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体制強化へインバウンド政策推進事務局設立

観光庁はインバウンド政策の推進強化のため、7月1日付けで3課+1室体制から5課体制に拡充。またインバウンド政策推進事務局を設立した。

さらに国際・交通部門の部長・審議官等を観光庁に併任し、インバウンド政策推進を担うことで、国土交通省全体としてのインバウンド政策推進体制を整備する。

【概要】


(1)観光庁におけるインバウンド政策の推進に当たり事務局機能を強化するため、3課+1室体制から5課体制に拡充するとともに、「インバウンド政策推進事務局」を設置。

<インバウンド政策推進事務局>
事務局長 観光庁次長
事務局次長 観光庁審議官
インバウンド政策推進官  観光戦略課長
〃        国際観光課長
〃        参事官(日本ブランド発信・外客誘致)
〃        参事官(外客受入地域づくり)
〃        参事官(国際会議等)

(2)国土交通省の国際・交通部門の部長・審議官等(下記)を観光庁に併任し、観光庁長官及び次長の下で、インバウンド政策推進を担うこととし、国土交通省全体としてインバウンド政策推進体制を整備。
大臣官房 審議官(国際)
総合政策局 国際政策課長
大臣官房 参事官(地域戦略)
大臣官房 審議官(鉄道)
大臣官房 審議官(自動車)
大臣官房 審議官(海事・港湾)
航空局 航空ネットワーク部長

【連載】経営視点から見る展示会活用法 第5回 オペレーション~成功するオペレーションと、失敗するオペレーション~

連載:経営視点から見る展示会活用法

第5回
オペレーション~成功するオペレーションと、失敗するオペレーション~

柴崎 智弘氏(船井総合研究所)

みなさん
こんにちは。船井総合研究所の柴崎です。

経営視点からみる展示会の活用、連載5回目の今回は、展示会場での「オペレーション」 についてお伝えしたいと思います。

前回の「ブース設計」では、オペレーションを意識したブース設計をして欲しい、とお伝えしました。次回の、「呼び込みの方法」のところでもブース内オペレーションについては詳しくお伝えしたいと思いますが、まずは、オペレーションを計画する上で「失敗するパターン」からご紹介したいと思います。

ズバリ、失敗するパターンは、これだけです!

ブース内で説明をする人と、ブース内に呼び込む人が一緒になってしまっているというパターン。

しかし、残念ながらこのパターンがほとんどです。

なぜこのパターンが悪いのでしょうか?

それは、自分が説明しやすい人にしか声をかけない。
声をかける人を選り好みしてしまう、という傾向があるからです。
そして、疲れてくると、デモをするのにも疲れてきますから、呼び込みをしなくなります。

また、評価が曖昧にできるため、結果的に名刺の数も、デモの数も、当日アポの数も、期待した数まで伸びません。

全体の数字を追いかけて、毎日集計しますが、一元化になってしまっていますから、どこが悪いのか、まったく分りません。

ではどうしたら、良いのか?

その答えは・・・完全なる分業制です!

役割り、評価を細分化することです。

何をどう分業するのかというと、通行人をブースのなかに入れる役割と、ブースのなかでデモ担当する役割の人と、完全に分けるのです。

そして、それぞれの担当にしっかりと目標数字を課せます。

たとえば、呼び込み担当の人には、勿論、ブース内に呼び込んだ人数です。
カウンターを持ってもらい、1人(1組)入れたら、1カウントします。

そして、ブース内でデモを専門で担当する人は、2つの役割があると思っています。

1つは、名刺交換数
2つ目は、当日アポの数です。

こうすることで、何が良いかというと、まず、呼び込み担当は、ガツガツ呼び込んできます。なんせ、これが彼ら、彼女らの評価される成果ですから、必死です。

どんな人だろうが、呼び込みます。

ブース内に、デモを担当できる人が足りない場合は、それを効率的に回せる方法を自分達で考えます。

もしくは、1件あたりのデモを短くして欲しい!などといった、改善点が出てきます。

これが、展示会全体を良くし、ボトムアップ、底上げにつながります。

そして、デモ担当は、入ってきたお客さまにすべて対応しますから、役割を一元化していたときには取りこぼしていた見込み客にもプレゼンすることができ、より多くの潜在客を掘り起こすことができます。

