今年の東京モーターショーは中止へ 日本自動車工業会が発表

日本自動車工業会は4月22日、オンラインで記者会見を行い、
今年開催を予定していた「東京モーターショー」の開催中止を発表した。

豊田章男会長は中止に至った背景について新型コロナウイルスの感染拡大の影響があったとし、「オンランを活用して開催を予定していたが、モビリティの魅力を安全・安心に体験できる環境を提供できないと判断した結果」と明かし、次回の開催については「”東京モビリティショー”として開催する」と続けた。

オンライン開催や延期に至らなかった理由については「世界のモーターショーが来場者数増加に苦労したなかで、前回の東京モーターショー2019は他産業と協力し”未来のモビリディ展”として130万人を集めるという特殊な結果をもたらした。今年の開催でも自動車産業だけでなく日本には多くの会社があり、これらをリアルで見てほしいというこだわりがあった。そのためオンラインのみの開催ではなくリアルの開催を重視したうえで中止とした」と話した。