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【レポート】「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」が東京ビッグサイトで開催

2月28日~3月3日、日本経済新聞社はこれからの日本の街づくり・店づくりを支える様々な技術・製品・システムが集まる「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」を東京ビッグサイトで開催した。

同展示会は「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「ライティング ・フェア 」 「IFFT 東京国際家具見本市」「リテールテック JAPAN」「SECURITY SHOW」「フランチャイズ・ショー」の 7 展示会で構成される(フランチャイズ・ショーのみ3月1日からの3日間の開催)。

今回は国内外の家具・インテリア製品を一堂に集めた「IFFT 東京国際家具見本市」が初登場となる。日本を代表する家具産地をはじめ、国内外で製造される高級家具が集うほか、商業施設やホテル、レストラン、公共施設向けのコントラクト家具(特注家具)やホームユース家具を中心に、ファブリックやテーブルウェアなど関連製品を加えた上質な空間デザインを提案した。

また、オンライン展示会である「日経メッセ Online」を、日本経済新聞社が独自に開発した新しいオンライン展示会プラットホームである「NIKKEI NEON」上で開催。

シンプルで分かりやすい直感的なデザインを採用し、出展者は製品の情報や動画、パンフレットなどさまざまな情報を掲載できるほか、来場者との「名刺交換」機能やオンラインチャット、セミナーのライブ配信などのコミュニケーション機能を搭載している。「日経メッセ Online」は3月10日まで。

子育て中のお出かけサポートや親子が安心できる保育サービスを提供するコンビウィズ

ウレタンをコーティングしたオリジナルの家具コレクションを展開しているSIXINCH.ジャパン

AR/VR/MRなどXR・メタバース技術を活用し、家と庭や建築・ランドスケープにおける4D空間デザイン事業、4D空間XRシミュレーション事業やソフトウェア・アプリ開発事業などを展開するGLD-LAB.(ジー・エル・ディー・ラボ)

姫路城・大天守の瓦も手掛ける光洋製瓦が生んだ壁材・床材

中井産業は障子ブランド「KITOTE」「AIR SHOJI」と、障子文化のDNAから生まれた、モノを遮蔽し、彩るオブジェクト「SHA/SHA」を展示


デザイン会社ステップ・ワンが手掛けるタンク式ポータブル手洗

シンコールアイルはマグネットがつく不燃キッチンパネル・賃貸リフォームに最適な貼替可能の2.0mm塩ビタイルを展示

ユニベールはカーテンの新作コレクション「Raffino+」を中心に、インテリア小物・内装商材、また、サステナブル素材の商品等を展示

ナガエは「生活に溶け込む」を基本コンセプトに、そっと暮らしに寄り添うデザインと機能性を追求した「hoss NAGAE」シリーズを展示


ステンレス・アルミ製品などを手掛けるセイコーステンレスは、手すりや布団干しパイプなど企画品だけでなくオーダーメイドも受け付けている

今週の展示会スケジュール(3/6~3/12)

3/6~3/5 開催の展示会

▽千葉

3月8日(水)~10日(金)
幕張メッセ
Grinding Technology Japan 2023

▽東京

3月7日(火)~10日(金)
東京ビッグサイト
FOODEX JAPAN 2023

3月10日(金)~12日(日)
東京国際フォーラム
アートフェア東京2023

▽神奈川

3月10日(金)~12日(日)
パシフィコ横浜
第57回 ジャパンゴルフフェア2023

▽京都

3月8日(水)~9日(木)
みやこめっせ
第4回京都インターナショナル・ギフト・ショー2023

▽大阪

3月8日(水)~10日(金)
インテックス大阪
インターフェックスWeek 大阪
第9回インターフェックス大阪 医薬品・化粧品 製造展
第3回ファーマラボ EXPO[大阪]医薬品 研究・開発展

3月8日(水)~10日(金)
インテックス大阪
第2回フードテック ジャパン[大阪]食品工場・飲食店の自動化・DX展
第9回再生医療EXPO[大阪]

シーマの「高精細LEDディスプレイ」(JAPAN SHOP 2023)

映像音響機材レンタル・販売のシーマは2月28日から3月3日まで東京ビッグサイトで開催中の「JAPAN SHOP 2023」(主催:日本経済新聞社)で高精細LEDディスプレイを展示した。

ブースでは、屋内外で利用できる3.9mmピッチのLEDディスプレイと車を乗せることも可能な3.9mmピッチのフロアLEDディスプレイを使用し、インタラクティブな映像体験を提案。1つのモジュールに16個のセンサーが組み込まれており、LEDディスプレイを踏んだり歩いたりすることで映像が変化する。

LEDディスプレイは簡単に取り外し・取り付けが可能で、メンテナンス性の高さもアピールした。

2023モバックショウ(第28回国際製パン製菓関連産業展)が開催

日本製パン製菓機械工業会は2月28日から「2023モバックショウ(第28回国際製パン製菓関連産業展)」を幕張メッセで開催している。会期は明日3月3日まで。
同展はパン・菓子に関する原材料、資材、製造機械、出荷、各種製法までトータルに展示される見本市で、今回は“考えよう!地球の未来と食の未来”をテーマに、239社・1484小間で展開する。