そして、目標が「当日アポ」の取得ですから、力の入ったプレゼンをするだけでなく、見込み客かどうかの選別まで行なえます。

これが非常に大きいのです。

これで、見込み客が一気に増加し、ハウスリストを厚くし、営業の種を沢山獲得し、そして、案件に最も近い、当日アポを取ることができます。

オペレーションのポイントは、とにもかくにも、この「分業制」です。

これまで、展示会担当に、呼び込みも、デモもすべて任せていた会社さんは、役割を細分化して、その細かい役割ごとに担当を設定して、その細かい役割ごとに評価する数字を設定して欲しいと思います。

そして、毎日、どこの数字が良かったのか、どこの数字が悪かったのか、振り返っていただきたいと思います。

そうすることで、明日は、呼び込みをもっと力を入れたほうがいいのか、次回は、もっとデモの人数やPCを増やした方がいいのか、どこが足りなかったのか、PDCAを組むことができます。

展示会も、Webと同じように、明確に改善点を見つけることができ、進化させることができます。

ぜひ取り組んでください!

そして、次回は、この呼び込みの方法と、ノベルティについてお伝えしたいと思います。

ではまた次回!

第6回では、「効果的なノベルティを考える~お金をかければ良いというものではない!~」についてお伝えしたいと思います。

 

連載:経営視点から見る展示会活用法(全10回)バックナンバー

第1回:事前ミーティング~成功の鍵は社内の一体感~

第2回:目標設定~マーケティング施策の中の展示会~

第3回:コミュニケーションの重要性~成功している会社のルールとは?~

第4回:ブース設計~成功するブース装飾のポイントとは?~


Profile

 

 

柴崎 智弘

船井総合研究所

 

大學卒業後、大手金融機関にて営業を担当。
2006年より、インサイドセールスの部署の立ち上げに参画。
上場企業や中小企業を常時600社担当し、会わずしてキーマンとの関係構築をし、案件を引き出すという、法人営業、特に金融サービスとしては新しい試みを担当。
2011年10月船井総合研究所に入社。
IT企業ビジネスコンサルティングチームにて、展示会で集客した後の、電話営業でクロージングさせる営業の仕組みを得意とする。
特に、展示会のオペレーションには、成果に直結すると定評があり、展示会をテーマに、約30社のコンサルティングの実績がある。

観光庁、経産省、JNTO、JETROが訪客増へ共同行動計画

6月11日開催された観光立国推進閣僚会議(主宰:内閣総理大臣)の第2回会合でとりまとめられた、「観光立国実現に向けたアクション-プログラム」にもとづき、観光庁、経済産業省、日本政府観光局(JNTO)、日本貿易振興機構(ジェトロ)の4者による「訪日外国人増加に向けた共同行動計画」を策定された。

今後、4者が有する国内外の有形-無形のリソースを有効に活用した取組みをさらに強化し訪日外国人増加にむけて取り組む。

共同行動計画の概要は以下のとおり、

1.海外での訪日観光促進に関する連携
-観光庁・JNTO作成映像集「Discover the SPIRIT of JAPAN」の放映、活用
-ビジット・ジャパン(在外公館等連携事業、官民連携事業)の案件形成における相互協力
-ジェトロが出展する海外見本市やイベントにおける訪日観光PR

2.クール・ジャパンとビジット・ジャパンの連携による訪日観光促進
-国内及び海外それぞれにおけるクール・ジャパンとビジット・ジャパンの連携
-日本関連コンテンツのローカライズ・プロモーション支援や海外需要開拓支援機構等を通じた各種海外展開への支援等による日本ブランド向上及び観光促進に資する関連コンテンツの継続的海外発信

3.国内の地域資源の海外展開に合わせた訪日観光促進
-ジェトロによる海外販路開拓活動と地域の観光資源の海外PRの一体的な実施促進
-ジェトロ(国内事務所を含む。)とJNTOの共同による観光地域づくり及び観光資源等の発掘

4.ビジット・ジャパンとインベスト・ジャパンの連携による訪日観光促進
-ジェトロが行う観光インフラ関連企業誘致における連携

5.日本を国際的なプラットフォームとする取り組み
-国際的な専門見本市を活用した日本の認知向上
-海外からの撮影隊誘致に積極的な地域の支援等

6.組織間の連携促進のための各種協議体制

詳細は観光庁のウェブサイトを参照のこと。

マーケ業界の商談会が2年半ぶりに開催


ターゲットメディア(株)は7月4日午後1時より、ベルサール飯田橋ファーストで「ターゲットメディアフォーラム」を開催する。同フォーラムはリサーチ事業・CRM事業・テレマーケティング事業・PR事業の企業など約40社が出展。広告・マーケティング・IT業界が注目するソリューション、メディア、ツールベンダーが一堂に集結し、各分野のプロフェッショナルからの情報収集や商談の場となる。

