6月23日・24日の2日間、ベルサール秋葉原で「2012 AKIBA-PC-DIY夏の陣」が開催される。
同展にはマイクロソフト、三菱電機、エレコムなど44社が出展し、PCパーツの展示やステージイベントによる商品PRなどが展開される。主催は自作パソコン・パーツ周辺機器などを取り扱うユニットコム。
イベントの詳細は同展ウェブサイトを参照のこと。
6月23日・24日の2日間、ベルサール秋葉原で「2012 AKIBA-PC-DIY夏の陣」が開催される。
同展にはマイクロソフト、三菱電機、エレコムなど44社が出展し、PCパーツの展示やステージイベントによる商品PRなどが展開される。主催は自作パソコン・パーツ周辺機器などを取り扱うユニットコム。
イベントの詳細は同展ウェブサイトを参照のこと。
2012年6月15日、工業製品やサービスの国際標準を作る国際標準化機構(ISO)は、イベントマネジメントの持続可能性に関する国際標準規格ISO20121を発行した。
持続可能性の課題を環境・社会・経済の側面から設定し、取組みにつなげていくことで、イベントに関する持続可能性を追求していくことが目的。
ISO20121では「イベントに携わる企業・団体」、「イベント」、「イベントの計画」の形式で認証取得が可能であり、開催の規模や種類は問わない。規格の評価として利害関係者との関係が強く意識されており、イベントを切り口として持続可能な社会へ結び付けていく狙いがある。
持続可能性の課題設定の目安としては、「廃棄物」、「エネルギー」、「アクセシビリティ」、「経済指標」など30以上の課題が紹介されており、目的に応じた適切な課題に取り組むことが求められている。
ISO20121は英国規格であるBS8901を母体としており、国際的な要求を受ける形でISO化の作業が進められた。BS8901は今夏に行なわれるロンドンオリンピックをはじめ、2009年12月にデンマークで開催されたCOP15(第15回気候変動枠組条約締約国会議)などで認証取得が行なわれている。国際標準化にともない、今後は世界中で国際イベントを中心に活用される予定。
日本国内では今年9月29日、30日に横浜市で開催される2012世界トライアスロンシリーズ横浜大会が取得に向けて計画を進めている。本大会は2009年より横浜市で開催されており、国際トライアスロン連合の提唱する「グリーントライアスロン」に準じた環境配慮型の運営を行なうとともに、大会独自の取組みとして海底清掃を行なうなど、イベントを通じた環境整備にも力を入れている。今後は本国際規格を活用し、持続可能性を追求していく。
イベントが今回の国際規格に適合すれば、持続可能性の取組みを客観的な基準で示すことができるようになる。環境配慮や社会貢献など、社会に向き合ったイベントがふえているなか、ISO20121は協賛をする企業のイベントに対する評価基準としても用いられる可能性がある。
◆関連サイト
http://www.facebook.com/iso20121forum
◆関連記事
▽2012世界トライアスロンシリーズ横浜大会…国内初の「ISO20121」認証イベントへ向け取組み表明(7/2)
▽ISO20121の策定作業に参加した(社)日本イベント産業振興協会(経済産業省、日本標準化工業会(JISC)に認定された国内審議団体)による解説記事はこちら
イベントの社会的意義を再発見~ISO20121策定に向けて~(「見本市展示会通信」2010年4月15日号pdf版)
イベント産業の国際競争力からみるISO20121の普及と課題(「見本市展示会通信」2011年4月15日号pdf版)
サステナビリティからイベントを考える(「見本市展示会通信」2012年4月1日号pdf版)
▽ISO20121の発行年である今年1年を通じ、イベントと持続可能性をテーマにしたコラムも連載中
「見本市展示会通信」あすへのアプローチ-サステナビリティ元年(2012年2月1日号~)
6月14日、東京ビッグサイトで「東京おもちゃショー2012」が開幕。内外144社がおよそ3万5000点の玩具を出展している。14・15日は商談見本市として業界関係者のみのバイヤーズデーとなっているが、16・17日は一般公開される。
バンダイ特設ブースでは、円谷プロダクションがウルトラマン列伝と関連グッズ、主題歌「ULTRA STEEL」を唄うTakmiyこと高見沢俊彦さんの合同記者会見が行なわれた。「ULTRASTEEL」はTHE ALFEEの高見沢さんのソロ・プロジェクトとして7月4日にリリースされる。
壇上でウルトラマンゼロ、その父ウルトラセブンとの3ショットとなった高見沢さんは「普段とは違う3人組ですね」とTHE ALFEEでの活動との違いにとまどいをみせたものの「ウルトラはいつも僕のなかにあります」とウルトラシリーズと曲への想い入れを語った。ウルトラマンゼロは東京公演への友情出演を約束、両者の強力タッグが再度実現する。(6/14)
年4回(2,5,8,11月)発刊 A4版
1冊定価 2,200円(税込、送料別)
監修:日本貿易振興機構(JETRO)
