【JR東日本】10 年以内にタッチしない改札の実現を目指す【実証実験スタート】

JR 東日本は、「改札はタッチするという当たり前を超える」を実現するため、様々な方式でウォークスルー改札の検討を進めてきた。

その一環として、2025 年秋頃、上越新幹線の新潟駅と長岡駅に顔認証技術を用いた改札機を設置し実証実験を行う。

Suica のタッチをなくすことで両手に大きな荷物を持っていたりベビーカーを利用している乗客の通過の利便性を向上させる。

新幹線においては、今回の実証実験の結果を受け、今後顔認証による実証実験の対象を拡大していく。

ウォークスルー改札の実現に向けては、顔認証以外にも様々な方式を検討しており、2027 年春頃には顔認証以外の技術を活用し、在来線で実証実験を行い、今後 10 年以内にウォークスルー改札の実現を目指すという。

(▼JR東日本リリースより)

実証実験の概要
(1)実施時期︓2025 年秋頃~2026 年春頃(予定)
(2)実 施 駅︓新潟駅新幹線東改札、長岡駅新幹線改札 各駅に 1 通路、顔認証改札機を設置
(3)対 象 者︓新潟駅と長岡駅の間の新幹線定期券(Suica FREX または Suica FREX パル)を持つ乗客を対象にモニター参加者を募集
(4)主な評価項目︓
① 改札機における顔認証技術そのものの精度確認
② 機器設置環境(照度、カメラ角度、温湿度環境等)に関する実証確認
③ 改札機を通過する「歩行者の速度」「カメラと歩行者の距離」や改札機と顔認証センサーの連動確認等
(5)共同開発者︓
JR 東日本メカトロニクス株式会社(本社︓東京都渋谷区、代表取締役社長︓太田 朝道)
日本電気株式会社(本社︓東京都港区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO︓森田 隆之)
パナソニック コネクト株式会社(本社︓東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント CEO:樋口 泰行)
(6)そ の 他︓
・実証実験の詳細やモニター参加者の募集方法等については、2025 年夏頃のご案内を予定
・顔画像を含む個人情報は、JR 東日本の個人情報取り扱いに関する基本方針に基づきJR 東日本が適切に管理