森工芸の素材の表情を活かした食器「PLATE」(HCJ2024)

木を薄くスライスした木材「ツキ板」を貼ることを専門に、化粧合板加工や関連する雑貨を販売する森工芸は、2024年2月13日から16日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された「HCJ2024」(主催:日本能率協会、日本ホテル協会、日本旅館協会、国際観光日本レストラン協会、国際観光施設協会)に出展した。
同社は徳島県の企業で、ツキ板の木目を活かし、模様を描く技術を強みとしている。「PLATE」は切り出し方や目方向の違うツキ板により、柔らかく上品な模様が描かれた食器だ。
藍染め仕上げのものは、徳島の伝統産業でもある蓼藍を使用し、昔ながらの染色法で色づける。上板町に工房を構える「Watanabe’s」との共同作業による作品。水と熱に強いセラウッド塗装を施し、藍染めの鮮やかな色彩が使い込むほどに深まるものとした。ツキ板と藍染めによる製品は、食器以外も時計やトレーのラインナップを取り揃えている。