コンピュータエンターテインメント協会と日経BP社は9月15日から18日の4日間、幕張メッセで「東京ゲームショウ2016(TGS2016)」を開催する。9月15日・16日がビジネスデイ、17日・18日が一般公開となる。
今年は開催20周年を迎え、ゲームの楽しみ方の多様化や技術の進化により、エンターテインメントの価値が変わりつつあることを受け、今年は『エンターテインメントが変わる。未来が変わる』をテーマに掲げる。
新設コーナーではVR(仮想現実)技術を使った製品・タイトルを展示する「VRコーナー」や「AI(人工知能)コーナー」などが登場。昨年のアンケート結果で不満点として多く挙げられた「試遊が出来なかった」という点を改善すべく、VRコーナーでは主催者企画として試遊エリア「VR体験ゾーン」を設置する。そのほかゲームを競技・スポーツとして捉えるe-Sports(エレクトロニック・スポーツ)コーナーもリニューアルし、出展者によるe-Sports大会を実施できる大型ステージが設けられる。
同展は2013年より、ゲームのマルチプラットフォーム化やBtoB目的の商談増加の影響から出展者数、小間数ともに急増しており、来場者数も2013年以降25万人を超えている。昨年はプレス来場数が過去最大の5000人を超えたことや、出展者と商談するための無料の事前アポイントサービスの利用が1000件に上ったことから有力なプレゼンツールとしての活用が増加している。またドワンゴによる特別協力のもと、同社の運営する動画サービス「niconico」で7月から同展のプロモートを行ない、40小間以上の出展者には会期中公式生放送を無償で配信サポートするなど、会場だけでなく国内外に向けた発信力を強めていく。
出展料金は普通小間パッケージブースが1小間(3m×3m)35万円、ターンキーブースが1小間(2m×2m)17万円など(いずれも税込)。
詳細・申込みはTGS公式Webサイトhttp://tgs.cesa.or.jpまで。
出展申込期限は5月31日。