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シャープの対話AIキャラクター「ポケとも」(東京おもちゃショー2025)

シャープは8月28日から31日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー2025」(主催:日本玩具協会)に対話AIキャラクター「ポケとも」を出展した。

シャープ独自のAI技術により、一人ひとりに寄り添った音声対話を実現した。嬉しいことがあって誰かに話したい、悲しいことがあって誰かに聞いて欲しい、そんな時に話し相手になってくれる。

自身のことを知るための質問を投げかけてきたり、こちらが落ち込んだ素振りを見せれば励ましてくれたり、そのリアクションは人間さながらだ。会話内容はもちろん、搭載されたカメラで見た景色なども記憶するため、共に過ごせば過ごすほど親密さが増していく。

今回出展された第一弾は、ミーアキャットをモチーフにデザインされており、ぬいぐるみのような丸くて愛らしい見た目をしている。身長約12cm、体重約200gと持ち運びも容易なため、外出先でも専用のスマホアプリを使ってコミュニケーションを楽しむことができる。

小さな子供のいる家庭や、一人暮らしの女性などを支えるパートナー的存在となることが期待されている。

GEXのペット用フィルター式給水機「ピュアクリスタル」(第61回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025)

ペット用品の開発・製造・販売を行うジェックス(GEX)は8月21日から23日までの3日間、幕張メッセで開催された「第61回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025」(主催:日本DIY・ホームセンター協会)にペット用フィルター式給水機「ピュアクリスタル」を出展した。

ピュアクリスタルは愛犬・愛猫に清潔でおいしい水をたくさん飲んでもらい、健康で幸福な生活を過ごしてもらうための、愛犬家・愛猫家必見のアイテム。ポンプで水を循環させ、水中に酸素を取り込むことで新鮮でおいしい水を維持する循環システムが備わっており、食べカスや被毛、ホコリもシャットアウトしてくれる。

犬用と猫用でファァンネル上部(水が出てくるパーツ)の形状が異なっており、犬用は溜まった水を舌ですくって飲みやすいボウル型、ネコ用は流れる水を飲みやすい山型になっている。同社によるとこの構造により、犬は飲水量20%、猫は飲水量30%アップが期待できるとのこと。

犬種や描種、年齢、同時飼育数などに対応する豊富なバリエーションを備えるのも特徴で、犬用は11種類、猫用は14種類が用意されている。見た目もシンプルかつ洗練されたデザインとなっており、インテリアを邪魔することなく、愛犬や愛猫との快適なライフスタイルを支える。

【フォトレポート】「JASIS 2025」が幕張メッセで開幕 生成AIによる来場者サポートも

日本分析機器工業会(JAIMA)と日本科学機器協会(JSIA)が主催する科学・分析システム&ソリューション展「JASIS 2025」が9月3日、幕張メッセで始まった。

今回の展示規模は444社・団体1287小間で昨年の408社・団体1214小間を大幅に上回った。会期3日間で24,000人の来場を目標に掲げる。

今回、初の試みとして生成AIを活用した出展社・セミナーレコメンド機能を搭載。会場内に設置されている端末に自身の業務内容や興味のある分野、探しているサービスなどを入力することで、お勧めの出展ブースやセミナーを紹介してもらうことが可能。ビジネスマッチングの促進をはかる。

会場レイアウトの大幅見直しも行った。展示会場を外周するメイン通路JASIS Avenueの最奥部には、「LabDXコーナー」「ライフサイエンス」といった2分野に特化した主催者企画「JASISスクエア」を設置。ホール5と6の中央部には学協会や研究機関、スタートアップが来場者とコミュニケーションを図ることを目的としたJASIS Streetも設けた。

出展者による「新技術説明会」は「出展者セミナー」にリニューアル。出展者の新技術や製品紹介に加え、企業のビジネス戦略などを包括したより幅広い内容となった。

若手教育にも力を入れる。コンベンションホールと会議室で行われる新入社員や派遣社員、学生などをターゲットとしたJASIS Schoolでは、9月3日と4日の2日間にわたり「科学機器入門」や「不確かさ入門」など専門知識を高めるためのセミナーを実施する。JAIMAの足立正之会長(堀場製作所社長)は「JASIS=教育を定着させる」として、JASIS Schoolのブランド化を掲げる。

