Shenzhen is Fresh-2

先週は国際見本市連盟(UFI)の「アジア公開セミナー」で、リードエグジビションジャパンの石積社長が行なった基調講演のようすをレポートしました。マジメな記事はもう満足してしまったので、肩のチカラを(手も)抜いて旅日記スタイルにいたします。

今回のセミナーの舞台は中国・深セン。成田空港からの直行便も出ていますが、便数や価格を考慮して香港経由にしました。香港に入国(入境)して電車でトコトコ移動、また並んで中国入国というのはいかにも面倒だと思い、高速フェリーを利用しました(たぶん要予約)。香港空港から30分くらいで大陸側に着き入国という(物流用語で保税輸送といいます)大変効率のよい方法をトライ。預けた荷物もフェリー会社の人が持ってきてくれるといことで。楽チン(ちょっと不安含みですが)です。

ちなみに中国側の港は蛇口(シェコウ。“じゃぐち”ではない)港といって、香港周辺の珠江デルタでも最大規模の貿易港です。広東省で生産されたものがここから世界中へワンサカ輸出されています。コンテナーを載せた小さい船がゆらゆらと進むのどかな光景がフェリーの窓から見られました。今回は貿易ウンチクがちょこちょこ入りますが、わたくし以前は香港系の船会社で働いていたことがあるもので、ついつい。

10年前は工場と社員寮しかなかった街並みに高層ビルと高級マンションが建ち並んでいました。聞けば人口は1,447万人と、東京を抜く巨大都市へと急成長を遂げていたのです。会う人、会う人に「10年ぶりに来た」→「どうだ、すごい変化だろう」→「同じ街とは思えない」を幾度となく繰り返したので、そのフレーズだけ表情づくりと英語が上手になりました。

さて、今回は展示会やMICEとまったく関係ない話に終始しました。来週はセミナー会場となった深セン・コンベンション・エグジビション・センター(SZCEC)についてお話します。はたして仕事モードに戻れるのか。(田中)

 

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