【全国MICEインタビュー】Vol.3 福島

福島県の中心部となる郡山市では、コンサート会場としても利用される「ビッグパレットふくしま」をはじめとする大型施設のほか、最少10人からの収容人数ごとに適した会場が充実しており、市はコンベンションシティとしてアピールを行ないMICEの誘致を図っている。
2011年の東日本大震災以来、数多くの企業・団体が「がんばれ東北」を掲げ、多くのMICEを福島県で開催した。それから4年、福島県産業振興センターの小山恵一氏は「会場の予約は2年先まで押さえることができる。震災後数年、多くのイベントを福島で開催してもらったが、震災特需はそろそろ終わる。そう考えて前向きにMICE誘致に力を入れていかなければいけない」と、誘致に向けた学会運営との意見・情報交換の重要性を語った。
「太平洋・島サミット」などに代表される大規模な国際会議の実績を持つ福島県と、コンベンションシティとしての確立を目指す郡山市。県と市が力を合わせ、さらなるMICE誘致を目指していく。

→季刊誌「EventBiz Vol.2」より抜粋

2015年12月9日・10日に開催した「第25回国際ミーティング・エキスポ」(IME2015)の取材記事より

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