 

【フォトレポート】「東京おもちゃショー2025」が東京ビッグサイトで開催

「東京おもちゃショー2025 INTERNATIONAL TOKYO TOY SHOW 2025」が8月28日から31日、東京ビッグサイトで開催された。

日本玩具協会が主催する、国内最大規模の玩具の展示会となる。

2025年8月28日(木)29日(金)を商談見本市(バイヤーズデー)、2025年8月30日(土)31日(日)を一般公開(パブリックデー)として開催。

来場者は商談見本市が16,111名、一般公開期間が56,510名、合計72,621名だった。

出展社は212 社(国内︓119 社 海外︓93 社/ 2025 年 6 月 13 日時点)。

ゲームとホビーのフェス「コロコロ魂フェスティバル」との併催だった。

【レポート】「第61回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025」が幕張メッセで開催

幕張メッセにて「第61回 JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2025」が開催された。

同展示会は住まいと暮らしに関係する小売業・卸売業・製造業が一堂に集まり、関連商品やサービスの展示・紹介を通じて、活発な商談や交流等が行われるトレードショウと一般消費者へのDIY(Do It Yourself)の普及・啓発を行うパブリックショウが一体となったホームセンター業界の総合展示会。

開催日時は、バイヤーズデー(商談日) が8月21日(木)・8月22日(金)、一般PRデー(一般公開日)が8月22日(金)・8月23日(土)となっており、累計来場者数は66,340人だった。

来場者はホームセンター、スーパーセンター、 百貨店、 GMS、 ディスカウントショップ、コンビニエンスストア、ドラッグストア、 DIY店、 金物店 ホビー 店、 エクステリアショップ、インテリアショップ、アウトドア・レジャー用品店、 ハウスウェアショップ、 文具 事務用品店、 什器 ディスプレイ機器店、 塗料店、 建材店、 家具店、木材店、 建具店、 工務店、 その他プロユーザー、 DIYアドバイザー、 一般消費者など。

出展社数(国内外合計)は600社(1209小間)だった。

リアル5万人、バーチャル135万人が来場 VRイベント「バーチャルマーケット(Vket)」が開催

株式会社HIKKYは、体験型XRイベント「VketReal 2025 Summer」を2025年7月26日(土)~27日(日)の2日間、ベルサール秋葉原で開催、単一会場では過去最多となる5万人が来場したと発表した。今回で5回目の開催となる。

本イベントは、アバター文化や最新XR技術に触れながら交流・体験が楽しめる“パラリアル(※バーチャルとリアルが同時に存在し融合する)”空間をリアルの町に生み出すことをテーマにしている。

地下1Fの「パラリアルクリエイターズエリア」では、全国から集まった107団体によるブースが日替わりで登場。アバター接客やロボット操縦、MR体験、バーチャルボクシングなど、多彩なコンテンツを楽しんだ。

企業や自治体も単なる広告主ではなく、「共に町での新しい体験を作る一員」として参加。3DCG・AI・最新ハードウェアなどの技術を活用し、来場者が直接手を動かし、五感で楽しめるような、町そのものを新しい体験の舞台に変えるアトラクション型アプローチを展開したという。

また、2025年7月12日(土)〜27日(日)の16日間にわたって開催したメタバースイベント「バーチャルマーケット2025 Summer(通称:Vket)」には135万人が来場した。

今週の展示会スケジュール(9/1~9/7)

▽千葉県
09/03(水)~09/05(金)
幕張メッセ
JASIS 2025

▽東京都
09/03(水)~09/05(金)
東京ビッグサイト
第100回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2025
東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2025 第18回LIFE×DESIGN
第38回グルメショー秋2025
TOKYO International Gift Show LIVING & DESIGN2025
https://www.giftshow.co.jp/tigs/

