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富士アイティの「自家消費型発電所向け監視・制御システム」(スマートエネルギーWeek 春)

電機メーカーであり、情報制御システム事業などを中心に手掛ける富士アイティは、3月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催の、スマートエネルギーWeek 春内「[国際]スマートグリッド EXPO[春]」(主催:RX Japan)に「自家消費型発電所向け監視・制御システム」を出展した。

同製品は、消費電力の変動に合わせてPCS(出力電力の調整や発電状況に応じて運転を制御する装置)を自動制御し、逆潮流(太陽光発電設備から電力会社の電線などの設備へ電気が流れること)の発生を防ぎながら、発電電力を最大化するもの。エネルギーを無駄なく有効活用できる。またクラウド監視システム「ソーラーコンシェルジュ」も発電・制御状況を遠隔地から確認できる。「ソーラーコンシェルジュ」などエネルギーマネジメントシステムは、操作画面をより見やすいデザインに変更し、感覚的に利用できるようにアップデートを行った。

【大阪メトロ】大阪・関西万博に向けて「顔認証改札機」を全駅に導入

大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向け「顔認証改札機」を2024年度末までに全駅に導入する予定だ。

開発は、高見沢サイバネティックス(代表取締役社長:高見澤和夫)とパナソニック コネクト(代表取締役 執行役員 社長・CEO:樋口泰行)。

利用者は、事前に大阪メトロのMaaSアプリである「『e METRO』アプリ」を通じて本人の顔画像を登録し、使用する乗車券と本人の情報を紐づけておくことにより、カードなどの媒体を要することなく、スムーズに改札を通過することができる。

また現在、実証実験中の「顔認証改札機」に加えて、「QRコードを活用したデジタルチケット」サービスや「Visaのタッチ決済」の実証実験を2024年度から順次開始する。

これにより、万博開催時には、「交通系ICカード」、「QRコードを活用したデジタルチケット」、「Visaのタッチ決済」、「顔認証改札機」がそろい、国内外のからの来場者の多種多様なニーズに応えていくという。

【JNTOデータ】2月の訪日外客数は約148万人 回復率で前月を上回る

日本政府観光局(JNTO)は3月15日、2月の訪日外客数などを発表した。

<発表の要点>

●2 月の訪日外客数は桜シーズンを控えた閑散期にあたること、また、前月の旧正月の反動などにより、特に東アジア市場からの訪日外客数が減少したものの、その他の市場の堅調な回復により、訪日外客数は対2019 年同月比56.6%の 1,475,300人と回復率では前月を上回る結果となった

●定期便においては増便・復便の傾向がみられるが、依然として多くの市場では回復途上にある

韓国は、日本側の水際規制緩和、日本各地への地方路線復便、韓国の旅行業界における訪日商品のキャンペーン等の影響もあり、訪日外客数は568,600 人(対019 年同月比79.4%)だった。

釜山~大阪間の増便、仁川~熊本間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月に比べ回復傾向にある。

中国は、日本行きの海外旅行制限措置や帰国時の入国制限の継続※、日本側の水際規制※などがあり、訪日外客数は 36,200人(対2019年同月比 5.0%)となっている。

※中国文化旅游部より日本行きの海外旅行商品の販売禁止措置が継続されている。自国民の日本からの入国については、陰性証明書の取得が求められる。

※日本への入国については、2月28日まで、陰性証明書の取得、入国時検査が求められていたが、3月1日からは、入国者全員を対象に行われていた入国時検査が直行便で入国した者に対するサンプル検査となった。

天津~成田の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月に比べ回復傾向にある。なお、2月28日まで日本側で航空便の運航規制が実施されていた。

※中国と日本の間の直行便については、到着空港を成田、羽田、関西、中部の 4 空港に限定し、増便を行わないよう関係する航空会社に対して要請していた。なお、3 月1日より同規制は廃止。

台湾は、出国規制や帰国時の行動制限等があるものの、日本と台湾双方の水際措置緩和の影響等もあり、訪日外客数は248,500人(対2019 年同月比 62.2%)だった。

※台湾における渡航警戒レベルで、渡航の是非検討等に日本が含まれている。自国民の日本からの入国については、入境後7 日間の自主防疫が必要となっている。

高雄~成田間、高雄~関西間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月に比べ回復傾向にある。

としまえん跡地の”ハリー・ポッター”施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京ー」が6月に開業

