対象の都内中小企業に300万円まで出展経費助成~東京都中小企業振興公社

東京都中小企業振興公社では、平成25年度「中小企業経営・技術活性化助成事業」を発表、1.市場開拓助成事業、2.新製品・新技術開発助成事業の2項目について1月に募集説明会を開始する。

このうち、①市場開拓助成事業の内容は、公社の指定した事業で評価され開発した製品を、見本市等へ出展する際、その経費の一部が助成されるというもの。対象期間は、平成25年4月1日から平成26年6月30日の最長1年3か月間で、助成対象と認められる経費の2分の1以内、300万円を限度額とする助成を受けることができる。経費と認められるのは、(1)出展小間料、(2)資材費、(3)輸送費、(4)販売促進費(DM・カタログ制作費など)のほか、出展告知に関わる広告費も対象。また、海外見本市参加の場合は上記に通訳費が加わる。

なお、同事業の申請には資格が必要のため、公社HPを確認のこと。

説明会は1月に9回開催し、うち1.市場開拓助成事業については以下の日程で5回行なわれる(予約制)。

【説明会日程・場所】
・第1回=1月22日14時~16時・東京都中小企業振興公社多摩支部(100名)
・第2回=1月23日14時~16時・東京都立産業技術研究センター本部(250名)
・第3回=1月24日10時~12時・東京都中小企業振興公社中小企業会館※銀座(100名)
・第4回=1月24日14時~16時・東京都中小企業振興公社中小企業会館※銀座(100名)
・第5回=1月25日10時~12時・東京都中小企業振興公社本社(200名)

同事業を担当する企画管理部助成課長の久野淳氏は「日本のモノづくりは受託中心から直接取引へとシフトしつつある。その場で商談が成立したり、商談のきっかけをつかむことのできる見本市・商談会の参加を検討の対象企業には、同事業を活用してもらいたい」と話す。

事業内容の詳細・説明会への参加については、http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1211/0010.html、または助成課(TEL:03-3251-7895)まで。