刺繍機の研究開発を行うタジマグループは10月3日と4日の両日に東京ビッグサイト西3ホールで開催された「58th FISMA TOKYO (東京ファッション産業機器展)」(主催:東京都ミシン商工業協同組合)に新世代AI刺繍機「TMEZ-KC シリーズ」を出展した。
完成品に対応するシリンダータイプ多頭機に、タジマ独自のAI刺繍技術「i-TM(自動上糸調整機能)」を搭載しており、ステッチの種類・生地の厚みを自動分析する。最適な縫いを供給して、常にベストな刺繍の仕上がりが得られる。
布押えをデジタル的にコントロールする機能「DCP」により刺繍素材の「ばたつき」を抑え、刺繍を精密に美しく仕上げる。特にばたつきが発生しやすい縫製部分・革・厚物・伸縮素材などに大きな効果を発揮する。
ブースでは「TMEZ-K1204C」のデモを実施。スウェット、Tシャツ、ナイロン、ドライといった異なる4種類の生地に3D刺繍を行った。