年4回(2,5,8,11月)発刊 A4版
1冊定価 2,200円(税込、送料別)
年4回(4,7,10,1月)発刊 A4
1冊定価 1,650円(税込、送料別)
ノベルティは、商品やサービスを提供する対象者(ターゲット)が集まる場所を選定し、無料で贈呈される。また、企業名やブランド名、商品名、宣伝文句などさまざまな告知を入れた広告物として販売促進のために利用される。これらの点では、ポケットティッシュやうちわ、クーポンを組み込んだフリー・ペーパーなどのギブ・アウェイ(無料配布物)と同じである。
しかし、ノベルティは、目新しいもの、珍しいもの、新しく考案されたものであることが前提となる。したがって、「新奇性」が問われ、また、新しい時代の風を感じられることが大切である。(展コミvol.8抜粋)
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宮地 克昌(みやち かつまさ)1958年東京生まれ 1980年早稲田大学 理工学部 建築学科卒。(株)乃村工藝社、(株)博報堂を経てフリーに。現在、福山大学人間文化学部人間文化学科メディアコミュニケーションコース客員教授。 (社)日本イベント産業振興協会主任研究員。イベント学会会員 |
イベントは演じる人と、それを見る人とに分かれて発達する。イベントにおける非日常的な状態に身をゆだねることによって、普段の生活の中では味わうことができない感動も得られる。しかし、さらに見せる、見られるという行為が徐々にエスカレートすることによって、事故が発生する危険性が高まっていく。
主催者や出展者は、まず、想定できるすべてのリスクを出しきらなければならない。リスクを抽出するために「発散的思考法」が有効であり、その一つが「ブレインストーミング(Brainstorming)/ブレスト」である。
イベントの企画段階で関係者が集まり、リスクについて一緒に考える機会を設けてほしい。リスクに対する認識をしっかりと共有することが大切である。(展コミ vol.7)
イベントの開催においても危機管理(リスク・マネジメント)は重要なテーマであり、さまざまな視点からの研究や議論が必要である。イベントは社会に新しい風を吹き込み、人々の精神を活性化したり、人と人との絆を深めたりする。
その一方で、社会に悪い影響を与えたり、人身事故が発生したりするなどの危険性を併せもっている。したがって、主催者や出展者は、企画から実施・運営、終了まで、リスク・マネジメントに関する知識をもち、細心の注意を払わなければならない。(展コミvol.7抜粋)
2008年10月8日(水)から10日(金)までの3日間、東京ビッグサイト西ホール・会議棟で「危機管理産業展2008」(RICON TOKYO)が開催された。出展規模は315社・556小間となり、来場者数は延べ5万7,729人であった。
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宮地 克昌(みやち かつまさ)1958年東京生まれ 1980年早稲田大学 理工学部 建築学科卒。(株)乃村工藝社、(株)博報堂を経てフリーに。現在、福山大学人間文化学部人間文化学科メディアコミュニケーションコース客員教授。 (社)日本イベント産業振興協会主任研究員。イベント学会会員 |
ホスピタリティは、感謝や感激の気持ちから生まれる購買意欲やリピート効果にもつながっていく。ホスピタリティを身につけることは、展示会の出展担当者にとっては特に必要である。
来場者が少ない時間でも、私語を慎み、気の抜けた態度を取らないなど、運営スタッフへの接客に関する指導を徹底しよう。(展コミvol.6抜粋)
マニュアルに対する過度の信奉は、良い接客の妨げになる。実際の展示会の運営現場では、マニュアル化できない部分で、柔軟で速やかな対応が求められる場合も多い。「ホスピタリティに関するレベルの高い会社ほどマニュアルがない」とも言われている。(展コミvol.6抜粋)
来場者とのコミュニケーションは、まずは気持ちの良い挨拶からはじめ、来場者を観察することが大切である。人の感覚は、あいまいなものであり、人によって違う。したがって、より良い接客サービスは、そのときの状況や相手に変化する。”気持ちの良いおもてなし”は、単に手厚ければ良いというものではない。(展コミvol.6抜粋)
2008年7月16日~18日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで医療・行政分野の専門展示会「国際モダンホスピタルショウ2008」が開催された。出展者数は375社、展示面積は8,000m2の規模。来場者数は3日間で77,800人であった。
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宮地 克昌(みやち かつまさ)1958年東京生まれ 1980年早稲田大学 理工学部 建築学科卒。(株)乃村工藝社、(株)博報堂を経てフリーに。現在、福山大学人間文化学部人間文化学科メディアコミュニケーションコース客員教授。 (社)日本イベント産業振興協会主任研究員。イベント学会会員 |
