ソニーグループは、東京・銀座のソニービルを建て替えるプロジェクトの最終形として、1月26日に「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」をグランドオープンした。
Ginza Sony Parkプロジェクトは、「街に開かれた施設」をコンセプトに50年以上にわたって銀座の街と歩んだソニービルを建て替えるプロジェクト。
テナントなどの常設店舗は設けず、各フロアではその時々で変化するアクティビティを行う。
B3は、食のアクティビティ「カジュアルダイニング」のフロア、また、地上の吹き抜け空間など随所にある「余白」のスペースは、人々が自由に散策したり休憩したりすることのできる場となる。
建て替えプロセスもソニーらしくユニークに行いたいという思いから、第一段階は新しい建物をすぐに建てず、ビルの解体途中(2018年8月〜2021年9月)を公園にするという実験的な試みを実施した。
その後、第二段階の解体・新築工事を再開し、2024年8月に建物が竣工した。
銀座の標準的な建物の半分ほどの高さにあえて低く構えることで、集積率の高い都会の中に余白と新しい景観を生み出している。
名称: Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)
所在地: 東京都中央区銀座5丁目3番1号
フロア構成: 地上5階、地下4階
敷地面積: 707.42m2
延床面積: 4,357.49m2
高さ: 33.9m