会場内の見どころとして、生産現場の省力化・自動化につながる生産ラインや、ベーカリーや洋菓子店のDX化を促進するため、素早いレジ入力ができる「ベーカリースキャン」、外観検査AI「メキバイト」など、食に関わるデジタル製品の展示を行う。ほかにも丸洗いが可能な次世代オープンフレームミキサー、新型卓上加熱撹拌機といった生産現場の省力化や作業改善につながる機器、インターネット通販の拡大や食品ロス削減のニーズを切り口とした冷凍関係の機器などを紹介する。

同展会場で初開催となる、モンディアル・デュ・パン本選(フランス)の上位チームによる世界大会「ベスト・オブ・モンディアル」の開催は本日から。洋菓子イベントコーナーや和菓子イベントコーナー、スクールコーナーも展開中。

入場には来場事前登録と、来場者証をプリントアウトして持参する必要がある。来場者証忘れた場合、プリントアウトの環境を持っていない場合は、当日来場者証発券カウンターで、事前登録完了メールや登録情報(登録時の ID、会社名、氏名)を提示することで、来場者証の再出力も可能。

牛乳だけで簡単にプリンができるプリンベース 昭和物産/エフ・エム・アイ(2023モバックショウ)

乳製品・製菓・製パン材料や、外食産業向け業務用食品の卸売を展開する昭和物産とエフ・エム・アイはtohoグループとして、2月23日から3月3日に幕張メッセで開催された「2023モバックショウ(第28回国際製パン製菓関連産業展)」(主催:日本製パン製菓機械工業会)に共同で出展を行った。

「飲むぷるぷるプリンベース」など、簡単にスイーツが作れる材料を紹介。実演を交えながらPRを行った。「飲むぷるぷるプリンベース」は、牛乳と1:1で合わせてシェイクするだけで簡単にプリンドリンクができるもので、やわらかくストローで吸えるなめらかな食感とバニラビーンズの香りが特徴。ミキサーや特殊な厨房機器がなくても作れることから、新たな設備投資をせずに提供可能で、観光やレジャー産業、テーマパークでの展開も視野に入れている。

キッコーマンのそのまま食べられる大豆粉(2023モバックショウ)

醤油を中心に調味料や加工食品などの製造販売を行うキッコーマンは、2月23日から3月3日に幕張メッセで開催された「2023モバックショウ(第28回国際製パン製菓関連産業展)」(主催:日本製パン製菓機械工業会)でそのまま食べられる大豆粉「パフミンSM」ほか、食品生産のための素材を出展した。

「パフミンSM」は醤油づくりの際に欠かせない、大豆の油を抜いたり粉末にしたりといった技術を活かし開発。同製品は大豆に高圧高温処理(パフ加工)を施し、それらをさらに微粉砕して粉末にしたものだ。添加物の表示が不要でかつ非加熱で使用可能で、小麦粉より食物繊維やたんぱく質が豊富な点も特徴となっている。大豆でできていることから植物性たんぱくの代替として、ちくわなどの練り物に混ぜて使うことができるほか、ゴマに似た風味があることから担々麺のスープやピーナッツクリーム、揚げ物の衣などもおいしく仕上がるという。

ほかにも、焼き菓子のアーモンドプードルの代わりに使うことができる、やや目の粗い粉末の「パフミンF」も展開している。

月島食品工業の植物由来の代替食品ブランド「Poff(ポフ)」(2023モバックショウ)

食品素材の開発や生産販売を行う月島食品工業は、2月28日から3月3日に幕張メッセで開催された「2023モバックショウ(第28回国際製パン製菓関連産業展)」(主催:日本製パン製菓機械工業会)に出展し、植物由来の素材でできた製品ブランド「Poff(ポフ)」を紹介した。

「Poff」は“Plant-based Oil, Fat, and Foods”の略で、人と地球にやさしい製品ブランド。シリーズのうち、「ラブールプラボ」は植物性のバターで、油脂にオリジナルの発行豆乳とオーツ麦オイルを加えることで、バランスの取れたバターの風味を再現。パンや焼き菓子に使用でき、焼くことでバターのような豊かな香りが広がる。食品工場やベーカリーにニーズが広がっており、ヴィーガンのユーザーからも注目が高まっているという。

ほかにも、大豆で肉と同じような美味しさを表現した、調理済みの冷凍大豆ミートフィリング「絞れる大豆ミート」も提案。大豆たんぱくをベースに、専用の油脂や同社が独自配合したスパイス、発酵調味料を使用し、肉のうまみを創り出している。

「第893号 見本市展示会通信」発行しました

 

 

展示会やMICEなどに関する最新ニュースを伝えるタブロイド判の業界紙「第893号 見本市展示会通信」を発行しました。

主な記事
特集 FOODEX JAPAN 2023

・一面のニュース:DIY HOMECENTER SHOW 2023 3つのテーマゾーンで展開、製造業の未来に焦点当て3つのエリアで新技術アピール EMO Hannover 2023 ほか
・業種別開催データ(2023年4月~9月)
・注目の出展者 お米を使った歯ブラシ「ECO DENT」(ラピス)他
・東京都MICEシンポジウム/八王子ユニークベニューショーケース
・人事・一般ニュース

