ホーム ブログ ページ 29

【レポート】「TECHNO-FRONTIER 2024」が東京ビッグサイトで開催

7月24日(水)~26日(金)、東京ビッグサイトで「TECHNO-FRONTIER2024」が開催された。

主催は日本能率協会。オンライン展示会の会期は8月1日(木)から30日(金)まで。

同展示会は、モータ技術を核としたモーションエンジニアリング・メカトロニクス制御、電源システム、EMC対策・熱対策を組み込んだアクチュエーション・パワーエレクトロニクスの要素技術と、スマート工場に向けたものづくりDX・カーボンニュートラルに関する生産技術の総合展示会。

リアル展の出展は453社。モータ/電源/センサなどの要素技術から製品設計に関するソリューション技術まで幅広い製品・技術が展示紹介され、最新の技術動向が学べる技術シンポジウムが同時開催された。

同時開催展は「メンテナンス・レジリエンスTOKYO」「東京猛暑対策展」「東京労働安全衛生展」「東京騒音・振動対策展」。

来場者は36630人だった。※開催速報による

2025年は7月23日から25日、東京ビッグサイト西展示棟での開催を予定している。
(2Dメタバース展は7月17日から22日の開催を予定)

 

 

 

 

 

今週の展示会スケジュール(7/29~8/4)

▽東京
07/30(火)~08/02(金)
東京ビッグサイト
下水道展ʼ24東京

07/30(火)~08/01(木)
東京ビッグサイト
第3回国際麺産業展
第6回国際和食産業展
第3回国際発酵・醸造食品産業展

07/30(火)~08/01(木)
東京ビッグサイト
第1回 CareTEX東京’24【夏】

恐竜テーマに夏休みイベント開催 東京流通センターで

実行委員会は8月10日から22日の期間で、「Tokyo OTA大恐竜図鑑 in TRC」を東京流通センター・第二展示場のE・Fホールで開催する。

このイベントは夏休みの子どもたちとファミリーを対象としたイベントで、会場内には本物そっくりの動いて吠える恐竜ロボットが登場する。ティラノサウルスやトリケラトプス、スピノザウルスなどたくさんの恐竜に出会える。

ほかにも飛び出す映像を楽しめる3Dシアターや、本物の化石に触れられるコーナー、掘り出した化石を持ち帰れる化石発掘体験、恐竜の背中に乗れる恐竜カート、ふわふわ遊具などのコンテンツも展開予定となっている(各コンテンツは入場料とは別途料金が必要)。

■開催概要
「Tokyo OTA大恐竜図鑑 in TRC」
会 期:
2024年8月10日(土)~22日(木)
10:00~16:00 ※最終入場15:30
会 場:東京流通センター
入場料:大人(中学生以上)/1,400円、こども/1,000円
※いずれも税込
主 催:Tokyo OTA大恐竜図鑑 in TRC実行委員会

【新施設】世界貿易センタービルディング 2027年に開業【MICE施設も】

世界貿易センタービルディングは、「世界貿易センタービルディング本館・ターミナル」の建替えプロジェクトについて、2027 年に一部開業を迎え、以降順次開業することを発表した。

2021 年に先行開業した南館に加え、今後開業を迎える本館・ターミナルには、日本初進出のラグジュアリーホテル「ラッフルズ東京」、商業施設・ワールドメディカルセンター・カンファレンス・観光プレ体験施設といった国際性・観光機能の特色がある施設が整備される。

また、浜松町駅と一体となった広場や、JR・モノレール・地下鉄・バス・タクシー等の交通機関をスムーズに繋ぐステーションコアなども整備される。

ターミナル 6 階~ 7 階には、国際会議に対応した大規模な国際ホール&カンファレンス機能(最大の部屋は 800 ㎡)を整備。

コンベンション、展示、会議機能だけでなく、街区内のホテルやレセプション会場、商業施設と相乗効果をなすことにより、日本有数の「大規模オールインワン型MICE施設」を目指す。

※以下の画像、イメージパース等については計画段階のものであり変更が生じる可能性がある

ターミナル 7 階には「旧芝離宮恩賜庭園」と視覚的につながった屋上広場を整備。中央部には、かつてこの地にあった大名屋敷・庭園の池泉形状をオマージュした大芝生広場を配し、多くの客人に親しまれてきた庭園の記憶を現代に再構築する。

