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スポーツ施設専門展示会がいよいよ幕張で開幕
~スタジアム&アリーナ2017【展示会開催情報】

ALAD LIMITED(英国)は9月12日から14日の3日間「スタジアム&アリーナ2017」を幕張メッセで開催する。昨年に続き2回目の開催でコングレ、スペースメディアが共催。

昨年のようす

同展は日本のスポーツ施設の設計・建築・マネジメント、運営、テクノロジーなど、スポーツ会場に関するビジネスの業界リーダーが一堂に会する展示会・コンファレンス。
 
国内外から約70社が出展する展示会、キーパーソン60名による詳細なコンファレンス、スポーツ施設ツアーにより構成され、日本のスポーツ施設・施設サービスの発展、市場の拡大、開かれた議論の場を目指す。

昨年のようす
昨年のようす

初日のウェルカムスピーチでは鈴木大地スポーツ庁長官や川端三郎日本トップリーグ連携機構代表理事会長が登壇予定。
今回展では、スポーツ産業の活性化に向けた日本初のスポーツコンテンツ展示会とコンファレンスである「スポーツビジネスジャパン2017」も同時開催する。

そのほか、詳細はWEBサイトまで。☞(http://stadium-arena.jp/

【出展者に聞く!】色にこだわる新ブランドを提案
~アトムサポート

家庭用塗料の〝アトムハウスペイント〞ブランド商品を中心に、業務用塗料、塗装用具、日用雑貨、ホームケア商品などの販売を行うアトムサポートは、8月24日から26日まで幕張メッセで開催されたホームセンター業界の総合展「JAPAN DIY HOMECENTER SHOW」に建材製造販売などの竹村工業、生花・プリザーブドフラワー販売などのフォレストフィーリングと共同出展をした。

【写真D】出展者に聞く(アトムサポート)

今回アトムサポートが提案したのは色とともに、暮らしを変える提案をする新ブランド〝CROSS COLOR(クロスカラー)〞だ。

なかでも来場者の注目を集めた屋内外木部用自然塗料「水性アトム自然カラー」と水性多用途塗料「フリーコート」について、同社営業本部の小野寺俊介氏は「どちらもリニューアルにあたって、色にこだわりました」と語る。背景にあるのは近年のDIY業界における女性人口の増加だ。

「昨年の出展で、一般来場者を対象に自然カラーの色のアンケートを行いました。その結果を踏まえ、緑、青、オレンジ、グレーなどの色を追加しています」と小野寺氏。ほかのメーカでは似たような商品が少ないことから、好評を博しているという。

■展示会データ
展示会名:JAPAN DIY HOMECENTER SHOW2017
会期: 8月24日~26日
会場: 幕張メッセ

購読案内 通常号

※「見本市展示会通信」761号より抜粋(2017年9月1日発行)

よくある悩み・疑問

■展示会とは何ですか?

「展示会」はTVや新聞とは違うメディア特性があり、商品や製品を実際に“見て、触れる”ことができる唯一のメディアといえます。

また、展示会では販路開拓や販売促進、マーケティング、調査・情報入手など幅広い活動が効率的にできるメリットがあるのです。
そのため、展示会は「ダイレクトマーケティングであり、ビジネスコミュニケーション」とも表現されています。

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■展示会のメリットは?

ビジネスを中心とする展示会には、内外のトップクラスから新規参入を含めて多くの企業が一堂に集まります。そのため、単独で個別に活動するのと比較した場合、はるかに効率よくインパクトのある結果を得ることができると考えられています。

たとえば欧米では、BtoBのコミュニケーションツールとして重要な手段は何か?というアンケートの調査結果(出展:AUMA調査)が報告されています。
それによると外回りの営業活動を抜いて、「展示会」を重要な手段として位置づける結果も出ているほどの地位を確立しているのです。

 

■商談展、パブリックショー、プライベートショーとは?

展示会の種類は(1)商談展(BtoB)、(2)パブリックショー(BtoC)、(3)プライベートショーの3つに大きく分類できます。

(1)商談展の大きな目標は、展示会の会期中にビジネス活動を展開し、会期中もしくは会期後に成約を目指すことにあるのです。
そのため、来場者はビジネスマンに限定されていることが多いのが特徴といえるでしょう。

この商談展に出展する各企業担当者は、購買意欲のある来場者に商品や製品を営業活動の一環としてPRする必要があります。
その一方、来場者は成約を目的に来場するケースもありますが、ほとんどの場合、最新ビジネス動向や新商品を一つの場所で効果的に情報収集します。そのため、マーケティング活動として「展示会」を利用するケースが多いのです。

