オートバイや水上オートバイなどの製造販売を行うカワサキモータースは、3月23日から26日にパシフィコ横浜で開催の「ジャパンインターナショナルボートショー2023」(主催:日本マリン事業協会)で、水上オートバイブランド「ジェットスキー」の2023年新モデル「JET SKI ULTRA 160LX」を展示した。
3人乗りかつ自然吸気エンジンを搭載したモデルで、すでに北米では販売を開始しているが、日本での販売開始時期は未定。前シリーズの快適性と安定性に優れた艇体を引き継ぎ、より複雑な運転を片手の操作でできるシステムや、大型のディスプレイ、エンジンのパワーモードを3種類選択可能にするなど、装備や機能を充実させたラグジュアリーモデルとなっている。
なお、同社の「ジェットスキー」シリーズはリリースから50周年となっており、ブースでは初代ジェットスキー「JET SKI JS400(WSAA)」の展示も行った。ほかにも昨年から日本国内で取扱いを開始しているオフロード四輪車「TERYX4 S LE」イタリア製高級モーターサイクル「Bimota KB4」など各製品の最新情報を発信した。
カワサキモータースの水上オートバイ「ULTRA 160LX」(ジャパンインターナショナルボートショー2023)
国内外からクルーザー・ボートなど約230艇が集結 ジャパンインターナショナルボートショー2023
日本マリン事業協会は、3月23日から26日の4日間、パシフィコ横浜、横浜ベイサイドマリーナで「ジャパンインターナショナルボートショー2023」を開催している。オンライン展示と八景島マリーナでの体験プログラムも展開中。
“あふれる笑顔 この海でずっと・・・”をテーマに、国内外から230社・団体、クルーザーやボート、水上オートバイなど約230艇が出展するほか、プレミアムカーやアパレルなどマリンライフを彩る製品・サービスを幅広く提案する。パシフィコ横浜では水上オートバイと関連製品が集うジェットビレッジ、ボートフィッシングのためアイテムや船の設備を紹介するフィッシングビレッジ、各種スクール情報の発信や小型ヨットの展示を行うセーリングビレッジなど会場をテーマごとにゾーニング。土曜・日曜にはファミリーや子どもを対象とした参加型プログラムも実施する。また日本中古艇協会会員の企業によるボート・ヨット・PWCの中古艇が一堂に集まる「中古艇フェア2023」も同時開催。
横浜ベイサイドマリーナ会場では、30フィート以上の大型ボートやセーリングクルーザーを中心に、約60隻を係留展示。桟橋周辺エリアでは、マリン用品の販売も行う。その他横浜ベイサイドマリーナ内をボートでクルージングできる「マリーナピクニッククルーズ」や、ボート免許がなくても操船体験ができるプログラムやセーリングクルーザーでの体験航行、免許保有者を対象とした大型艇での航海講座など、豊富な体験乗船イベントも連日予定している。
パシフィコ横浜と横浜ベイサイドマリーナの2会場の移動は無料シャトルバスのほか、シャトルボート「Yokohama Bay Cruise」(有料)が運航。横浜港、横浜ベイブリッジ、根岸湾などの海からの景色が楽しめる。乗船時間は約45分で、大人は片道2,000円(当日券)。
介護の専門展4展を同時開催 東京ケアウィーク’23(CareTEX東京ほか)
ブティックスは本日3月22日から24日の3日間、「東京ケアウィーク’23」を東京ビッグサイトで開催する。構成展は「CareTEX東京’23(第9回[国際]介護用品展/介護施設産業展/介護施設ソリューション展)」、「Careテクノロジー’23 第6回 [次世代] 介護テクノロジー展」、「CareCITY’23 第6回 超高齢社会のまちづくり展」、「ヘルスケアJAPAN’23 第6回 介護予防総合展」の4展。
医療・介護、まちづくりなど豊かな超高齢社会を創る企業約330社が集結する。介護業界の課題である人手不足の解消や感染症対策に対応する商材やサービス、施設生活を豊かにする製品の展示を行う。また、最新の見守りシステムやロボット、在宅医療、介護予防といったキーワードにも焦点を当て、各展を展開している。
会場内では機能的かつ有名デザイナーとコラボレーションした介護職員向けのユニフォームや、タブレットによる映像コンテンツの配信など最新ソリューションの紹介などに加え、ステージでの専門セミナーや出展者によるデモンストレーションを行うなど、幅広いアプローチで介護業界のトレンドを発信している。
スマートフォンによる連動ソリューションや見守りカメラシステム。ケアコムは看護・介護の現場で役立つソリューションとサービスを提供している。