様々なイベント・祭事を開催することもでき、MICE 開催時には屋外レセプションとして利用可能だ。

 

俳優の伊原六花さんが大阪・関西万博の「ミャクミャクぽん!ダンス」初披露

ミャクミャクと一緒に笑顔で踊る伊原六花さん

2025年日本国際博覧会協会は大阪・関西万博の入場チケット購入者を対象としたプレゼントキャンペーン「ミャクミャクぽん!」を盛り上げるため、2024年7月17日に「ミャクミャクぽん!PR動画記者発表会」を都内で開催した。

発表会には7月4日に大阪・関西万博スペシャルサポーターに就任した俳優の伊原六花さんが登場。ミャクミャクと一緒に「ミャクミャクぽん!ダンス」を初披露した。ダンスは振付師のakaneさんが振付を手掛け、ビートボクサー兼音楽プロデューサーのSO-SOさんが楽曲を提供した。

伊原さんはダンスの感想を聞かれると「振付がすごく可愛い。皆さんにも踊ってみてほしい」とコメント。お気に入りの振付については「見ていると踊りだしたくなるような、真似したくなるakaneさんらしい振付が好き。特に最初の手を広げる振付が、ミャクミャクぽん!のイメージにぴったりだと思う」と回答した。

「ミャクミャクぽん!」は2023年11月30日から2024年10月6日までに大阪・関西万博の入場チケットを購入したものが対象となるキャンペーン。対象チケットは開幕券、前期券、超早割一日券、夏パス、通期パス、特別割引券で、会場内で使える電子マネーのほか様々なオリジナルグッズが当たる。第1回の抽選は既に終了しており、第2回は8月6日、第3回は10月6日に行われる。

【政府】観光の今後について方針を発表 「地方への誘客促進」と「オーバーツーリズムの未然防止・抑制」

岸田首相は7月19日、総理大臣官邸で観光立国推進閣僚会議を開催し、観光の現状および今後の取組について議論し、「地方への誘客促進」「オーバーツーリズムの未然防止・抑制」を重視することを発表した。また具体的な施策を発表し関係各所へと指示した。

発表の中で首相は

「訪日外国人旅行者数は、6月が単月で過去最高の314万人となり、観光庁の推計では、2024年は、過去最高を大きく更新して、3500万人、旅行消費額も8兆円が視野に入る勢いです。

2030年の訪日客数6000万人、旅行消費額15兆円の目標水準も視野に入る状況を踏まえ、「地方への誘客促進」と「オーバーツーリズムの未然防止・抑制」に取り組むことが重要です」

と述べ、また、以下のように具体的な施策を発表した。

「地方への誘客促進」について

次の5点に重点的に取り組む。

①燃料不足で新規就航や増便ができない全国15空港・週140便の事例を重く受け止め、その解消に向け、週150便超相当の航空燃料確保を含む緊急対策を直ちに講じる。

その上で、2030年6000万人達成には、主要空港の機能強化だけでなく、地方空港での就航拡大が不可欠であり、ハード・ソフト両面での制約が支障とならないよう、地方空港の就航拡大に必要な新たな支援策を含め、秋に予定する経済対策を念頭に取組を加速する。また、デジタル技術を活用した出入国の円滑化にも徹底的に取り組む。

②観光資源の多様化に向けて、スポーツ・ツーリズムの視点から、プロスポーツ、来年の世界陸上、再来年のアジア大会等を念頭に、チケット販売など、デジタル技術を活用しつつ、外国人観光客対応を強化する。

③ネイチャー・ツーリズムの視点から、全国35カ所の全ての国立公園において、先端モデル事業を踏まえ、国立公園制度100年を迎える2031年までに、地域の理解と環境保全を前提に、世界水準のナショナルパーク化を実現すべく、民間活用による魅力向上事業を実施する。

④地方観光の魅力向上に向け、全国11地域の高付加価値化モデル観光地に、山形、佐渡、富士山麓エリアの3地域を追加する検討を加速化。

また高速道路周遊パスによる地方観光の移動コストの節約支援と、渋滞緩和に資する高速道路料金体系の見直しや休日の観光移動需要への対応に取り組む。

⑤二次交通の確保が不可欠であり、交通空白解消本部を司令塔として、地方公共団体と連携し、デジタルを活用しつつ、交通空白の解消と利便性の確保に強力に取り組む。

「オーバーツーリズムの未然防止・抑制」について

全国20の先駆モデル地域に、小豆島、高山、那覇など6地域を追加して対策を講ずるとともに、この成果を踏まえつつ、全国各地における対策の参考となるよう、年内に、指針を取りまとめる。

