沖縄県 イベント・飲食制限を含む緊急対策を実施

7月21日、沖縄県は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県全域対象にイベント開催や会食に制限を設けるなど、新たな対処方針「急激な感染拡大を抑え込み、県民の生活と命を守るための緊急対策」を発表し、また同時に「沖縄県医療非常事態宣言」を発出した。

この中で県は特に、アルコールの提供を伴うイベントについては、開催時期の延期を依頼するとしている。

また「第67回 沖縄全島エイサーまつり」「第42回名護夏まつり」などの延期が発表されている。

「急激な感染拡大を抑え込み、県民の生活と命を守るための緊急対策」概要

【要請期間】令和4年7月22日(金)~8月14日(日)

【基本的な考え方】急激な感染拡大を抑え込み、県民の生活と命を守るため、新型インフルエンザ等対策特別措置法第24条第9項により県民・事業者等に対して必要な協力を要請するとともに、働きかけを行う。

【区 域】沖縄県全域

<イベントの開催について>
■感染状況が悪化していることに鑑み、1,000人以上が参加するイベントについては、感染防止安全計画の作成及び県への届出を求める

■イベント主催者等に対して、規模要件等(人数上限・収容率等)に沿った開催を要請

○主催者は、業種別ガイドラインの遵守を徹底するとともに、国の接触確認アプリ(COCOA)・沖縄県新型コロナ対策パーソナルサポート(RICCA)の導入又は名簿作成などの追跡対策を徹底すること。
○参加者が1,000人以上のイベントについては、主催者がイベント開催の2週間前までを目途に具体的な対策内容を記載した「感染防止安全計画」を作成し、県へ提出すること。県が求める要請を満たさない場合は、延期・中止を求めることがある。
○全国的な感染拡大やイベントでのクラスターが発生し、国が業種別ガイドラインの見直しや収容率要件、人数上限の見直し等を行った場合には、迅速に対応すること。
○多くの人が集まるイベントについては、来場者に対し、ワクチン接種を最新の状態にするか又は事前のPCR等検査での陰性確認を勧奨すること。
○飲食を提供する場合は、飲食専用エリア以外においては自粛を求めること。ただし、発声が無いことを前提に、飲食時以外のマスク着用担保や、マスクを外す時間を短くするため飲食時間を短縮する等の対策ができる環境においてはこの限りではない。
○感染状況が悪化していることに鑑み、アルコールの提供を伴うイベントについては、開催時期の延期を検討くださるようお願いします。
○感染防止安全計画を策定しないイベントについては、チェックリストの作成等を通して感染対策を徹底すること
(詳細は「イベントの開催制限について(https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/chijiko/kohokoryu/koho/20200828.html)」を確認)

<飲食店について>
○全ての飲食店等について、同一グループ・同一テーブル4人以内とすること(ただし、介護・介助が必要な場合を除く)。
(※結婚式等冠婚葬祭のイベント開催については、イベントの開催についての要請に沿った対応をお願いします。)
○全ての飲食店等について、利用時間を2時間以内とするよう呼びかけてください。
○沖縄県感染防止対策認証店については、引き続き、業種別ガイドラインの遵守など、感染防止対策を徹底し、「安全・安心な店」づくりをお願いします。
①店舗内の衛生管理:店内の十分な換気を行うことや、お客様が触れる場所・器具の消毒
②従業員等の安全衛生管理:従業員の就業前の日々の検温等体調管理の徹底、ワクチン接種推奨
③お客様の安全:入店時の検温、手指消毒の徹底、余裕をもった配席など
(軽度であっても発熱その他の症状のある方の入店のお断りや、お客様への感染防止対策の協力の周知) 等
○沖縄県感染防止対策認証店以外の店舗については、感染防止対策を徹底し、早期に「沖縄県感染防止対策認証制度(第三者認証)」を取得することを推奨します。

<商業施設、集客施設について>
■特措法施行令第11条第1項に規定する運動施設、遊技場、映画館、ショッピングセンター等の施設に以下の感染対策を実施すること。
■業種別ガイドラインの遵守等、感染防止対策の徹底
■入場者が密集しないよう整理・誘導 (特に集客イベントを実施する場合は、密集・密接しないように取り組むこと)
■入場者へマスクの着用徹底等の呼びかけ
■会話等の飛沫による感染の防止に効果のある措置
(特にフードコートについて、アクリル板等の設置又は座席の間隔の確保、換気の徹底などの措置)

<県民へのお願い>
■日頃から換気やマスクの正しい着用など感染対策を心がけ、不要不急の外出はできるだけお控えください。
■会食は、4人以下・2時間以内で行い、会話の際はマスクを着用しましょう。
■発熱、のどの痛み、咳、鼻水など、少しでも症状がある場合、通勤、通学、外出、会食を控えてください。
■重症化予防のため、60歳以上の方等は4回目のワクチン接種をお願いします(3回目未接種の方も、速やかに接種願います)。

玉城知事は「感染の勢いはおとろえておらず、今後、夏場のイベント開催が予定されていることや夏休みにより、さらなる感染拡大が現実味を帯びてきました。

救急外来に検査のみを希望される方や軽症の方が集中し、夜間は4時間以上待ちの状況となっています。医療のひっ迫は日々進んでおり、新型コロナへの医療対応だけではなく、一般医療を含めた救急医療体制の維持が厳しくなり、私たちは、ケガの治療や救命救急など、今まで受けていた医療が受けられない状態になりつつあります。

この状況は県民のみならず、観光客や帰省客にとっても同様です」とのべ、「沖縄県医療非常事態宣言」を発出し、全ての県民、事業者へ以下の「3つの協力」をお願いすると発表した。

① 咳、のどの痛み、発熱などの症状を認めるときは外出せず、7日間は高齢者等の重症化リスクの高い方と会うことは控えてください。
② 軽症の場合や検査目的での救急病院の受診は控えてください。
③ 今一度、ご自身の感染対策を見直してください。屋内ではマスクを着用し、密集を避け、換気をして下さい。