発行について:第893号 2023年(令和5年)3月1日

☞「見本市展示会通信」の詳細はこちら

イベントと映像業界の変化を振り返って ~新しい業界を新しい世代と創っていく/日本映像機材レンタル協会(JVRA)×ピーオーピー 合同企画

コロナ禍によるイベント業界の落ち込みから、ようやく回復してきたと胸を張って言えそうだ。振り返ってみれば、およそ3年の間に映像業界もイベント業界もじっと耐えていただけということはなく、むしろ大きく様変わりした。今これらの業界に起こっている変化とこれから必要なアクションは一体どんなことだろうか。そこで、日本映像機材レンタル協会(JVRA)と座談会を共催。同協会に所属する4社から、イベント現場を通して変わりゆく業界を見てきた方々に集まってもらい、気づきと次代へのメッセージを聞いた。


◆出演者
教映社 但木 麻梨恵 さん
・銀座サクラヤ 高野 葵夏 さん
・光響社 古川 美弥 さん
・ユーリンク 栗田 理香 さん


◆業界の大きな変化を感じる時代
─コロナ禍からの復活や映像技術の進歩など、業界の変化のスピードがより増しているように思います。日々お仕事をしながら、どんなことを感じていますか?

但木 コロナでの配信需要対応もそうですが、コロナ禍以前からアナログからデジタルへの移行で機材を買い直したり、新たな知識を蓄えなければならなかったりと、ここ数年はずっと大きな変化に晒されていると思います。例えば、昔ながらの同じ機材とノウハウで行ってきたイベントをデジタル化するには、主要な機材だけでなく配線も新しい組み合わせにしなければいけないんです。リスクを避けたい気持ちからか現状維持を望むクライアントも多いですが、良いイベントを作り続けるためには、人も機材も常にアップデートが必要だと思います。

但木 麻梨恵 さん

高野 私は入社1年目でコロナ禍に突入したため、大人数の観客を会場に入れるイベントの仕事をする機会がほぼありませんでした。しかし、最近はそれぞれのイベントがコロナ禍前と近い状況に戻り、観客をきちんと臨みながらの仕事が増えました。自分が映像を切り替えた瞬間に観客から歓声が上がるなど、配信イベントの仕事とは別の緊張感がありますが、観客が喜んでいる顔を直接見られるのは素直に嬉しく思います。
仕事の普段のやり方も、実際に観客がいる現場が多くなってきたことで変わりつつあります。そのため、今後は配信向けの機材だけでなく、リアルイベント向けの機材についても、操作に慣れていかなければと感じています。いかに失敗せずにオペレーションをするかだけでなく、いかに自分の操作で良い演出や絵作りをしていくかを改めて考えながら、イベントと映像に携わってきたいです。

高野 葵夏 さん

東京ドームシティ内新劇場「IMM THEATER」の詳細が発表 命名は明石家さんま

左から岡本昭彦氏、明石家さんま、北原義一氏

2月28日、東京ドームホテルで「東京ドームシティ内新劇場」の概要等発表記者会見が行われた。

新劇場の名称は「IMM THEATER(アイエムエムシアター)」。東京ドームと吉本興業ホールディングスが共同で建設するもので、2022年12月12日に着工。2023年11月竣工、2024年1月オープンを予定している。敷地面積は1692.49㎡で座席数は709席(一般:709席、VIP:4席、車椅子:2席)。運営は吉本興業ホールディングスのグループ会社であるLIVE FORWARDが行う。

IMM THEATERイメージ

記者会見では吉本興業所属のお笑いタレントである明石家さんまが登場。劇場のDM(ドントマネージャー=マネージャーではないが舵取りを行う存在)に就任した明石家さんまは、劇場の名称について、自身の座右の銘である「生きてるだけで丸儲け」から命名したと明かしたうえで「この劇場で思い出を作り、自分にとっての『IMM』を見つけてほしい」「この劇場からスターを生み出したい」と語った。また、こけら落としで自身が公演を行うことも明らかにした。

東京ドーム代表取締役会長CEOの北原義一氏は記者会見で「今回、吉本興業ホールディングスと共同で新劇場を建設・開業させるために手を組んだが、それだけではもったいない。人々に笑顔や感動、ワクワクやドキドキをなるべく多く提供していきたい。また、月面劇場(吉本興業が展開するメタバース)でこの記者会見も配信されているが、デジタルツインやウェブ3.0を駆使して国境を超えたビジネスモデルに挑戦したい」と語った。

また、吉本興業ホールディングス代表取締役社長の岡本昭彦氏は「東京ドームシティには年間4000万人が訪れる。エンターテイメントで笑って、泣いて、応援してもらえる劇場を目指す」と語り、さらにデジタル環境によって日本全国の大人から子供までにコンテンツを提供していくとした。