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静岡東部のユニークベニューを英語で紹介

静岡県東部地域コンベンションビューローは、このほど英語版のユニークベニューPR冊子「Unique venue & Excursions Guide」を発行。施設概要のほかに、対応するイベントの種類、料金、収容人数、料飲、備品など、イベント開催に必要な情報を網羅しており、海外MICEプランナーへの訴求向上へ強力なツールとなりそうだ。

冊子では、自転車競技施設「伊豆ベロドローム」、サーキット場「富士スピードウェイ」、沼津御用邸など6つのユニークベニュー施設とエクスカーション6か所、ワンストップMICE施設として、プラサヴェルデを紹介している。

電子版も用意されており、下記URLから入手できる。
http://www.shizutou-cb.jp/english/ue/Unique_Venue_and_Excursions_GUIDE.pdf

詳細については静岡県東部地域コンベンションビューロー(Tel:055-964-1800/Email:info@shizutou-cb.jp)まで問い合わせること。

[施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014] 立体多段式栽培システム「ガイアイチゴの森」 – 渡辺パイプ株式会社

渡辺パイプ株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、立体多段式栽培システム「ガイアイチゴの森」を出展。
養液栽培で衛生的、かつ特性の白色パイプを使用することで光の反射を多く利用し、裁植本数が最大で土耕の約4倍の密度で栽培できる、観光農園用イチゴ栽培システムを紹介。

[施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014] トマト用糖度選別機 – シンフォニアテクノロジー株式会社

シンフォニアテクノロジー株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、トマト用糖度選別機を出展。
光センサによって非破壊で、高速・高精度にトマトを糖度選別する省スペース設計の選別機を紹介。

[施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014] マイクロバブルを発生できる濾過材「焼結金属エレメント」 – SMC株式会社

SMC株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、マイクロバブルを発生できる濾過材「焼結金属エレメント」を出展。
圧縮した空気を入れることでマイクロバブルを発生させることのできる、粉体の金属を焼き固めて生成した多孔質の金属性濾過材を紹介。

[施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014] ユニットハウス式小型植物工場「やさいばこ」 – 三協フロンティア株式会社

三協フロンティア株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、ユニットハウス式小型植物工場「やさいばこ」を出展。
レンタルで設置することができ、設備導入まで一括手配できるユニットハウス式の植物工場紹介。

[施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014] 湿らせたパッドで室内温度を下げる「クールパッドシステム」 – 揖斐川工業株式会社

揖斐川工業株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、湿らせたパッドで室内温度を下げる「クールパッドシステム」を出展。
特殊なセルロースペーパーの上部から水を流すことで湿らせ、さらに強制排気することで気化熱を発生させることで温度を下げるシステムを紹介。

施設園芸・植物工場展2014が開催!

「施設園芸・植物工場展 (GPEC) 2014」は、施設園芸と植物工場に特化した国内唯一のビジネストレードショー。
開催コンセプトは「政府・メーカー・生産者が一丸となって、日本の施設園芸と植物工場の将来をかんがえていく」。
今年は230社が出展し、38,000名の来場者数を予定している。
会期は2014年7月23日(水)~25日(金)までの3日間。会場は東京ビッグサイト。

施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014の公式ホームページはこちら:
https://www.gpec.jp/

 

渡辺パイプ株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、立体多段式栽培システム「ガイアイチゴの森」を出展。 養液栽培で衛生的、かつ特性の白色パイプを使用することで光の反射を多く利用し、裁植本数が最大で土耕の約...

[施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014] 立体多段式栽培システム「ガイアイチゴの森」 – 渡辺パイプ株式会社

Posted on 2014年7月24日

渡辺パイプ株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、立体多段式栽培システム「ガイアイチゴの森」を出展。 養液栽培で衛生的、かつ特製の白色パイプを使用することで光の反射を多く利用し、裁植本数が最大で土耕の約… Continue Reading…

シンフォニアテクノロジー株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、トマト用糖度選別機を出展。 光センサによって非破壊で、高速・高精度にトマトを糖度選別する省スペース設計の選別機を紹介。

[施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014] トマト用糖度選別機 – シンフォニアテクノロジー株式会社

Posted on 2014年7月24日

シンフォニアテクノロジー株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、トマト用糖度選別機を出展。 光センサによって非破壊で、高速・高精度にトマトを糖度選別する省スペース設計の選別機を紹介。 Continue Reading…

SMC株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、マイクロバブルを発生できる濾過材「焼結金属エレメント」を出展。 圧縮した空気を入れることでマイクロバブルを発生させることのできる、粉体の金属を焼き固めて生成...