ワーナーブラザーススタジオ ジャパン合同会社は、東京都練馬区のとしまえん跡地に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」を2023年6月16日(金)に開業すると発表した。

スタジオツアー東京では、ホグワーツ魔法魔術学校の象徴的な大広間、ダイアゴン横丁、禁じられた森をはじめとする息を呑むような映画のセットで、映画制作の裏側を学びながら、魔法動物に遭遇したり、豪華な衣装を目にしたりすることができる。

また箒に乗ったり、バタービールを飲んだり、ホグワーツの廊下で動く肖像画になってみたり、クィディッチの試合の観衆に加わったり、スタジオツアー東京限定のグッズのショッピングなど、多くのアクティビティを体験できる。

アジアでは初のオープンとなり、「ハリー・ポッター」の屋内型施設としては世界最大規模の大きさを誇るこの施設をまわるのには、4時間ほど要するという。

チケットは、3月22日(水)14:00より公式ウェブサイトにて販売が開始される。

なお15日には、今夏のオープンに先駆けて、ハリー・ポッターファンとして知られる女優の芦田愛菜さんと、スペシャル・ナビゲーターでタレントのハリー杉山さんを迎え、9と3/4番線ホームでイベントが行われた。

地域のユニークベニュー体験交えPR 八王子観光コンベンション協会

八王子観光コンベンション協会は2月13日、八王子ユニークベニューショーケースを開催した。このイベントは、実際に参加者にさまざまな体験を提供しながら、地域のユニークベニューの魅力を紹介するもので、約60人が参加した。

東京たま未来メッセから専用バスで高尾山口駅まで移動し、ケーブルカーに乗車後、高尾山
駅から徒歩で「高尾山薬王院」へ移動。薬王院は744年に行基菩薩によって開山されたと伝えられ、薬王院飯縄権現堂を含む建造物と仏像が東京都の有形文化財に指定されている。本堂で参加者は“御護摩”の体験を行った。御護摩は真言密教の修行法の一つで、火によって煩悩を焼き清め、祈りを火に託して御本尊に届けるもの。御護摩体験の後、八王子芸妓による演舞の鑑賞や演舞で使われる和楽器・小鼓の体験をワークショップ形式で実施した。

最後に「タカオネ」でレセプションパーティーを開催。タカオネは登山やレジャー、企業の研修や合宿などといった高尾山での活動をサポートする施設で、2021年にオープン。宿泊機能だけでなくテレワークができるラウンジやミーティングが可能な空間を備えるほか、薪割りや火起こしの体験、高尾山の自然を楽しむアクテビティやクラフトなど、各種体験プログラムも充実している。レセプションでは地ビールやベーコン、地域産の野菜など、特産品がバーベキューで振舞われたほか、焚火でタカオネならではの体験を提供した。

同協会の加藤髙白会長は「高尾山は日本遺産に認定されており、今秋の日本遺産サミットの会場は八王子となっている。全国から多くの人が集まるため、八王子MICE の魅力を発信する絶好の機会。また今年は八王子祭りの再開やビューロー主催の花火大会も予定しており、特に地域が発展できる年でもある。皆さんと一緒にMICE の誘致を成功させ、地域を盛り上げていきたい」と話した。

【新施設】10,000人収容の新アリーナを備える複合施設が28年開業【川崎新!アリーナシティ・プロジェクト】

ディー・エヌ・エー(DeNA)および京浜急行電鉄(京急電鉄)は、京急川崎駅の隣接地に約10,000人が収容可能な新アリーナを備える複合施設を建設し、それを核とするまちづくりに取り組むプロジェクトを発表した。

プロジェクト名は、「川崎新!アリーナシティ・プロジェクト」。

プロバスケットボール「B.LEAGUE」試合開催時に約 10,000 人を収容できる新アリーナおよび宿泊施設、飲食施設、公園機能等を備える商業施設を含む複合エンターテインメント施設の建設・開業を目指す。

予定地は京急川崎駅の隣接地で、羽田空港から最短13分、品川駅からも最短10分と交通利便性の高い立地だ。日本国内にとどまらず世界中の訪日客を迎える「世界にひらかれた複合エンターテインメント施設」を目指すという。

