リアルとバーチャルのシームレスな体験を生み出すイベントプラットフォームが誕生

XRやAI関連事業を手掛けるワントゥーテンは、リアルとバーチャルを融合させたイベントプラットフォーム「Smart Digital Field(スマート・デジタル・フィールド)」の販売を開始した。

オフライン(現実世界)の代替としてのオンライン(仮想世界)ではなく、オフラインとオンラインを融合し相互のインタラクションを体感できる技術を新たな顧客体験プラットフォームとして実用化したもの。

リアルとバーチャル空間の座標位置情報の同期、リアルとバーチャル空間のスクリーンに同じ映像を配信する、アイコンやモーションによる感情表現、ログインユーザー全員とのオープンチャット、1対1のプライベートチャット、リアル空間のオブジェクトをバーチャル空間の同じ座標に配置するといったシームレスな体験を可能にする。今後はリアルとバーチャルを横断した「テキストチャット機能」や、体験の臨場感を高める「立体音響機能」なども実装予定。

活用シーンとしては製品やサービスなどの展示イベント、工場見学、カンファレンス、商談、教育現場、エンタメイベントなどを想定。「Smart Digital Field」を利用した「Mirror Field」は2021年3月と8月にパナソニックセンター東京で行われた「Panasonic SPORTS CHANGE MAKERS」で採用された。