その際、富士山の山梨県側で登山者数上限の設定と通行料徴収が開始された一方で、静岡県側に登山者が集中することが懸念される事案を含め、地域のオーバーツーリズム対策において国有地など国の関与が支障にならないよう、政府を挙げて、積極的に協力する。

これらの課題に、政府を挙げて一体的かつ重点的に取り組み、増額が見込まれる国際観光旅客税財源も弾力的に活用して、インバウンド拡大と、持続可能な観光地域づくりを強力に進めていく。

【レポート】東京ビッグサイトで「SPORTEC2024」が開催

2024年7月16日(火)・17日(水)・18(木)、東京ビッグサイト東展示棟で「SPORTEC 2024」が開催された。

主催はSPORTEC実行委員会、運営はSPORTEC事務局(TSO International株式会社内)。

SPORTECは、世界中よりスポーツパフォーマンス向上のためのトレーニング機器、フィットネス用品やダンスプログラム、スポーツ競技力向上テクノロジー、スポーツ用品などが集まる、スポーツ、フィットネス、ビューティー、健康づくり、スポーツパフォーマンス向上のための総合展示会。

スポーツ・健康産業に関わる民間企業や行政団体が一同に集まり、来場者は活発に情報収集や商談を行っていた。

<構成展>
・第33回ヘルス&フィットネスジャパン
・第5回スポーツ&ビューティーショー
・第4回スポーツニュートリションEXPO
・第9回スポーツファッション&グッズEXPO
・第1回リカバリーEXPO
・第6回スポーツサイエンステクノロジーEXPO
・第10回スポーツイベント&ツーリズムEXPO
・第10回スポーツ施設運営EXPO
・第1回パーク&アウトドアEXPO
(同時開催)第3回ゴルフパフォーマンスコンベンション

今週の展示会スケジュール(7/22~7/28)

▽東京
07/23(火)~07/24(水)
東京ビッグサイト
第3回 バックオフィスDXPO 東京 ’24

07/24(水)~07/26(金)
東京ビッグサイト
アクアポニックス・陸上養殖設備展(AQUA-AGRI TECH)2024
施設園芸・植物工場展2024
スマートアグリジャパン2024

07/24(水)~07/26(金)
東京ビッグサイト
TECHNO-FRONTIER
第42回モータ技術展
第39回電源システム展
第6回部品設計技術展
第33回モーション・エンジニアリング展
第3回 パワーエレクトロニクス技術展
第2回部品加工技術展
第17回メカトロニクス制御技術展
第26回熱設計・対策技術展
第37回EMC・ノイズ対策技術展
第5回 電子部品の材料展
第6回“つながる工場”推進展
第4回工場内の協働ロボット利活用展
第5回工場内物流最適化展
第2回工場内の予兆診断・保全展
第4回工場内の非接触技術展
第17回工場内のシステム見える化展
第4回 工場内のデジタルトランスフォーメーション(DX)展
特別企画 システムインテグレーター・ゾーン
特別企画 再生エネ・水素活用展

07/24(水)~07/26(金)
東京ビッグサイト
メンテナンス・レジリエンス
第50回プラントメンテナンスショー
第8回再資源化・建設廃棄物処理展
第10回国際ドローン展
第18回インフラ検査・維持管理展
第11回建設資材展
第10回i-Construction推進展
第6回地盤改良展
第2回建設ロボット展
特別企画  土木・建設業向け AI/IoT/5G/システム/ツール特集
特別企画 BIM/CIM推進ツール展特集
第2回解体技術展
第4回交通インフラ設備機器展
第13回事前防災・減災対策推進展
第12回 無電柱化推進展
・空間地理情報特集

07/24(水)~07/26(金)
東京ビッグサイト
第10回 東京猛暑対策展
第11回東京労働安全衛生展
第3回 東京騒音・振動対策展

07/25(木)~07/26(金)
東京ビッグサイト
営業・マーケ/広告・販促/店舗・EC DXPO東京’24

▽愛知
07/24(水)~07/25(木)
ポートメッセなごや
ファベックス中部2024
中部デザート・スイーツ&ベーカリー展
東海スーパーマーケットビジネスフェア2024

