光のアート展「ライティング・オブジェ2014」が丸の内周辺で開催中

「光と音のシンフォニー ライティング・オブジェ 2014」が12月11日から、東京ビルTOKIAガレリア、東京国際フォーラムほか丸の内周辺で開催。12月25日までの期間、心に響く光の作品をみることができる(※東京国際フォーラムのみ2015年1月9日(金)まで)。
「ライティング・オブジェ」は、毎年12月に丸ノ内周辺で開催され、今年で9周年を迎える。今回、各界で活躍中のアーティストが、「地球環境保護と子供たちの平和な未来」と「復興支援の継続」を呼びかけ、光の作品を展示した。展示作品は、チャリティオークションでご購入することができる。12月11日には、アーティストの石井竜也さんらが登場し、160点の全アート作品の光をいっせいに灯す点灯式が行なわれた。
点灯式であいさつした石井竜也さんは、「僕の今年のテーマは、”Coexistance”。共存共栄などいろいろな意味がありますが、共生ということです。今年の天候をみても、自然との共存がどれだけ大変であるのか考えさせられました。日本人が数千年の歴史のなかで多くのイノベーションを生んだのは、自然とともに生きていかなければならない環境にあったからこそ備わった力なんだろうと感じます。
ここに集まった作品を観ていても、繊細な作品が多く、シンプルなようでいてとてもよく考えられている作品をみて感心しています。これからもこうした地球環境の変化とともに生きていく私たちは、子供たちを守り、文化を守らなければいけない。その文化を守る一端を担っているのがわれわれアーティストであり、アーティストは感動や発見などヒントを与える仕事だと思っています。
ぜひ、一つひとつの作品に足をとめて、『何を言わんとしているのだろう』と想像したり、『何をわたしはいま感じているだろう』と自分にも問いかけて観てみるとおもしろいのではないかと思います」と語った。
初日に訪れた来場者は、上から吊り下げられた手提げ袋の灯りの作品や、展示台の作品など、じっくりと鑑賞し、写真におさめるなど思い思いに楽しんでいた。さまざまなアーティストが参加しており、石井竜也さんのほかにも、絵本作家の池田あきこさん、アートディレクターの勝井三雄さん、脚本家の小山薫堂さん、登山家の田部井淳子さんなどの作品も展示されている。
なお、チャリティーオークションの売上金は支援団体に全額寄付される。
会期中は、クリスマスコンサートや「光の箱」をつくることができるワークショップ、くまモンのクリスマスイベントなど、さまざまなイベントも開催される。

 

  

 

 

■開催概要

【開催名称】光と音のシンフォニー「ライティング・オブジェ 2014」
【メッセージ】「地球環境保護と子供たちの平和な未来」・「東日本大震災復興支援チャリティ」
【開催期間】2014年12月11日(木)〜12月25日(木) ※東京国際フォーラムのみ2015年1月9日(金)まで。
【開催場所】東京 大手町・丸の内・有楽町エリアの各会場
【日程・内容】
□東京国際フォーラム
2014年12月11日(木)〜2015年1月9日(金)
ライティング・オブジェ作品の展示、ライティング・オブジェ学生作品コンテスト
□東京ビルTOKIAガレリア
2014年12月11日(木)〜12月25日(木) ライティング・オブジェ作品の展示
     12月11日(木)17時   ライティング・オブジェ点灯式
            12月13日(土)・14日(日)  「光の箱」ワークショップ
            12月21日(日)   くまモンのクリスマス・イベント
            12月20日(土)   クリスマス・コンサート I
            12月23日(火)   クリスマス・コンサート II
□有楽町マルイ
2014年12月11日(木)〜12月25日(木)ライティング・オブジェ作品の展示
□ニッポン放送
2014年12月11日(木)〜12月25日(木)ライティング・オブジェ作品の展示