また、近年は来場者層のニーズの多様化や展示品の製品用途も複雑化し、商談展とパブリックショーの両側面をもつBtoBtoCの展開を見せる展示会も数多くあります。
大型の展示会にこの傾向が見られ、たとえば「東京モーターショー」や「CEATEC JAPAN」、「ゲームショウ」などがその代表的な展示会といえるでしょう。

(2)パブリックショーは、一般の来場者を対象としているのが特徴です。

基本的には商談ではなく、PR・即売の要素が強いといえます。事例としては、フリーマーケットやコミックマーケット向けイベント(コミケ)、ペット関連のイベントなどの展開を図るケースがほとんどです。

(3)プライベートショーとは、いわゆる単独企業のPR展であり、個展です。
プライベートショーの主催者は大手企業が多く、マーケティング活動の1つの戦略として展開しています。
企業単独で展示会を主催するため、来場者は主催企業の既存顧客(クライアント)が中心となり、一般公開しないケースが多いのも特徴といえます。

 

■最近、「MICE」とよく聞くようになりましたが?

多数のビジネス客が来訪する産業分野のことを国際的に総称してMICEと言います。

MICEはMeeting、Incentive、Congress / Convention、Exhibitionの4つの単語の頭文字が語源であり、日本語ではそれぞれ「ミーティング」、「報奨旅行」、「国際会議」、「展示会」のことを指します。

MICEは近年、観光・集客産業の大きな役割を担う分野として注目されつつあり、特に海外では比較的広く使われています。シンガポールやタイ王国ではMICEビジネスを専門とする政府組織・機関もあります。

一方、日本では観光業の一部で使用されていますが、国内産業における分野として周知されるまでには至っていないのが現状です。
しかし、最近になって国土交通省や経済産業省が中心となり、海外からの観光客を誘致する活動(ビジットジャパン・キャンペーン)が広く展開されるようになりました。
このため、多くの海外来場者を呼び込める国際会議や展示会が注目されつつあり、MICEをキーワードとするケースが増えてきたのです。

保護中: ブースデザイン事例募集:2016年11月~2017年10月の展示会

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東京インターナショナル・ギフトショー 初日レポート【展示会ダイジェスト】

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今日からビジネスガイド社主催の「第84回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2017」「第22回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2017」「第56回東京インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2017」「第2回プレミアムビューティー・ヘルスショー2017」の4展が東京ビッグサイトで幕を開けた。

芳賀信享社長
芳賀信享 社長

この展示会は“「愛情」「友情」「恋愛」人と人との心を優しくつなぐこころのGIFTとは“をテーマに掲げ、デザイン性の高い雑貨やアパレル、インテリアからキャラクターや文具までさまざまな製品・情報が一堂に会する。

開会式で主催者であるビジネスガイド社の芳賀信享社長は「国内だけでなく26の国と地域から出展があり、秋のショーとしては過去最大規模となっている。また、今回のテーマと合せて開催する“心をつなぐGIFT展”のほかにも、見所が満載となっている。ぜひ見ていただきたい」と挨拶した。

 

■東京インターナショナル・ギフトショー内 注目のエリア・ブース

「NIPPON QUALITY」
「NIPPON QUALITY」

「NIPPON QUALITY」
高級感のあるブースが来場者の足を止める。厳選された国産素材で作られたアイテムが集まっていた。洗練されたデザインはもちろんのこと、マッチと一緒になったお香や水だけで磨ける歯ブラシなど機能性にも優れている。

「有田焼問屋横丁」
東4ホールで和風のブースが際立つ。テクノロジーや開発された技術を生かし、有田焼の可能性を探る。印刷の絵付けや素材との組み合わせにより、有田焼の新たな魅力が引き出されていた。

「グルメ&ダイニングスタイルショー」
「グルメ&ダイニングスタイルショー」

「グルメ&ダイニングスタイルショー」
新しい食材こだわりの食材、キッチングッズのほかに、売り場・新メニューの提案など、今までにはないダイニングスタイルをもたらす展示がズラリ。食と生活雑貨の深い関わりを改めて感じることができる。

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以上のほかにもキャラクターライセンスや販促ツールなど、ギフトの新しい情報またはソリューションがビッグサイト全館に溢れている。
ギフト、雑貨、インテリア。この辺りに情報収集、問題解決の必要があるならば、ぜひ金曜日までにこのギフト・ショーに訪れて欲しい。解決策かヒントを、会場のどこかで見つけることができるだろう。

クリスマスおもちゃ見本市2017 初日レポート~タカラトミー~【展示会レポート】

今回の出展のポイントは3つ。トミカやプラレール、リカちゃんなど“定番”商品の進化、ベイブレードやスナックワールド、パズドラなどキャラクター商品の強化。また、先端玩具として人工知能搭載ロボットCOZMO(コズモ)なども注目を集めた。同社で広報を担当する岡政樹氏は「幅広く各年代に向けアプローチしています」と話す。