▽大阪
07/25(木)~07/26(金)
ATCホール
第9回関西教育ICT展

【JNTOデータ】上半期の訪日外客数は1777万人 2019 年を上回る 

日本政府観光局(JNTO)は7月19日、6月の訪日外客数や上半期累計の訪日外客数などを発表した。

<発表の要点>

●6月の訪⽇外客数は、3,135,600人となり、前年同月⽐では51.2%増、2019年同月⽐では8.9%増となった。単月として過去最⾼を記録し、上半期の累計においても、17,777,200人となり、過去最⾼を記録した2019年同期を100万人以上上回った。

●前月に引き続き、⼀部市場において学校休暇を含む連休にあわせた訪⽇需要の⾼まりがみられたほか、東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域では米国などで訪⽇外客数が増加したことが、今月の押し上げ要因となった。

●23市場のうち18市場(韓国、台湾、香港、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)において6月として過去最⾼を記録したほか、台湾、米国では単月過去最⾼を更新した。

世界巡回展「巨大恐竜展2024」が横浜からスタート

7月13日からパシフィコ横浜(展示ホールA)で「巨大恐竜展2024」がはじまった。2024年7月13日(土)から9月14日(土)まで、およそ2カ月間開催する。読売新聞社が主催し、共同企画に大英自然史博物館や福井県立恐竜博物館、福井県立大学恐竜研究所が名を連ねる。

大英自然史博物館のアレックス・バーチ教育普及部長。2017年に「大英自然史博物館展」を成功させた読売新聞社と再び仕事ができることへの喜びや、パシフィコ横浜、東京スタデオなど関係各社へ感謝の意を示した。

開催に先立ち行われた会見には、イベントに合わせて来日した大英自然史博物館のアレックス・バーチ教育普及部長が参加。アレックス氏は「『巨大恐竜展』は大英自然史博物館として最も成功した特別展で、同館史上最多となる来場者を集めた。その世界巡回ツアーをここ横浜ではじめることができて光栄」と述べ、今回の目玉となる巨大恐竜「パタゴティタン・マヨルム」について、大きさが37mとロンドンの2階建てバス3台分で、重さはアフリカゾウ9頭分の規模にあたると説明。その展示について「骨格を見ることができるだけでなく、恐竜の世界に足を踏み入れ、生活を知り、なぜこれほど巨大に進化したのかを探ることができる。会場ではプロジェクションやストーリーブック、イラストレーション、インタラクティブな体験を通して、好奇心を刺激し、自然界の謎に迫り生物の多様性に感嘆することができる」と解説した。最後に展示を通じた学びについてアレックス氏は「過去の生物について調べることは未来への重要なメッセージを送ること。現在の巨大生物も地球環境の重要な一部であるが、その数は危機的な状況に直面している。我々には多様性を守る責任がある。自然界の過去、現在、未来をたたえる『巨大恐竜展』をぜひ楽しんでほしい」とメッセージを送った。

福井県立恐竜博物館の関谷透主任研究員

展示会は5章立てで、グッズ売り場や売店を加えた6つのエリアで構成されている。会見には1,2,4,5章の共同企画を監修した福井県立恐竜博物館の関谷透主任研究員も登場。チンタオサウルスやデンバーサウルス、エウヘロプスなど、福井県立恐竜博物館蔵の標本も展示されていることから「日本の恐竜とパタゴティタン・マヨルムが一緒に展示されているのを見るのは感慨深い」と語った。

1章では恐竜以外の生物を含んだ「生物の巨大化」、2章では「恐竜の巨大化」に関する展示が行われる。3章が大英自然史博物館によるパタゴティタン・マヨルムの展示を含めた「ティタノサウルス類:最も大きな恐竜たちのくらし」で、第4章では「さまざまな流脚類」、第5章では「巨大恐竜の終焉」をテーマに展示が行われる。

ナガスクジラ
動くスピノサウルスのロボットも展示
触って学べるインタラクティブな仕掛けも
なぜ巨大恐竜は巨大化できたのか、カラダの仕組みから考えるコーナー
初来日となるパタコティタン・マヨルムの全身復元骨格標本
オリジナルのパタゴティタン・マヨルムのぬいぐるみ