[施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014] マイクロバブルを発生できる濾過材「焼結金属エレメント」 – SMC株式会社

Posted on 2014年7月24日

SMC株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、マイクロバブルを発生できる濾過材「焼結金属エレメント」を出展。 圧縮した空気を入れることでマイクロバブルを発生させることができる、粉体の金属を焼き固めて生成… Continue Reading…

三協フロンティア株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、ユニットハウス式小型植物工場「やさいばこ」を出展。 レンタルで設置することができ、設備導入まで一括手配できるユニットハウス式の植物工場紹介。

[施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014] ユニットハウス式小型植物工場「やさいばこ」 – 三協フロンティア株式会社

Posted on 2014年7月24日

三協フロンティア株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、ユニットハウス式小型植物工場「やさいばこ」を出展。 レンタルで設置することができ、設備導入まで一括手配できるユニットハウス式の植物工場紹介。 Continue Reading…

揖斐川工業株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、湿らせたパッドで室内温度を下げる「クールパッドシステム」を出展。 特殊なセルロースペーパーの上部から水を流すことで湿らせ、さらに強制排気することで気化熱...

[施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014] 湿らせたパッドで室内温度を下げる「クールパッドシステム」 – 揖斐川工業株式会社

Posted on 2014年7月24日

揖斐川工業株式会社は施設園芸・植物工場展(GPEC) 2014にて、湿らせたパッドで室内温度を下げる「クールパッドシステム」を出展。 特殊なセルロースペーパーの上部から水を流すことで湿らせ、さらに強制排気することで気化熱… Continue Reading…

日本映像機材レンタル協会 & ピーオーピー合同企画 座談会 <第4回> 日本全国で活躍するJVR協会の仲間たち(その1)

日本映像機材レンタル協会 & ピーオーピー合同企画 座談会 第4回


日本全国で活躍するJVR協会の仲間たち(その1)

あらゆるリアル空間の映像シーンで活躍するJVRAのメンバーたち。この組織ならではの誇るべきチカラが、全国ネットワークによる結びつきの堅さだろう。 それぞれの会社が独自の強みをもって、地域と密接に結びつきながら、他地域のメンバーからのシゴトにもしっかり対応し、チームワークで現場を乗り切る。北 海道から沖縄まで、メンバー同士が情報共有やコミュニケーションを図ることで、日本中どこでも同じレベルのビジュアルソリューションを提供できる。今回 は、そんなメンバー同士の結びつきがわかる座談会となりました

【出席者】
(株)光映堂シーエーブイ(札幌) イベントレンタル部主任 永山 大 氏
コセキ(株)(仙台) プロモーションサービス営業部リーダー 渡辺 誓 氏
(株)オプチカル(香川) 営業部部長 髙嶋 哲 氏
(株)新協社(福岡) レンタル営業推進部 営業推進課課長 井上 丈章 氏
オブザーバー:ヒビノ(株)(東京) 業務部 機材センター課長 菊地 利之 氏

司会:中田昌幸(ピーオーピー)

◆機材と現場のことなら、何でもお任せあれ

--まずは自己紹介からはじめましょう。永山さんからお願いします
永山 弊社は昭和14年に開業した「光映堂カメラ店」が起源で、その名の通り、カメラの販売や写真の現像などを商いにしていたそうです。それからフィルム映写機のレンタルをきっかけに、映像・音響機器全般をレンタルするようになりました。いま私の所属する「イベントレンタル部」は、売上からすると全体の3分の1くらい。私の仕事は、現場のオペレーション業務がメインですが、これが専門ということではなく、打ち合わせから営業、制作など何でもやります。いただく仕事は学会、コンベンションが多いです。展示会やイベントもありますが、少ないです。
--永山さんは最初からオペレーターだったのですか
永山 いえ。販売部門の工事担当として入社しました。人とのコミュニケーションが得意ではないからこの仕事を選んだのに・・・だいぶ慣れましたが、いまでも得意ではないです(笑)