▽大阪府
09/04(木)~09/05(金)
インテックス大阪
フードストアソリューションズフェア2025

▽兵庫県
09/04(木)~09/05(金)
神戸国際展示場
国際フロンティア産業メッセ 2025

【新施設】愛知県名古屋市に1万人収容の新アリーナ 28年初頭開業へ

三井不動産、豊田通商、KDDIの3社は27日、愛知県名古屋市の「みなとアクルス」エリアで、収容客数1万人規模の多目的施設「(仮称)名古屋アリーナ」に着工した。竣工は2027年秋、開業は2028年初頭を予定している。

新アリーナはB.LEAGUE1部のファイティングイーグルス名古屋が2027–28シーズンからホームアリーナとして利用する計画。バスケットボールの公式戦のほか、音楽コンサート、スポーツイベント、企業の展示会など多様なイベントに対応できる設計とし、地域の新たなランドマークを目指す。

建設地は名古屋市営地下鉄名港線「港区役所」駅近くのみなとアクルス。周辺には「三井ショッピングパーク ららぽーと名古屋みなとアクルス」や多目的ホール「COMTEC PORTBASE」があり、商業・スポーツ・住宅などの都市機能が集積する。同社グループは、アリーナと周辺施設を連携させた企画や、ECサイト「Mitsui Shopping Park &mall(アンドモール)」、チケット販売「三井ショッピングパークチケット」との連動により、来場者の体験価値の最大化を図るとしている。

3社は、アリーナと商業施設が一体となった回遊性の高い街づくりを推進し、スポーツ・エンターテインメントを核に名古屋ベイエリアのにぎわい創出と地域活性化につなげる考えだ。

計画概要

所在地 愛知県名古屋市港区金川町101番22
施設名称 (仮称)名古屋アリーナ
敷地面積 約20,500m2(約6,200坪)
構造規模 鉄骨造・地上4階建
延床面積 約27,500m2(約8,300坪)
収容客数 約10,000人
交通 名古屋市営地下鉄名港線「港区役所」駅 徒歩約8分
設計・施工会社 株式会社大林組
スケジュール(予定) 着工 2025年8月27日
竣工 2027年 秋
開業 2028年 初頭

大阪・関西万博、帰宅困難トラブルでの課題と改善策を発表

大阪・関西万博の会場につながる地下鉄が運転を見合わせて多くの来場者が帰宅困難になった問題で、万博協会(日本国際博覧会協会)は22日、再発防止に向けた改善策を発表した。

発表された主な改善策

課題① アナウンスでの情報発信のタイミングや内容選定、発信方法に
ついて見直しが必要

課題
• 状況や来場者が取り得る選択肢について、来場者目線で欲しい情報をタイムリーに発信できなかった。
• 会場内アナウンスが聞こえにくいとの意見があった。
• 最初の場内アナウンスが英語では流れなかった。

改善策
• 事案発生後、速やかに情報発信の責任者を任命
• 来場者等への情報提供は、公式web、Visitors、公式SNS、場内アナウンス等のツールで、なるべく同時に、日英で迅速かつ頻度を増やして発信
• 会場内(館内含む)への一斉放送機能の活用
• 公式参加者・民間パビリオン等の関係者への情報共有の徹底

課題② 会場内に留まる来場者へ提供するサービスや、会場内待機以外の選択肢について見直しが必要

課題
• 会場内での待機可能場所を確認して提供するまでに時間を要した。
• 水などの提供が夢洲駅周辺の雑踏対策などの初動対応終了後となった。コンセント利用の案内ができず、モバイルバッテリーについても十分に提供できなかった。
• 迎車による交通渋滞が懸念され、徒歩での帰宅や自家用車等による迎車帰宅、代替輸送手段の利用等に関する運用の整理が不十分であったため、来場者に対して情報提供ができなかった。

改善策
• 滞留場所の確保
① 場内施設の収容人数を踏まえた優先順位の高い施設との事前協議
② 障がい者などの優先利用の呼びかけ
• インフラ(災害対応への早期切り替え)
① 水やおむつなどの備蓄物資の迅速な提供
② 緊急時のモバイルバッテリー貸出やコンセントの提供
③ 会場内営業施設への改めての協力要請
• 代替交通手段の検討
① 深夜帯は、会場内に留まることを原則推奨
② 徒歩での帰宅は推奨せず
③ 自家用車でのピックアップ:舞洲P&R駐車場や障がい者用駐車場(障がい者などに限定)を活