■川崎新!アリーナシティ・プロジェクト概要

建設予定地住所 :〒210-0007 川崎市川崎区駅前本町 25-4
(現:KANTO モータースクール川崎校)

敷地面積 :約 12,400 ㎡

開業目標時期 :2028 年 10 月

今後のスケジュール:
〜2024 年 設計検討
2025 年 着工
2028 年 竣工・開業(10 月予定)

・複合施設イメージイラスト(多摩川側からの視点 )

・建設予定地空撮 イメージ 画像

ニシム電子工業の産業用・系統用蓄電システム「TAMERBA(タメルバ)」(スマートエネルギーWeek 春)

電気通信機器などの開発・製造販売・保守、各電気工事・施工の事業を手掛けるニシム電子工業は、3月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催の、スマートエネルギーWeek 春内「[国際]スマートグリッド EXPO[春]」(主催:RX Japan)に産業用・系統用蓄電システム「TAMERBA(タメルバ)」を出展した。

今回特に中心として紹介を行ったのは、同製品のオールインワンタイプで、蓄電池、PCS、管理システムなどがすべて含まれたもの。サービス内の管理システムでは、遠隔から蓄電や太陽光発電システムの稼働状況のモニタリングが行えるほか、電力消費量や日時を指定しての充放電、余剰電力の蓄電池への充電が可能。電力のピーク時には蓄電池から放電したり、停電時には蓄電池から電力を供給をしたりといった制御が一貫して行える。システムに異常が発生した場合は、ユーザーにメールで通知する機能も搭載している。

【岐阜市】VR空間で「子ども作品展」を開催中【セキュアロジック】

岐阜市教育委員会が現在、「バーチャル岐阜市子ども作品展」を開催中だ。

岐阜市の小中学校・幼稚園・保育園、143校から届いた図画や書道を、VR空間に展示し一般向けに公開している。

展示総数は1074枚。

ぎふメディアコスモスの展示室をVR撮影し、展示場としてブラウザ上に再現した。

各作品はクリックするとポップアップして拡大表示にすることができ、VR空間を歩き回りながら、子供たちの作品を見学できる。

制作は、バーチャル空間上の展示会制作などを手掛けるセキュアロジックが担当した。

保護者などにも好評で、これまで予想を大きく上回るアクセスがあったという。

【開催期間】
令和5年2月20日(月)~3月24日(金)

バーチャル岐阜市子ども作品展特設サイトへアクセス
https://gifushi-online.com/vr/gifu/entrance/vtour/index.html

 

第19回 スマートエネルギーWeek【春】 本日から東京ビッグサイトで開催

RX Japanは本日3月15日から「第19回 スマートエネルギーWeek 春」を東京ビッグサイトで開催している。会期は3月17日まで。同展は世界最大級の新エネルギーに関する専門展で、出展者数約1200社で、5万人の来場を見込む。
構成展は、「FC EXPO」、「PV EXPO」、「[国際]二次電池展」、「[国際]スマートグリッド EXPO 」「WIND EXPO」「[国際]バイオマス展」「ゼロエミッション火力発電 EXPO」の7展で、同時開催展は「脱炭素経営EXPO」「サーキュラー・エコノミー EXPO」。

今回初開催となった「サーキュラー・エコノミー EXPO」では、サーキュラーデザイン、サステナブルマテリアル、資源回収・リサイクル・再製品化技術などが集結。脱炭素経営に関する製品・技術セミナーも展開する。

会場内では、スコットランド、英国、デンマーク、Switzerland、オランダ、南アフリカといった各国のパビリオンのほか、洋上風力発電やグリーントランジション(環境配慮に配慮し持続可能な社会への移行すること)に関するブースも出展している。

「第894号 見本市展示会通信」発行しました

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙「第894号 見本市展示会通信」を発行しました。

主な記事
・一面のニュース:東京ゲームショウ2023 4年ぶり幕張メッセ全館利用、積極的に海外バイヤー誘致し3000社出展・25万人来場目指す 第96回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2023 ほか
・〈Report〉展示会接客指導 in オートモーティブワールド
・注目の出展製品・サービス
・〈MICE+〉東京都ユニークベニューショーケースイベント
・〈寄稿〉展示会産業が世界に与える経済効果(2022年版)田中五十一氏

発行について:第894号 2023年(令和5年)3月15日

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