サンシャインシティで「北海道まるごとフェア」はじまる

東京・池袋のサンシャインシティで、北海道の食の魅力を一堂に集めた「北海道まるごとフェア in サンシャインシティ 2025」が109日からはじまった。13日までの5日間開催される。会場には海の幸をはじめとする、スイーツ、ラーメン、地酒など、道外初出展や関東初出展の12店舗を含む、60店舗が集結する。

新目玉企画は北海道地チーズの食べ比べ体験「北海道地チーズ紀行 by MILKLAND HOKKAIDO → TOKYO」。チーズプロフェッショナルの石川尚美氏とMILKLANDスタッフによる解説付きで、北海道の生乳から作られた約10種類のチーズの中から5種のチーズを味わえる。そのほか昨年2,000枚を売り上げた人気企画「北海道ソフトクリーム食べ比べチケット」も販売される。

日本国内で流通するチーズの多くが輸入品であるものの、北海道には世界でもトップクラスの乳製品の生産地で、小規模ながらも高品質な地チーズが作られている。こうした製品の首都圏での認知拡大と消費促進を目指して企画された。
食べ比べを解説するチーズプロフェッショナルの石川尚美氏。

北海道まるごとフェアを担当するサンシャインシティの楠川央之氏は「大きな特徴のひとつは広さ。約3000㎡のホールにイートインスペースを設けていること、調理の実演販売も多く、その場で出来立てを食べられることが、他の北海道物産展との大きな違い」と語る。

2018年から毎年開催し、今年で8回目を迎える北海道まるごとフェア。昨年は約34,000人が来場し、今年は35,000人を目指す。

9日、オープン前から多くの人が並ぶ様子