1月25日、日本コンベンション協会(JCMA)次世代委員会は東京・リビエラ青山で「第1回JCMA次世代勉強会」を開催した。参加者は若手会員56人。
会の冒頭、主催を代表して次世代委員長の南崎康貴氏が挨拶。同委員会初の試みである勉強会について「今日のために企画を試行錯誤し、1年近くの時間をかけた」として、個人のベースアップにつなげてほしい旨を述べた。
勉強会のトップバッターはJTB総合研究所MICE戦略室長の小泉靖氏が務め、「業界団体の役割と将来のMICEについて」と題し講演を行った。
小泉氏は講演の中でMICEの基本的な概論を解説するとともに、日々の業務の中でMICEをうまく演出・オペレーションすることにとらわれ、本来の目的を見失いがちではないかと疑問を提示。誰がどんな目的でMICEを開催するのか、原点に立ち返る必要があると訴えた。また、海外団体との交流など業界団体としての課題を列挙し、若手に委員会活動などで積極的に関与してほしいと檄を飛ばした。
※「見本市展示会通信」772号より抜粋(2018年2月15日発行)