JCCBが観光庁にMICE支援の要望書提出(6/27)

(一社)日本コングレス・コンベンション・ビューローは、東日本大震災後の厳しいMICE産業の状況を打開するために、国の援助を要請すべく、観光庁の溝畑宏長官に要望書を提出した。要望の内容は下記の通り

1. 日本が安全であること等をアピールするため、放射線量についての内外比較等、正確な情報を国内外に更に積極的に発信し、風評被害を取り除くよう努めていただきたい。

2. 海外の要人、海外のメディアを招請し、日本の安全性をPRするという働きかけを実施していただきたい。

3. 日本が安全だと客観的に証明できるデータを各国の大使館等を通じて提供するとともに、在日大使らとの交流を促進する等により、これらの方々に日本がMICE適地であることを理解していただき、本国の要人にお伝えしていただくことを働きかけていただきたい。

4. 全ての経済活動において、自粛ではなく活性化が復興支援に繋がることを広く浸透させるキャンペーンの実施をお願いしたい。

5. 国からの”安全宣言”の提唱を希望する。

溝畑長官は、正確な情報発信や日本の安全性のPRなどは国として当然取り組むべきこととして、要望に応えるため努力は惜しまないとの決意を表明した。(6/27)

 

副会長の登誠一郎氏、鈴木正一氏、事務局長の寺西達弥氏も交えて、MICE産業復興の施策について語りあった。