--そういう人が多いですね、この業界。機械を相手に入社したつもりでも、やはり人とのつながりがものを言う世界ですから、諦めるしかありません(笑)。では次に、渡辺さんお願いします。


渡辺 
弊社もカメラ店から始まった会社で、いまでも中古カメラや写真用品を扱う店舗は、地元では知られた存在です。写真用品メーカーとのつながりにより、レントゲン用のフィルムを扱うようになったところから、医療機器の販売の割合が多くなり、AV機器販売の派生でレンタル部門ができました。売上構成は、医療関連機器・AV機器販売が圧倒的に多く、私のいるプロモーションサービス営業部は数%程度ではないかと思います。
--とはいえ、コセキさん全社の売り上げは100億を超えるんですよね。ヒビノさんやレイさんと同じくらい。
たしかに、それだけの規模でやっているだけに、東北全土の大学や医療施設などにお世話になっておりますので、レンタル部門は、地元イベント会社のほかにも販売先から派生する案件に対応する準備を整えています。大学と共催してセミナーを開催したり、販売先の大学等の入学式、卒業式を受けたりといった具合に。

--では髙嶋さん、お願いします
髙嶋 弊社は昭和30年に創業し、今年で設立43年目を迎えます。フィルム映写機の販売、メンテナンスから始まりました。現在は、四国全域で映像・音響機器レンタルやメンテナンス、撮影・編集などの映像制作や、学校・コンベンション施設に機材取付などの工事も手掛けています。私の仕事もみなさんと同じで、打ち合わせから見積り、セッティング、オペレーションと何でもありの現場担当ですね。部門別では大きく分けてレンタルと販売が売り上げの8割を占め、その比率は約半分ずつ。修理工事・その他が約2割といった所です。ほかにニッチなところでは、教育ソフトの販売をやっています。学校向けの道徳や交通安全とか、企業向けのコンプライアンスとか、交通違反者講習、悪徳商法、ドラッグ、防災などいろんなテーマのソフトがあります。年度末は駆け込み需要でけっこう売れます。
--こういうの、どこで売ってるんだろうと思っていました。ちなみにレンタルやメンテナンスはどの業種の仕事が多いですか
髙嶋 学会のオペレート業務が中心ということに変わりはありませんが、近年、特に今年に入ってイベント系が増えてますね。イベントが増えるということは景気が良くなっているということ。地元に根ざしているので、小中学校の機器の修理などにも行きます。運動会シーズン前になると、あちこちでスピーカーが壊れてます(笑)
--(笑)。では井上さんお願いします
井上 弊社は16ミリフィルムの販売や、映写機を使って学校に映画などを観せて回っていたのがはじまりだそうです。レンタル部と販売中心の営業部で展開していて、販売は県や市、官公庁といった行政関係や、小中から大学などの学校関係への納入が多いです。レンタル事業は、やはり学会関係が中心ですが、イベントや展示会、セミナーの仕事もコンスタントに入ってきます。また、今期からレンタル営業推進部というのができて、私がその担当社になりました。業務は新規開拓や新規顧客の対応などです。いままで行けなかったところに足を運んで、需要を掘り起こしています。
--どんなイベントがありますか
井上 地元のマスメディアがらみのキャラクターとかショーといったファミリーイベント、企業の周年行事などが多いでしょうか。あと福岡には何と言っても、博多どんたくと山笠という、全国から観光客が集まるお祭りがありますから、この時期は忙しいです。
--福岡はJNTO(日本政府観光局)のコンベンション統計で、全国2位の国際会議開催件数ですからね。福岡市内の仕事だけでもお忙しいでしょう。
井上 弊社は福岡が7割、3割が長崎、鹿児島、熊本といったところでしょうか。福岡市内の仕事は、マリンメッセや国際会議場という市が建設したイベント・コンベンション施設ができて、劇的に変わりました。ただハードができたというのではなく、施設運営者と市、コンベンションビューローがうまく連携してMICEを誘致できているのだと思います。

