次の旅先が見つかる「日本観光ショーケース in 大阪・関西」3月25日からインテックス大阪で開催

日本観光ショーケース実行委員会(委員長:落合和之 マイナビ 執行役員)は2022年3月25日から27日にかけて、インテックス大阪で「日本観光ショーケース in 大阪・関西」を初開催する。

日本人旅行者に対して国内旅行の魅力を伝え市場の拡大を目指すとともに、将来のインバウンド回復を見据え海外の旅行会社に日本観光の情報を発信することを目的とした展示会。北は北海道から、南は沖縄まで、全国の観光地が出展する。

15の団体が参加する北海道ブースでは、多彩な北海道の魅力を紹介する。近年はアイヌ文化の復興・創造・発展のためのナショナルセンターのウポポイ「国立アイヌ民族博物館」や、世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」など、学び要素を取り入れた旅が人気コンテンツとなっている。北海道圏内の注目の自治体や人気の宿泊施設、商業施設が出展しており、オンラインでの商談のみの参加も可能。

関西(滋賀、京都、兵庫、大阪、奈良、和歌山、三重)による共同では、大阪、京都をゲートウェイとした8つのテーマとエリア「KANSAI PLUS1TRIP」を提案。戦国文化・忍者の里、水と生きる回廊、実りの里山、海岸美と恵(めぐみ)、名城と播磨灘、神話から古代への道、巡礼の道・紀伊半島、国生みと海の架け橋といった魅力的なエリアを紹介する。

九州ブースでは「九州はひとつ」をテーマに、九州7県と九州観光推進機構が合同で出展。ブース正面の大型スクリーンでは、九州の臨場感溢れる映像を放映する。ブース内では、来場者のスマートフォン端末を利用した非接触型で安心の「九州ゆるキャラデジタルスタンプラリー」も開催。各県ブースのどこかに隠れている九州7県のゆるキャラすべてを見つけると、九州7県の特産品がもらえる。ほかにも、九州7県のソウルフード「魂食」を各県がアツく紹介するステージや、各県イチオシの体験コーナーなどが企画されている。

今年本土復帰50周年を迎える沖縄県は、4月放送開始のNHK朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』で、沖縄出身のヒロインが本土復帰とともに上京し料理人を目指す様子が描かれることに焦点を当てる。また、一つの島でいくつもの世界と文化に出会える「沖縄で体験できる世界旅」や、人々の暮らしや自然にとって良いものを選びながら新しい発見を楽しむ旅のスタイル「沖縄で楽しむエシカルトラベル」を提案。報奨旅行や学会を含むMICEについても相談を受け付ける。

日本のほぼ中央に位置し乗鞍岳、御嶽山などの標高3000m級の山々や、木曽川、長良川、揖斐川をはじめとする美しい河川に恵まれた「清流の国」岐阜県は、ユネスコ世界文化遺産「白川郷合掌造り集落」をはじめ、「1300年の歴史を持つ本美濃紙、長良川鵜飼、下呂温泉」、「高山祭・古川祭・大垣祭の山・鉾・屋台行事」など、豊かな自然のもと、先人から受け継がれてきた伝統・文化・匠の技を紹介する。

3日間の会期のうち25日はビジネスデー、26・27日は一般公開日となる。入場は無料。