④ 代替バス:障がい者などの優先利用の呼びかけ
⑤ タクシー:障がい者などの優先利用の呼びかけ

課題③ より迅速に対応を進められる協会内の危機管理体制の整備や、
協会外の関係者との連絡体制の再確認が必要

課題
• 重大な交通障害事案であり、災害並みの対応を行うとしながらも、協会内の認識共有が不明確であった。
• しばらくの間復旧の見通しが立たなかった中でも、大阪メトロとの間で迅速かつ確実に情報収集や意思疎通を行えるような連絡体制が必要であった。
• 交通障害時にも災害対策本部を設置することの確認
• 事案発生後、速やかに情報発信の責任者を任命(再掲)

改善策
• 大阪府・大阪市への協力要請(一時滞在施設の提供、医療救護体制の支援、水・食料の提供、人的支援、情報発信)
• メトロなど関係機関との連絡体制の再確認、有事の対応に関する再度の認識合わせ

 

【詳細】築地市場跡の再開発、基本計画を発表 国際水準のMICE施設も

三井不動産株式会社を代表企業とし、トヨタ不動産株式会社および株式会社読売新聞グループ本社を中心に2024年12月に設立された特別目的会社・築地まちづくり株式会社は、「築地地区まちづくり事業」を推進するための基本計画を策定し、22日に発表した。

同社によると、基本計画は本マネジメント会議での議論を踏まえ、事業提案時から一部内容を更新。東京の水辺の玄関口として築地が新たな都市アイコンとなることをめざし、施設整備の方針やエリア全体の基本的な考え方を示した。

デザインモチーフには「扇」を採用。かつての築地市場が貨物列車を引き込むために扇形の敷地形状を持っていた歴史に着想を得て、築地の文化継承と調和・発展への願いを込めたという。

発表に合わせ、「築地まちづくり公式ウェブサイト」を開設。サイトでは築地の歴史や基本計画の概要を公開し、今後は東京都や中央区、関係機関と連携して情報発信を進めるとしている。

主要用途/機能 延床面積 最高高さ
①大規模集客・交流施設 スタジアム、店舗等 約17.9万m2 約40~110m
②ライフサイエンス・商業複合棟 ラポ&オフィス、インキュベーション施設、店舗等 約40万m2 約190m
③MICE・ホテル・レジデンス棟 ホテル、MICE施設、住宅、店舗等 約14.6万m2 約210m
④・⑤ホテル棟 ホテル、店舗等 約5.7万m2 約150m
⑥レジデンス棟 住宅、店舗等 約9.0万m2 約180m
⑦オフィス・レジデンス棟 オフィス、住宅、店舗等 約12.6万m2 約190m
⑧舟運・シアターホール複合棟 ホール、店舗(フードホール等)、フードラポ等 約3.2万m2 約50m
⑨オフィス棟 オフィス、店舗等 約23.1万m2 約210m
ABC 水辺やまちに面する広場や緑地空間等

 

日本の伝統を表現する「扇」をモチーフに、水上から人々を迎え入れるシンボリックなアイコンとなるデザインにより、これからの東京の新たな玄関口にふさわしいウォーターフロントの「顔」を形成。

 

「水都東京の再生」に関する4つのテーマ(イメージパース)

浜離宮恩賜庭園との一体的な緑化や、隅田川や築地川などの周辺資源と調和した特色あるプロムナードにより、豊かな緑・水辺空間を歩いて楽しめる魅力的な空間を創出。

「国際競争力の強化」に関する4つのテーマ(イメージパース)

多様なニーズに対応する国際水準のMICE施設(大型ホール・会議室等)、宿泊・滞在・居住機能を備えた施設を集約し、国際都市としての「インフラ力」を強化。

■計画概要

所在地 東京都中央区築地五丁目および築地六丁目各地内
活用都有地面積 約19万m2
総延床面積 約126万m2
総事業費 約9,000億円
開業時期 2030年代前半以降
主要建物 大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)、ライフサイエンス・商業複合棟、MICE・ホテル・レジデンス棟、舟運・シアターホール複合棟など合計9棟

 

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