入場料は1,000円、ただし事前登録者、招待状持参者は無料となる。
詳細や事前登録についてはウェブサイト(http://www.marke-media.net/forum2013/)を参照すること。

ITS世界会議東京、7月10日に説明会

最先端の高度道路交通システム(ITS)に関する国際会議「第20回ITS世界会議2013」が10月14日から18日、東京国際フォーラムおよび東京ビッグサイトで開催。会議登録、出展者募集を行なっている。

ITS世界会議は、世界のITS関係者が一堂に会し、最新の研究・技術・施策等の発表、展示、現場体験を行なう国際会議。1995年の横浜、2004年の愛知・名古屋についで日本で3回目の開催となる。今年は250セッションの会議、120社・団体の展示、ショーケース、テクニカルビジットなどの現場体験会に35のエントリーがあり、60か国、8,000人の参加が見込まれている。

ITS Japan7月10日に 通常は会員向けに開催されているITSJapanコミュニティプラザを、同会議の説明会として会員外の参加希望者にも開放。会議の全体像を説明するとともに、セッション構成、展示、ショーケース、テクニカルビジット、ポストツアーといった基本的な部分に加え、第20回記念大会ならではの企画イベント・展示など、見所を紹介する。

説明会の申込みはウェブサイトを参照するか、ITS Japan総務グループ(03-5777-1012)まで問い合わせること。

日本ものづくりワールド2013が開催!

「日本ものづくりワールド2013」は製造業における設計,開発,研究等に関する製品や技術が一堂に会する展示会。日本ものづくりワールド2013は第4回 医療機器 開発・製造展(MEDIX),第24回 設計・製造ソリューション展 (DMS),第17回 機械要素技術展(M-Tech),第21回 3D&バーチャル リアリティ展(IVR)から構成される。会期は6月19日から21日の3日間、会場は東京ビッグサイト。

[日本ものづくりワールド2013] 空撮画像3D解析システム – 株式会社快適空間FC

Posted on 2013年6月19日

株式会社快適空間FCは日本ものづくりワールド2013において空撮画像3D解析システムを出展。 空撮用のマルチコプターと静止画からテクスチャポリゴンモデルを生成するシステムを紹介。Continue Reading…

[日本ものづくりワールド2013] マイクロ波照射成形システム「Amolsys M150」 – 株式会社ディーメック

Posted on 2013年6月19日

株式会社ディーメックは日本ものづくりワールド2013においてマイクロ波照射成形システム「Amolsys M150」を出展。 特殊シリコンゴム型を用いて樹脂の実モデルを成形する卓上型設備を紹介。Continue Reading…

[日本ものづくりワールド2013] 3Dプリンター「MakerBot Replicator 2X」 – VMJ株式会社

Posted on 2013年6月19日

VMJ株式会社は日本ものづくりワールド2013において3Dプリンター「MakerBot Replicator 2X」を出展。 2色対応で積層ピッチ0.1mmの高密度な最廉価のデスクトップ型3Dプリンターを紹介。Continue Reading…

[日本ものづくりワールド2013] 空撮画像3D解析システム – 株式会社快適空間FC

株式会社快適空間FCは日本ものづくりワールド2013において空撮画像3D解析システムを出展。
空撮用のマルチコプターと静止画からテクスチャポリゴンモデルを生成するシステムを紹介。

[日本ものづくりワールド2013] 3Dプリンター「MakerBot Replicator 2X」 – VMJ株式会社

VMJ株式会社は日本ものづくりワールド2013において3Dプリンター「MakerBot Replicator 2X」を出展。
2色対応で積層ピッチ0.1mmの高密度な最廉価のデスクトップ型3Dプリンターを紹介。

[日本ものづくりワールド2013] マイクロ波照射成形システム「Amolsys M150」 – 株式会社ディーメック

株式会社ディーメックは日本ものづくりワールド2013においてマイクロ波照射成形システム「Amolsys M150」を出展。
特殊シリコンゴム型を用いて樹脂の実モデルを成形する卓上型設備を紹介。