 

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JVR座談会アーカイブス

第1回 ビジュアル空間をつくるプロフェッショナルのシゴト
第2回 ~プロが語る仕事の舞台ウラ
第3回 観客を魅了するステージ演出の舞台ウラ

 

 

施設運営者が語る料金と稼働の課題【CBN-JPフォーラム開催レポート】

日本コンファレンスセンター協会(CBN-JP)は7月15日、虎ノ門ヒルズフォーラムでコンファレンスビジネス事業化研究フォーラムを開催した。

フォーラムは年に3~4回定期的に開催しており、毎回、コンファレンスに関する旬な話題やトレンドがさまざまな切り口で語られ、関係者の情報共有の場となっている。講演とパネルディスカッションで構成し、自己紹介タイムとKIOSKタイムを導入するなど、参加者同士の交流自体も目的となっており、1999年以来継続して今回で60回の開催を迎えた。

今回のテーマは「“玉石混淆”の都内ビルインコンファレンス施設の心と形」と題し展開。都内で大規模な再開発が続き、多くの場合にオフィスビル計画と共に貸し会議室やコンファレンス施設が計画されている現状に対して、施設運営者である登壇者・参加者に施設コンセプトやサービスポリシーなどを問うテーマとなった。

フォーラムのはじめには、CBN-JP会長の春口和彦氏が開会挨拶にかわって、今年3月に京都で行なわれた富裕層旅行に特化した商談会「ILTM Japan(インターナショナル・ラグジュアリー・トラベル・マーケット ジャパン)」での取材内容を報告。開催地ならではのおもてなしと京料理で徹底されたパーティ料理などにも言及し、昨年ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」の活用について参加者らに提言した。

その後、今回の開催会場となった虎ノ門ヒルズフォーラムを運営・管理する森ビル・倉橋慶次氏が登壇。「虎ノ門ヒルズ コンファレンス施設開発の表と裏」と題し、開設準備をした担当者として、スマートカンファレンスセンターという施設コンセプトに至った背景を、都内施設の開発状況の分析を交えて紹介した。

フォーラムの中程では、「コンファレンス施設に求められる情報発信機能とニュービジネス」をテーマに、CBN-JP顧問の松崎保功氏は自身が開発したマイクロコンピュータによる視聴デモを実施、またシニアアドバイザーの清原理氏はコンファレンス施設におけるネット・通信環境についての考察を発表した。

パネルディスカッションは、「施設運営は料金と稼働のせめぎ合い!?」という題目に対し、森ビル・倉橋慶次氏、マックスパート・石川朋哉氏、TCフォーラム・中川卓之氏の三氏は施設紹介を交えて回答した。
六本木ヒルズのアカデミーフォーラムと虎ノ門ヒルズフォーラムの運営をする森ビル・倉橋氏はディベロッパーという立場で、研修特化型ホテル・晴海グランドホテルをはじめ最近オープンした貸し会議室フクラシア品川など11の施設を運営するマックスパート・石川氏はホテル業の立場で、また大阪会館を皮切りにして2005年「コンベンションルームAP大阪」開業以降、東京・名古屋・大阪とAPブランドで会議室を展開するTCフォーラム・中川氏は貸し会議室業の立場で、それぞれに現状を報告。

 

時間売りを基本としている貸し会議室に対し、ホテルの料金体系が時間に対してソフトな対応であることや、目標に稼働率を入れず売上のみとしているディベロッパーなど、料金か稼働か、という問いに一概に比較がむずしいとしながらも、それぞれの立場から回答していた。

 

また、参加者からは「IT対応について、通信容量の設定について」や「TV会議が導入されはじめているが、その影響を感じるか?」、また「セールスマーケティングにどんな施策を行なっているか」など同じコンファレンスビジネスをしている者同士の専門的な質問が飛び交い、活発なディスカッションとなった。

また、今回のフォーラムではCBN-JPの主催するコンファレンスプランナー資格の今年度認定者に対し、認定書の授与式も行なわれた。認定資格者は8名で、現在までに合わせて168名が保有している。

