「新秩父宮ラグビー場(仮称)」民間事業者を選定、完成予想パースと開始予定時期も発表

8月22日、日本スポーツ振興センター(JSC)は、神宮外苑地区の「新秩父宮ラグビー場(仮称)」整備・運営等事業について民間事業者の選定結果を発表し、同時に完成予想パースと開始予定時期を発表した。

「新秩父宮ラグビー場(仮称)」の主⽤途はラグビー利⽤だが、他のスポーツやスポーツ以外のイベント等の利⽤も想定されている全天候型のスタジアム。

日本スポーツ振興センター(以下「JSC」という。)は、令和 4 年で築 75 年を迎える秩父宮ラグビー場について、施設の老朽化が著しく、耐震補強への対応が大きな課題となるとともに、ユニバーサルデザインの導入や多様化するニーズへの対応も求められていることから、神宮外苑地区市街地再開発事業の一環として新秩父宮ラグビー場(仮称)を整備することとした。

以下のようにⅠ期、Ⅱ期に分けて整備される。

第二球場解体⇒ラグビー場棟建設(Ⅰ期)
ラグビー場解体⇒野球場/球場併設ホテル棟建設
神宮球場解体⇒ラグビー場棟建設(Ⅱ期)

落 札 者:Scrum for 新秩父宮
代表企 業:鹿島建設株式会社
構 成 企 業:三井不動産株式会社、東京建物株式会社、株式会社東京ドーム
協力企 業:株式会社松田平田設計、株式会社読売新聞東京本社、
日本テレビ放送網株式会社、エイベックス・エンタテインメント株式会社、
株式会社ニッポン放送、ソフトバンク株式会社、鹿島建物総合管理株式会社、
ALSOK 常駐警備株式会社、株式会社東京ドームファシリティーズ、東京不動産管理株式会社

延床面積
Ⅰ期工事完了時︓約 68,843 ㎡
Ⅱ期工事完了時︓約 70,349 ㎡
収容人数
約 15,547 人(ラグビー大会時)
約 20,547 人(イベント時)
主要構造
柱 RC 造・梁 S 造
階数
地上 7 階、地下 1 階
最高高さ
約 46.15m
供用開始予定時期
Ⅰ期︓2027 年 12 月末予定
Ⅱ期︓2034 年 5 月末予定

※記載内容は、事業提案に基づく内容であり、実際の設計・施工段階で変更となる可能性がある

完成パース図はJSCのHPで閲覧できる↓

https://www.jpnsport.go.jp/corp/Portals/0/News-Release/R4/20220822newsrelease.pdf