3団体のプロのノウハウ結集 「屋外型イベント安全ノート」発刊  ~屋外イベントの安全に関する共同研究会

日本イベント産業振興協会(成田純治会長)、全国警備業協会(青山幸恭会長)、イベント学会(堺屋太一会長)からなる「屋外イベントの安全に関する共同研究会」は、このほど「屋外型イベントの安全ノート」を発刊した。

共同研究会が約1年にわたって進めてきた内容のアウトプットとして、イベントによる社会課題、地域課題解決が安全に推進されることを目的にまとめもの。

屋外イベントの企画から実施まで、イベントの安全を軸に3団体のプロフェッショナルとしてのノウハウが持ち寄られ、検証、新たに体系化している。

今後は、イベントを主体的に活用していきたい主催者、イベントスタッフ・関係者に向けて、安全ノートを活用したセミナー等とあわせ啓発活動を進めていく。

主要コンテンツ・キーワードとしては、1.安全なイベントの社会的な役割~基本要素は6W2H+S、2.雑踏事故発生のメカニズムと要因~事例分析、3.イベント基本計画~責任を明確にした組織作りと「安全対策視点での会場適正評価」、4.イベント実施計画~人の動きのコントロールと「安全管理会議」、5.イベント実施本番~当日の「来場者実態把握」と開催・中止判断、となっている。

安全ノートに関する問合せは、日本イベント産業振興協会(Tel:03-3238-7821)まで。