田中旅日記 どさんこーれ札幌 その5

札幌/北海道MICEコンテンツ・マートにおうかがいしたのが今年2月末。最後の旅日記が2か月前の4月17日。長い沈黙を破り、田中旅日記札幌編最終回でございます。

なぜ急に一度限りの再開をしたかと言いますと、冒頭に書きましたように皆さまがこのメールをお読みになるころには、タイに旅立っております。旅立つ前にやり残したことを終わらせておきたいという、非常に個人的な事情によります。

どうしても書いておきたかったのは、お世話になった北海道の皆さまへの感謝の気持ちと好意的にお考えいただければなによりです。

◆札幌コンベンションセンター
展示商談会が行なわれた大ホールの管理を担当した雄鹿さんとセミナーやシンポジウムの会場となった特別会議場や中ホールを担当された岩本さんにお会いしました。

新卒2年目の雄鹿さんが担当した展示会場では4つのテーマゾーンの展示、MICE関連企業など80社・団体の出展ブースが立ち並びました。牡鹿さんが苦労したのは安全面の確保、出展企業や来場者に危険が及ばないかどうか、施設の設備や備品の破損がないかなど、さまざまポイントで目を光らせていました。

この仕事のむずかしさは、利用者からのさまざまな要望にどう対応するか。会場保全の問題だけでなく、安全面、衛生面さまざまなしばりがあるなかで、「できません」とだた断るのではなく、利用者の意図に沿った代替案の提示に頭を悩ませているとのこと。イベント運営にも興味があり、将来的にはお客さまのお手伝いや自主企画などにも調整したいということです。

◆JTB元代表取締役社長、日本観光振興協会副会長の船山龍二さん(船は舟へんに公)。
「日本MICEの現在と未来」をテーマに特別講演をされました。MICEと観光の今日的意義、その市場、課題と提言、仕事としてのMICEなどをさまざまな切り口でお話していただきました。就職フェアの一環としての位置づけでしたが、MICE関係者にも役立つお話でした。
そんなビッグな方とも単独インタビューができました。「学生にMICEの話をすると反応がいいですよ。新鮮でやりがいがあると良い印象をもってもらっています。観光は現在の日本でとても重要な分野です。そのなかでもMICEのビジネスは非常大きな可能性をもっていますが、それが花開くかどうかは、我々の関係者の強い意志と行動次第です。自然に良くなるものではないので、これからの取組みが大切ですね」と訓示をいただきました。重みのある発言です。

◆札幌国際ブラザ
企画事業部長の根子俊彦さんにコンテンツ・マートの取組みについておうかがいしました。今回特長的だったボランティア講座との同時開催については、札幌国際プラザ設立から掲げる3C哲学(コンベンション、コミュニケーション、シチズン)のなかで取り組んでいるもの。市民参加・市民理解を旗印にMICE関連事業の多くにボランティア関連のものを取り入れています。また就職セミナーについては、札幌国際プラザが「さっぽろ雇用創造協議会」の構成員ということやMICEが雇用を創出するツールだということから、実際に企業がMICEに取り組む姿を、学生やMICE関連に就職・転職を希望する人たちに実際に見せことが近道という考えだそうです。
「旅行業自体は厳しいかも知れないが、MICEに目をむけたら可能性があることを見せる場としたい、将来的にはMICEサミットを札幌で開催したい」ということでした。さっぽろMICE推進委員会に参加しており、札幌国際プラザも会員となっているNPO法人コンベンション札幌ネットワークについては「札幌・北海道のMICEを振興するためのしかけですが、この地域だけでなく日本全国で同じような動きを起こすきっかけになるのでは」と期待ものぞかせていました。

◆アクセスサッポロ
いつもイベントスケジュールを送っていただいているアクセスサッポロにもおじゃましました。5000㎡の展示スペースをもち、展示会を中心に大規模な催事の会場となっています。屋外展示場があるのでさまざまな使い方ができそうです。入口と展示場を結ぶグリーンホールは「緑と光」をテーマにしたトロピカルな空間。大きなガラスを100枚も使い太陽光をふんだんに取り込みまたベンジャミーナという木が繁っていて、商談での疲れをいやす憩いの場となっているそうです。こういう会場ごとの個性って素敵ですね。

 

 

さて唐突に再開した北海道編ですが、この1回で終了となります。そして私は心置きなくタイで取材してまいります。(たなか)