約40名が参加したフォーラム終了後にはレセプションが開催され、60回の開催を祝うとともに、今後のコンファンレンスビジネスの発展について活発な交流が図られた。

 

      

<関連記事>
・会議環境、“快適性”の次は“創造性”【CBN-JPフォーラム開催レポート】(2014/1/30)
http://www.eventbiz.net/?p=30452

・「施設の選択」テーマにフォーラムを開催~CBN-JP(2013/10/18)
http://www.eventbiz.net/?p=29273

・虎ノ門ヒルズフォーラムがお披露目
http://www.eventbiz.net/?p=33575

【連載】営業活動を成功させ、安定的な売上を創出         ==第2回== 営業を仕組化する

【好評連載】営業活動を成功させ、安定的な売上を創出

~約500社の営業コンサルティング実績から成功法則を伝授~
(株)スリーシーズ 代表取締役 畑中康彦氏

◆第2回 営業を仕組化する

株式会社スリーシーズ 代表取締役の畑中康彦です。第2回目のコラムは、「営業を仕組化する」について書いてまいります。

ここ最近、営業の仕組化に取り組む企業が増えてきております。そもそも、仕組化とは一体どのようなことなのでしょうか。

従来、営業という職種は、属人的な業務が大半を占めると言われてきました。営業担当者の個性が大事にされることもありますので、これから先も属人的な部分がなくなることはありません。

営業の仕組化とは、担当者の個性に依存することのない「営業業務の進め方」について、
1、    再現性があること
2、    継続性があること
3、    誰にでも見えていること
を意識しながら、会社としての型を作ることです。

営業担当者のやり方にすべて任せ、営業業務がブラックボックス化していた会社にとっては、なかなか大変なことです。

仕組化を進める上で、最初の取組みは、顧客創造のプロセスを可視化することです。

ちなみに、弊社が提唱している顧客創造のプロセスは、図1のようになります。


世の中に存在するターゲットとなるお客さますべては、「潜在客」となります。その潜在客に対して、リードジェネレーション(獲得)という業務を通じて、「顕在客」にします。顕在客とは、個人情報を保有しているターゲットリストのこと、という方が分かりやすいでしょう。

顕在客に対して、リードナーチャリング(育成)という業務を通じて、「見込客」にします。見込客とは、商談を行っている=顔が見えているが、契約には至っていないお客さまのことです。

見込客に対して、商談活動という業務を通じて、「顧客」にします。一般的に営業活動とはこの部分を指すことが多いです。

そして、顧客に対してアップセルやクロスセルという業務を通じて、「重点顧客」にするのです。

この顧客創造のプロセスを自社に置き換えて、自社流のプロセス図を作ることが第一歩です。

そして、このプロセスに従って、誰が・何を・どのくらい・どのように行なうのかを見える化していきます。

各プロセスに付随する業務も全てプロセス化され、見える化されていきます。工場の生産ラインの発想と近いかもしれません。

どの企業もすべて営業を仕組化すれば良いかと言えば、そうではありません。

営業が組織化され、新陳代謝が激しくなってきた辺りから仕組化が必要となります。つまり、経営者層で顧客を開拓するのではなく、営業組織で顧客を開拓しようと決めた瞬間から仕組化に取り組む必要があるのです。
<アーカイブス>
==第1回==  問題を特定し、一つずつ改善を

 

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プロフィール

畑中 康彦  (株)スリーシーズ代表取締役/ 顧客開拓研究家

慶応義塾大学法学部卒。
1999年リードエグジビションジャパン株式会社入社。IT系の国際見本市のプロデューサーとして、企画営業・来場者動員に従事。
2003年に営業コンサルティング分野で唯一の上場会社である、株式会社セレブリックスに入社。コンサルティング事業本部統括マネージャーとして、100社を超える顧客開拓プロジェクトを指揮。顧客3倍増など数々のプロジェクトで成功を収める。
2010年、営業ツール制作を軸とした「営業の仕組化」支援を行なう(株)スリーシーズを設立し、代表取締役に就任。
「営業の仕組化/標準化」「営業力の強化」「リードの育成」などのテーマで日々、クライアント企業に対して具体的な営業支援を提供している。

株式会社スリーシーズ http://www.salestool.jp/