リカちゃんも大人っぽくなりました
リカちゃんもおしゃれに、大人っぽくなりました

 

また、ブース内で最も大きな注目を集めたのが子会社であるタカラトミーアーツが10月26日に発売する『究極のTKG』(たまごかけごはん)だ。会期前からツイッターなどSNSにおいて大きな反響を呼んだこの商品をひと目見ようと押しかけた来場者は数多く、展示前には常に人だかりができていた。「たまごかけごはんは日本特有のもので、2020年の東京五輪に向け日本食をPRしていきたいという思いから誕生した商品です」と語ってくれたのは、広報の有賀美紗代氏。

『究極のTKG』(たまごかけごはん)
『究極のTKG』(たまごかけごはん)

卵をセットしボタンを押すと、簡単な操作で殻が割れて黄身と白身が分離、白身をふわふわのメレンゲ状にして食べることができる。所要時間は長くて3分ほどなので、朝の忙しい時間帯でも家族で美味しいたまごかけごはんを楽しむことができるとのこと。

メレンゲ状の白身が雲みたいでしょ?なのでクラウド
メレンゲ状の白身が雲みたいでしょ?なのでクラウド

10月1日からは日本初のブランド卵『ヨード卵・光』とのキャンペーンも決まっており、今後はさらに注目を集めることが予想される。

 

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クリスマスおもちゃ見本市2017 初日レポート~カワダ~【展示会レポート】

“学び、遊び、楽しさ、癒し”を事業コンセプトとするカワダ。今回の出展にあたっては数多くの商品を展示し、行き交う人々の足を止めた。

数多くの商品を展示
数多くの商品を展示

同社が展開している世界最小級ブロック『ナノブロック』では、新たに全12種類のミニポケモンシリーズやドラえもんシリーズなどを提案。木製の組み立てミニ家具である『ナノルーム』ではにゃんルームセットを一押しするほか、ガラスで動物をかたどった『ナノフレンズ』や、紙でできた精密なクラフトモデル『ペーパーナノ』、アイロンビーズを使った『ナノビーズ』などさまざまな素材を活かしたナノシリーズを展開した。

『ナノブロック』ドラえもんシリーズ
『ナノブロック』ドラえもんシリーズ

 

また、家族で楽しめる『タイムクラッシュ』や『ぐらぐらゲーム』といった定番アイテムに、ペットを模したぬいぐるみが爆笑しながらコロコロ転がる『ロールペッツ』など、その豊富なラインナップは見ていて飽きることがなかった。

ぬいぐるみが爆笑すると、不思議とこちらも笑えてくる
ぬいぐるみが爆笑すると、不思議とこちらも笑えてくる

同社で宣伝を担当する館崎匡啓氏は「当社は細かい商品が多いので、いかに品切れを起こさないかが重要なポイントです」と年末年始商戦に向けた意気込みを語る。また、館崎氏は年末年始商戦について、2017年に玩具業界に大ヒット商品が少なかったことから“定番の年”となると予想する。

 

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クリスマスおもちゃ見本市2017 初日レポート~イワヤ~【展示会レポート】

ブースを回っていると、何やら楽しげな歌が聞こえてきたので、思わず足を止める。視線の先で歌っていたのはイワヤが最重点アイテムに位置づける『チアフルくまちゃん』だ。

チアフルくまちゃん①
チアフルくまちゃん①

この商品は単に可愛いだけでなく、「子供が苦手な生活習慣を、くまちゃんに応援されながら身につけてほしいという願いが込められています」と同社営業課の古川英雄・玩具係長は言う。

特筆すべき点はくまちゃんの声をYoutubeで人気の東京ハイジが担当しているという点だ。東京ハイジは子供向けの歌を中心に数多くの動画を投稿しており、その総再生回数は1億3,000万回を超える。その東京ハイジによって、トイレトレーニングや歯磨きといった生活習慣の歌をくまちゃんが歌うことで、子どもは楽しく生活習慣を身につけることができるということだ。もちろん生活習慣の歌以外にも、手遊びの歌や動揺、ものまねなども収録されており、子供愛されること請負だ。

声は東京ハイジが担当
声は東京ハイジが担当

今年の年末商戦について「大手のキャラクターが厳しい状況にあって、定番の玩具が見直されてきています」と話す古川氏。同社ではくまちゃんを筆頭に、来年の干支である犬の玩具などにも力を入れていく方針だ。

 

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クリスマスおもちゃ見本市2017 初日レポート~メガハウス~【展示会レポート】

