では会社で仕事があれば、できることは全て引き受けるような形ですが、機材の準備・修理が主な業務となっています。
宮下 レンタルの依頼が入った機材の準備やメンテナンスが基本的な仕事ですが、機材シフターがいないときは機材シフトするなど、幅広く仕事をしています。もともとは音響関係という、今の分野に近い仕事に就いていましたが離れることを決め、OLとして働いていました。そんな折「もう一度ケーブルを巻くような仕事に戻りたい」という気持ちが沸き、専門学校時代の同級生のサポートもあって、この業界に戻って来ることができました。近い分野で仕事をしていたとはいえ、映像のことは全く分かりませんでしたので、入社してから必要な知識を学んでいきました。
◆JVRA座談会アーカイブス
▶第1回 ビジュアル空間をつくるプロフェッショナルのシゴト
▶第2回 ~プロが語る仕事の舞台ウラ
▶第3回 観客を魅了するステージ演出の舞台ウラ
▶第4回 日本全国で活躍するJVR協会の仲間たち
▶第5回 イベント・ステージ業界で活躍する女性たちの仕事
▶【2016年】海外展示会(ISE・InfoComm)視察ツアー報告会2016
▶第6回 映像演出の世界で輝く女性たち~女性が活躍できる場を目指して
▶【2017年】海外展示会(ISE・InfoComm)視察ツアー報告会2017
1月25日、日本コンベンション協会(JCMA)次世代委員会は東京・リビエラ青山で「第1回JCMA次世代勉強会」を開催した。参加者は若手会員56人。
会の冒頭、主催を代表して次世代委員長の南崎康貴氏が挨拶。同委員会初の試みである勉強会について「今日のために企画を試行錯誤し、1年近くの時間をかけた」として、個人のベースアップにつなげてほしい旨を述べた。
勉強会のトップバッターはJTB総合研究所MICE戦略室長の小泉靖氏が務め、「業界団体の役割と将来のMICEについて」と題し講演を行った。
小泉氏は講演の中でMICEの基本的な概論を解説するとともに、日々の業務の中でMICEをうまく演出・オペレーションすることにとらわれ、本来の目的を見失いがちではないかと疑問を提示。誰がどんな目的でMICEを開催するのか、原点に立ち返る必要があると訴えた。また、海外団体との交流など業界団体としての課題を列挙し、若手に委員会活動などで積極的に関与してほしいと檄を飛ばした。
※「見本市展示会通信」772号より抜粋(2018年2月15日発行)