ハンス OSPI(Octanorm Service Partner International)というメンバーシップを1984年に設立したことが大きい。これによって出展者、とりわけ国際的に活躍する出展者は安価でブースを作れるようになった。
OSPIのコンセプトは“Designed Here. Built there.”(ここでデザインし、現地でつくる)。オクタノルムの施工会社ネットワークを世界に広げ、部材の長距離輸送を不要とすることで環境にやさしく、コストも抑えられるようになった。
かつては国際的な見本市の多くはドイツで開催されていた。それが次第に分散化し、あらゆる国で大規模な見本市が開催され、人を集めている。そのような中で出展者が安心して外国の施工会社に依頼できる仕組みであるOSPIが受け入れられた。同じ部材を持ち、世界中のネットワークを有するグループは他にはない。現在、パートナー125社が50カ国にあり、およそ78カ国で施工ができる。また2年に1度は世界各地でOSPI会議を開催している。パートナー同士で意見や情報を交換し、協力しあえる環境を整えている。
ベンジャミン ブース面積は327㎡で、今回のスローガンは「Gate to the future」。先進的・未来的という言葉が似合うブースデザインを計画しているので楽しみにしてほしい。
また現在開発中の新製品も展示する。われわれは3年に1度のユーロショップに向けて一丸となって製品を開発している。それほど特別な見本市だ。ぜひとも日本からの多くの来場者に見てもらい、多くの情報を持ち帰ってもらいたい。
第一弾として、子育て中の共働き夫婦を対象とした「マイナビ博覧会~MY FAMILY FESTA 2023 in竹芝」を2023年8月26日と27日の2日間、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催する。育児中の両親や小学生以下の子供を主対象にした、リアルな空間で親子で遊び・学べる体験型展示会を目指す。こども用品やファミリー向け関連用品、教育関連企業などの出展を見込んでおり、出展者ブース、ワークショップ、講演・トークショーなども実施予定。出展者数は30社、来場者数は2日間で延べ1000人を見込む。
今後は「マイナビ博覧会」というシリーズ名称でB to BからB to Cまで、ジャンルを問わず開催予定。HR領域における来場者と出展者のマッチングや、来場者・出展者の管理データシステム、ハイブリッド型イベントの運営実績など、これまで同社が培ってきた強みを展示会領域においても活かすことで、来場者と出展者のコミュニケーションを創出する。