就労支援事業、教育事業、インターネット事業などを手掛けるLITALICOは、介護事業所や障害者総合支援・児童福祉・移動支援などに対応した請求ソフトなどを紹介。
ビジネスフォン・ナースコール・テレワークシステムなどを手掛ける名電通は、小規模~大規模施設向けナースコールシステムを展示。
今週の展示会スケジュール(3/20~3/26)
3/20~3/26 開催の展示会
▽東京
3月22日(水)~24日(金)
東京ビッグサイト
東京ケアウィーク’23
・CareTEX東京’23 第9回[国際]介護用品展/介護施設産業展/介護施設ソリューション展
・Careテクノロジー’23 第6回[次世代]介護テクノロジー展
・CareCITY’23 第6回超高齢社会のまちづくり展
・ヘルスケアJAPAN’23 第3回介護予防総合展
3月24日(金)~26日(日)
東京ビッグサイト
第50回東京モーターサイクルショー
▽神奈川
3月23日(木)~26日(日)
パシフィコ横浜、横浜ベイサイドマリーナ
ジャパンインターナショナルボートショー2023
▽大阪
3月24日(金)~26日(日)
インテックス大阪
第2回 日本観光ショーケース in 大阪・関西
https://japan-ts.jp/jp
▽福岡
3月23日(木)~24日(金)
マリンメッセ福岡
九州オフィス業務支援EXPO
https://kfb-shien.com/
3月23日(木)~27日(月)
マリンメッセ福岡
第23回全国陶磁器フェア in 福岡2023
専門技術に焦点当てたミニ展示会「やわらかたい展」を開催 大田区産業振興協会
大田区産業振興協会は3月16日、柔らかいまたは硬いものの加工に特化した展示会「やわらかたい展」羽田イノベーションシティ ゾーンK2階・PiO PARK(ピオパーク)で開催した。難加工分野で優れた技術を持つ大田区の企業10社が出展し、製品やサービスの提案を行った。小規模で開催し、出展分野を専門的にすることで、商談に積極的なバイヤーや火急の課題を抱えた来場者を呼び込む構え。
オグラ宝石精機工業は、ルビーやダイヤモンドの切削加工機・分析機器の紹介を行ったほか、クマクラは割れやすいガラスやセラミックの微細加工や研削加工機器のPRを行った。
展示会を担当する大田区産業振興協会の堀田氏は展示会実施の背景について「大田区の企業はその規模感からも、顧客から持ち込まれる仕事のみを受注しているスタイルが多い。各企業が自らの持つ技術を、もっと外部に向かって発信できる場を作るために開催した」と話した。
今後も分野や出展企業が被らないようなテーマ設定を行い、同規模の展示会を開催していく方針。


富士アイティの「自家消費型発電所向け監視・制御システム」(スマートエネルギーWeek 春)
電機メーカーであり、情報制御システム事業などを中心に手掛ける富士アイティは、3月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催の、スマートエネルギーWeek 春内「[国際]スマートグリッド EXPO[春]」(主催:RX Japan)に「自家消費型発電所向け監視・制御システム」を出展した。
同製品は、消費電力の変動に合わせてPCS(出力電力の調整や発電状況に応じて運転を制御する装置)を自動制御し、逆潮流(太陽光発電設備から電力会社の電線などの設備へ電気が流れること)の発生を防ぎながら、発電電力を最大化するもの。エネルギーを無駄なく有効活用できる。またクラウド監視システム「ソーラーコンシェルジュ」も発電・制御状況を遠隔地から確認できる。「ソーラーコンシェルジュ」などエネルギーマネジメントシステムは、操作画面をより見やすいデザインに変更し、感覚的に利用できるようにアップデートを行った。
【大阪メトロ】大阪・関西万博に向けて「顔認証改札機」を全駅に導入
大阪市高速電気軌道株式会社(大阪メトロ)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向け「顔認証改札機」を2024年度末までに全駅に導入する予定だ。
開発は、高見沢サイバネティックス(代表取締役社長:高見澤和夫)とパナソニック コネクト(代表取締役 執行役員 社長・CEO:樋口泰行)。
利用者は、事前に大阪メトロのMaaSアプリである「『e METRO』アプリ」を通じて本人の顔画像を登録し、使用する乗車券と本人の情報を紐づけておくことにより、カードなどの媒体を要することなく、スムーズに改札を通過することができる。
