開催に先駆け日本おもちゃ大賞と見どころ公開 東京おもちゃショー

日本玩具協会は6月11日「東京おもちゃショー2019」開催に先駆け、見どころの紹介と日本おもちゃ大賞の受賞式をKFCホールで実施した。
冒頭、富山幹太郎会長は「おもちゃショーは、新製品発表の場、商談の場として発展してきた。今年の玩具市場規模は8398億円。これは前年度比+5%と好調な推移となっており、最高値を記録した2001年と並ぶ数値。遊戯王やポケモンといったカードゲーム、女児キャラクターのサプライズトイなどの流行や成長が要因。今後もショーで発表される新製品を軸に、玩具市場がさらに盛り上がることを期待している」と挨拶した。

同展は本日6月13日から16日の4日間、東京ビッグサイトで開催。 13日・14日は業界向けの商談見本市、15日・16日は一般公開日となっている。“おもちゃで世界を笑顔に”をテーマに、191社1168小間で展開し、およそ3万5000点のおもちゃの展示を行う。海外出展コーナーや商談コーナーを設置するほか、一般公開日には恒例のステージイベントも予定している。

オーバーヘッドができるサッカー盤や800mmのトミカタワーといった新たな進化を遂げているロングセラーのおもちゃや、ユーチューバーや人気キャラクターをテーマにしたおもちゃ、話題のサプライズトイ、大人向けアイテムなど、トレンド商品を会場内で実際に触ることができる。

応募総数47社334点の中から、日本おもちゃ大賞に輝いたのは以下の8点。
・ボーイズ・トイ部門
「騎士竜シリーズ01&02&03 竜装合体 DXキシリュウオースリーナイツセット」(バンダイ)
・ガールズ・トイ部門
「MixWatch(ミックスウォッチ)」(メガハウス)
・エデュケーショナル・トイ部門
「テレビにうつって!リズムでえいご♪ワンダフルチャンネル」(セガトイズ)
・共有玩具部門
「ねぇアンパンマン!はじめてのおしゃべりDX(アガツマ)
・コミュニケーション・トイ部門
「だれでも動画クリエイター!HIKAKIN BOX」(バンダイ)
・ハイターゲット・トイ部門
「昭和スマアトテレビジョン」(タカラトミーアーツ)
・イノベイティブ・トイ部面
「夢ペット ねこ産んじゃった!/いぬ産んじゃった!/うさぎ産んじゃった!」(セガトイズ)
・前年度・ヒットセールス賞
「WHO are YOU?」(セガトイズ)
「L.O.Lサプライズ!シリーズ2 7サプライズ!」(タカラトミー)
「DXジクウドライバー」(バンダイ)
・特別賞
「プラレールシリーズ」(タカラトミー)
「たまごっちシリーズ」(バンダイ)

これら受賞商品は全て日本おもちゃ大賞特設ブースや、会場内で展示予定となっている。

「騎士竜シリーズ01&02&03 竜装合体 DXキシリュウオースリーナイツセット」
「WHO are YOU?」(セガトイズ)(左)、 「L.O.Lサプライズ!シリーズ2 7サプライズ!」(タカラトミー)(右)