バンダイナムコグループのメガハウスが最重点商品として提案するのが『レーザークロスシューディング』だ。大人の娯楽として定番のサバイバルゲームを子供でも安全、安心に楽しめるもので、特徴として弾の代わりに赤外線を使って胸につけたターゲットを狙う。

レーザークロスシューディング
レーザークロスシューディング

 

レーザークロスシューディング②
レーザークロスシューディング②

赤外線は10回まで撃つことが可能で、撃つたびにゲージが減少し点滅の周期が早くなる仕組みだ。同社メディア戦略部の木村真里江氏によると「赤外線は60m先まで届いて、窓や鏡に反射させることもできるため、使いこなすことができれば大人も顔負けな高度な戦術を確立できます」とのことだ。

本製品は10月にサバイバルゲームフィールドASOBIBAとのコラボも決定している。

 

 

 

また、ブース内ではゲームセンターのクレーンゲームを家庭でも楽しむことができる『キャンディキャッチャークレーン』や、同社のロングセラー商品である『3Dドリームアーツペン』の最新商品など、豊富なラインナップが展示されていた。

キャンディキャッチャークレーン
キャンディキャッチャークレーン
3Dドリームアーツペン
3Dドリームアーツペン

 

同社では今年、最新のゲーム機である『ニンテンドースイッチ』が発売したこともあり、年末年始商戦にはターゲット層が被らないよう“ゲームではできない、生の体験”を押し出していくとのことだ。

 

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クリスマスおもちゃ見本市2017 初日レポート~SNSで話題『究極のTKG』など~【展示会レポート】

本日、東京都立産業貿易センター台東館で「クリスマスおもちゃ見本市2017」が開幕した。玩具業界では毎年6月に開催されている「東京おもちゃショー」(主催:日本玩具協会)と並ぶ2大展示会で、開幕式から大勢の業界関係者や報道機関が押し寄せ、大いに盛り上がりを見せた。その模様をレポートする。

開幕式

山縣常浩会長
山縣常浩会長

主催団体からは実行委員会の山縣常浩会長が挨拶。「本見本市の来場者は増加しており、出品者は50社を超えた」と語り、会期前に小売及び流通業者の方々の事前投票により実施した人気投票“プロが選んだクリスマスおもちゃ2017”には600人以上が回答したと明かした。

後援団体からは日本玩具協会の富山幹太郎会長が挨拶をして、「本見本市により、メーカー各社とバイヤーが良いイメージを共有し、業界を盛り上げてほしい」と期待を述べた。また、近年クリスマスの盛り上がりがハロウィンに押され気味なことを受け、米国や欧州、中国の玩具見本市などを参考にして年末年始商戦を盛り上げていきたいと展望を語った。

“プロが選んだクリスマスおもちゃ2017”の結果発表
“プロが選んだクリスマスおもちゃ2017”の結果発表

式の最後には“プロが選んだクリスマスおもちゃ2017”の結果発表も行われた。

見事1位に輝いたのは、男の子向け玩具部門『変身ベルトDXビルドドライバー』(バンダイ)、女の子向け玩具部門『ウーニーズ スタンダードセット』(タカラトミー)、知育・幼児玩具部門『アンパンマン くみたてDIY はしるぞっ!ねじねじアンパンマンごう』(セガトイズ)、ゲーム・パズル部門『地球まるごとすごろく』(メガハウス)、バラエティ部門『うまれて!ウーモ キララメガーデン(2種)』(タカラトミー)の5商品だった。なお、これらの商品を含んだ各メーカー期待の自薦商品全173点は「クリスマスハイライトコーナー」に展示された。

 

いよいよ開幕

開会式のテープカットが終わると、いよいよ見本市が開場だ。受付前には長蛇の列ができ、問屋、小売など業界関係者は今か今かと入場の時を待ちわびていた。

開幕するや否や、受付前は長蛇の列に
開幕するや否や、受付前は長蛇の列に

会場内にはクリスマスのBGMが流れ、サンタクロースの恰好をしたスタッフやクリスマスツリーの装飾などによって、ひと足早いクリスマスの雰囲気を感じることができた。

会場はひと足早いクリスマスムードだ
会場はひと足早いクリスマスムード

注目の出展

会期中は台東館の4~8階にメーカー50社、流通問屋8社が出展した。その中から特に面白いと思ったものを数点紹介する。

メガハウス

イワヤ

カワダ

タカラトミー

 

初日を終えて

初日の開催では、来場者からは「今年12月に公開される『スター・ウォーズ』の最新作や、先週から放送がはじまった『仮面ライダービルド』関連商品などを探しに来た。回ってみて面白かったのはタカラトミーのウーニーズ」、「毎年必ず来ていて、今回はまだ広く知られていないものを見つけたい」などの声があがっており、なかには「めちゃくちゃ商談した」というアグレッシブな来場者も見かけられた。