BAMBOO EXPO14はハイブリッド開催に 空間デザイナー・メーカー・店舗オーナーをつなぐ

バンブー・メディアは10月29・30日の2日間、「BAMBOO EXPO 14」を開催する。

「BAMBOO EXPO」はインテリアマテリアルの専門展示会で、今年はリアルとオンラインのハイブリッド形式で行われる。空間デザイナーと素材メーカー、店舗オーナーの3者をつなぐため、リアルは30日にイベントホールEBiS303(東京・恵比寿)で、オンラインは24 時間365 日オープンのオンライン展示場「BAMBOO EXPO onweb」で29・30日の2日間で開催する。オンラインでは来場した空間デザイナーや建築家に向けて製品PR をはじめ、チャットによるトークやZoom を使った双方向の商談など、新しいコミュニケーション手法を活用する。

今年のリアル開催は“オフ会”をコンセプトにしており、当日の会場内では約40社による空間デザインのための製品・技術を介したコンタクトポイント(ブース)のほか、企画「BAMBOO FLYER」ではデザイナーが自ら制作した持ち帰り自由なPRフライヤーを設置する。

またリアル会場にはタイル制作会社16社による「TILING WORLD」(タイリング・ワールド)が手掛ける、壁面幅5m以上に及ぶタイルアート「青竜」が登場。空間デザイナー・小坂 竜氏の原画スケッチをもとに、タイル職人・白石 普氏が数十種数千枚のタイルを用いて実制作を担当した。

コロナ禍で揺れる世界各地をZoomでつないでの同時中継のほか、日本を代表する空間デザイナーをゲストに迎えてのトークセッションは、リアル会場から生中継も予定。出展各社によるZoomを使ったプレゼンテーションなど、“コミュニケーション”に重きを置いた新しい形の双方向展示会を展開する。

さらに主催者企画としてチャリティアート販売イベント「ART BAMBOO」を実施。BAMBOO EXPO 14との連動企画で、普段インテリアや建築といった分野で活躍する空間デザイナーたちのアート作品(デジタルデータ)をオンラインで販売し、必要諸経費を差し引いた売上金を全額新型コロナウイルス対策を行う国立国際医療研究センターへ寄附する。