ソフトバンクグループは7月23日・24日の2日間、ザ・プリンスパークタワー東京で、企業向けサービスの展示会「SoftBank World 2013」を開催。基調講演ではグループ代表のの孫正義氏が登壇。世界に挑むと題して、同社のデバイスやサービスがつくりだす新しいワークスタイルとそれにより人々に幸せを提供する、という同グループのビジョンを説明した。
また、日本企業の成長にとってクラウドやビッグデータの活用が不可欠とし、同社の活用法を紹介。それによると同社では全社員にIpadやIphoneなどのデバイスとクラウドを提供。メールや報告書だけでなく、見積もり、決済、CRMなど、いつでもどこでもオフィスと同じように仕事ができる環境を整え、一人あたりの顧客訪問数が2.5倍に上昇したことを明かした。
またビッグデータの活用として、1億2000万件の投稿を自然言語処理による感情分析し、ユーザーの思いを把握し、それをビジネス戦略構築に活用していると語った。
孫氏の基調講演は約2000人が会場で聴講したほか、ユーストリームでも配信され、多くのIT関係者の注目を集めた。2日間の会期中に100本以上のセッションが組まれており、主要なセミナーでは同時通訳がつくなど、海外からのメディアや関係者の姿が目立った。
◆Ustream配信チャンネル http://bit.ly/sblivejp (高画質・PC向け)、http://bit.ly/sblivejp3g(低画質・3G回線向け)、 [英語] http://bit.ly/sbliveen
展示会では100社を超える企業が出展、企業向けのITソリューション」を提案していた。
QRコードを利用したオンライン事前登録、出展企業の電子カタログがダウンロードできるスマートカタログ、バーコードを利用したクーポンラリーなど、ITを活用した来場者サービスを多数導入。なかでもスマートフォン充電コーナーや、充電バッテリー貸し出しなど、モバイル機器のヘビーユーザーが多い同イベントならではの工夫が見られた。
左) クーポンラリーもピピッ 右)スマートデバイスの充電コーナーのほかに、充電器の貸し出しも
スマートカタログで出展企業の資料をiPhone、iPadで見れる。 http://sbw2013.com/sponsor/#__s0
アンケートもiPadで。