来場者を魅了するシンボル・ディスプレイによって、来場者の注意を引いて足と止めさせ、競合他社との戦いを一歩有利に進めたい。
BtoB専門展示会では、シンボル・ディスプレイが重要な役割を担う要素になる。来場者を魅了するシンボル・ディスプレイによって、来場者の注意を引いて足と止めさせ、競合他社との戦いを一歩有利に進めたい。
また、シンボル・ディスプレイには、定期的に開催される展示会への出展を通して、出展者のブランド・アイデンティティや、将来に対する出展企業のビジョンを来場者に分かりやすく提示する役割もある。(展コミvol.5抜粋)
「TECHNO-FRONTIER」(テクノフロンティア)が、幕張メッセの4~8ホールで、4月16日から18日までの3日間にわたり行なわれた。テクノフロンティアは、あらゆる産業の設計開発者、生産技術者、および関連専門家に向けて、最新の技術情報とソリューション提供をするイベントである。
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宮地 克昌(みやち かつまさ)1958年東京生まれ 1980年早稲田大学 理工学部 建築学科卒。(株)乃村工藝社、(株)博報堂を経てフリーに。現在、福山大学人間文化学部人間文化学科メディアコミュニケーションコース客員教授。 (社)日本イベント産業振興協会主任研究員。イベント学会会員 |
展示会では、来場者をブースに引き付けるため、寸劇やデモンストレーションなどのステージ演出が重要な役割を担っている。そして、ステージ終了後にはスムーズにアンケートを回収したり、ブース内を見学してもらえる流れを作り出したい。
しかし、たとえ3分や5分のステージであっても、終わりまで来場者を観客として引き止めておくことはむずかしい。工夫が必要である。(展コミvol.4抜粋)
「~地球と私のためのエコスタイルフェア~エコプロダクツ2007(通称:”エコプロダクツ”)」が2007年12月13日~15日の3日間、東京ビッグサイトの東1~5ホールで開催された。昨年の開催で9回目を迎えた同展は、過去最大規模となり632者、1405小間が出展。3日間の来場者数も16万4903人となった。
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宮地 克昌(みやち かつまさ)1958年東京生まれ 1980年早稲田大学 理工学部 建築学科卒。(株)乃村工藝社、(株)博報堂を経てフリーに。現在、福山大学人間文化学部人間文化学科メディアコミュニケーションコース客員教授。 (社)日本イベント産業振興協会主任研究員。イベント学会会員 |
Contents
ブレインストーミング(Brainstorming)は、課題を発見したり、その課題を解決するアイデアを生み出したりするときに発散的思考を前提にした会議形態で、アレックス・F・オズボーンによって基本的な考え方が整理された。略してブレストと呼ばれている。ブレストでは、発想を広げ、参加者が自由に発言し、できるだけ多くのアイデアを抽出することが大切である。
解説パネルは、来場者とのコミュニケーションのためのツールとして重要な役割を担っている。解説パネル一枚からもその企業のソリューション提案能力を推し測る要素ともなり、ブランド価値にも影響を与える。複数の展示会で利用できる解説パネルを制作するなどの工夫をしたい。(展コミvol.3抜粋 本文事例=シミズ、沖エンジニアリング、オムロン、タイコ エレクトロニクス アンプほか)
展示会への出展にあたって、自社のブランド・アイデンティティ(BI)について再確認することが大切である。混沌とした展示会の会場の中で埋没しないための基本であり、競合他社との間で展開される顧客の獲得合戦でアドバンテージを獲得したい。BIは満足だけでなく利益を生むのである。
「いつでもどこでもだれでも」つながるユビキタス時代の到来とともに、デジタル化に伴うさまざまな変化の波が、電子機器の対立軸を1年で大きく変えてしまう。出展者は、自社のビジョンを明快に打ち出さなければならない。
昨年、薄型テレビの大型・高精細化における液晶とプラズマの対決や、次世代DVDにおけるブルーレイ・ディスクとHD-DVDとの主導権争いが話題となっていた。しかし、今年は本格的な有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビの登場により、テレビの超薄型化の競争に関心が集中した。
大手企業の基盤事業さえ足元をその波にさらわれかねない時代なのだ。(展コミvol.3 抜粋)
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宮地 克昌(みやち かつまさ)1958年東京生まれ 1980年早稲田大学 理工学部 建築学科卒。(株)乃村工藝社、(株)博報堂を経てフリーに。現在、福山大学人間文化学部人間文化学科メディアコミュニケーションコース客員教授。 (社)日本イベント産業振興協会主任研究員。イベント学会会員 |