また現在、実証実験中の「顔認証改札機」に加えて、「QRコードを活用したデジタルチケット」サービスや「Visaのタッチ決済」の実証実験を2024年度から順次開始する。
これにより、万博開催時には、「交通系ICカード」、「QRコードを活用したデジタルチケット」、「Visaのタッチ決済」、「顔認証改札機」がそろい、国内外のからの来場者の多種多様なニーズに応えていくという。
【JNTOデータ】2月の訪日外客数は約148万人 回復率で前月を上回る
日本政府観光局(JNTO)は3月15日、2月の訪日外客数などを発表した。
<発表の要点>
●2 月の訪日外客数は桜シーズンを控えた閑散期にあたること、また、前月の旧正月の反動などにより、特に東アジア市場からの訪日外客数が減少したものの、その他の市場の堅調な回復により、訪日外客数は対2019 年同月比56.6%の 1,475,300人と回復率では前月を上回る結果となった
●定期便においては増便・復便の傾向がみられるが、依然として多くの市場では回復途上にある
韓国は、日本側の水際規制緩和、日本各地への地方路線復便、韓国の旅行業界における訪日商品のキャンペーン等の影響もあり、訪日外客数は568,600 人(対019 年同月比79.4%)だった。
釜山~大阪間の増便、仁川~熊本間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月に比べ回復傾向にある。
中国は、日本行きの海外旅行制限措置や帰国時の入国制限の継続※、日本側の水際規制※などがあり、訪日外客数は 36,200人(対2019年同月比 5.0%)となっている。
※中国文化旅游部より日本行きの海外旅行商品の販売禁止措置が継続されている。自国民の日本からの入国については、陰性証明書の取得が求められる。
※日本への入国については、2月28日まで、陰性証明書の取得、入国時検査が求められていたが、3月1日からは、入国者全員を対象に行われていた入国時検査が直行便で入国した者に対するサンプル検査となった。
天津~成田の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月に比べ回復傾向にある。なお、2月28日まで日本側で航空便の運航規制が実施されていた。
※中国と日本の間の直行便については、到着空港を成田、羽田、関西、中部の 4 空港に限定し、増便を行わないよう関係する航空会社に対して要請していた。なお、3 月1日より同規制は廃止。
台湾は、出国規制や帰国時の行動制限等があるものの、日本と台湾双方の水際措置緩和の影響等もあり、訪日外客数は248,500人(対2019 年同月比 62.2%)だった。
※台湾における渡航警戒レベルで、渡航の是非検討等に日本が含まれている。自国民の日本からの入国については、入境後7 日間の自主防疫が必要となっている。
高雄~成田間、高雄~関西間の増便などもあり、日本への直行便数は前年同月に比べ回復傾向にある。
としまえん跡地の”ハリー・ポッター”施設「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京ー」が6月に開業
ワーナーブラザーススタジオ ジャパン合同会社は、東京都練馬区のとしまえん跡地に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」を2023年6月16日(金)に開業すると発表した。
スタジオツアー東京では、ホグワーツ魔法魔術学校の象徴的な大広間、ダイアゴン横丁、禁じられた森をはじめとする息を呑むような映画のセットで、映画制作の裏側を学びながら、魔法動物に遭遇したり、豪華な衣装を目にしたりすることができる。
また箒に乗ったり、バタービールを飲んだり、ホグワーツの廊下で動く肖像画になってみたり、クィディッチの試合の観衆に加わったり、スタジオツアー東京限定のグッズのショッピングなど、多くのアクティビティを体験できる。
アジアでは初のオープンとなり、「ハリー・ポッター」の屋内型施設としては世界最大規模の大きさを誇るこの施設をまわるのには、4時間ほど要するという。
チケットは、3月22日(水)14:00より公式ウェブサイトにて販売が開始される。
なお15日には、今夏のオープンに先駆けて、ハリー・ポッターファンとして知られる女優の芦田愛菜さんと、スペシャル・ナビゲーターでタレントのハリー杉山さんを迎え、9と3/4番線ホームでイベントが行われた。